同紙(2011年12月15日・22日合併号)、「2012年の業界予測-海外進出支援事業者」というコーナーで掲載いただきました。ありがたいことです。
以下、記事本文(テキスト)です。ご笑覧いただけましたらうれしいです。
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日本産品の販売は苦戦
WIPジャパン 代表取締役 上田輝彦ジェームズ
■ 2012年のEC市場・ネット業界はどうなるか?
海外のEC市場もアジアを中心に急速に伸びています。
ただ気がかりなのは越境ECで、原発事故の影響から日本産品の輸出が非常な苦戦を強いられていることです。
海外消費者の日本産品に対する不安感は僅かながら減少しつつあるものの、まだ中国・台湾を筆頭に世界的に根強いものがあり時間がかかるのは避けられません。
対策としては、商品の放射能検査等を実施する等少しでも不安感を払拭するコンテンツを徹底的に発信すること、海外のファンを発掘・活用することでしょう。
■ 2012年に力を入れていくことは何か?
海外リサーチ力、言語運用力の強みを活かして、海外向けの自社通販、クライアントのEC構築運用、TV通販・ネット広告・市場調査・物流も含めたマーケティング支援、コンサルティングに力を入れていきます。
対象市場は中国市場をメインに据えながらも海外全般を狙います。日本経済は内需と外需が車の両輪。東北産品の海外向け通販を通じて復興にも一役を担いたいと考えています。