を読了。職業柄、今更ながらといえば今更ながらなのですが、何かを体系的に調べるための「図書館の活用法」を説明した本です。知らないことも多々ありました。
特に、興味深いと感じた点は
1) テーマに関連する書籍の調べ方(特に体系的に)
2) 論文を作成する際の手順(具体的に文学関連の論文作成過程)
3) 日本の研究者が類似の研究について調査が不十分な傾向があるという指摘
などでした。報告書の作成にあたり参考になる書籍です。リサーチャーはもちろん、全ての学生・社会人もこれを知っているのと知らないのでは、大きく「収入」と「効率」が変わると思います。
ちなみに、歩く「検索エンジン」になるには、「日本の参考図書」「年刊参考図書解説目録」(日外アソシエーツ)などを常に読んで、どのようなリソースが存在するかに気を配ることが必要です。 大変ながら・・・(笑)