今日2月14日は重要な日です。日本男児なら・・・わかりますね。
そうです!
平将門公が亡くなった日です (爆)
バレンタインデーなんぞではありません。家族からもらえないなどと嘆いている日ではないんです(泣笑)
日本史に燦然と輝く革命家の逝去日なんです。
ということで、今日は将門公の話しにします (爆)
平安時代、朝廷は、国司(中央政府が任じる県知事みたいなもの)に対し、その土地の行政を任せるかわりに、貢物を京に送ることを求めるようになりました。
そこに、出世欲と贈収賄も絡み、収入を増やすことに執心する国司が現れ、過酷な取立てが各地で行われるようになりました。
日本史の教科書等で必ず登場する古文書「尾張国郡司百姓等解文」では圧政で悪名高い藤原元命(もとなが)が郡司や農民から朝廷に訴えられています。
そんな時代背景の中、関東で大人気だったのが平将門公。
将門記や海音寺潮五郎さんの小説では、権威主義を嫌い、仁義を重んじ、困っていたり苦しんでいたりする人を見ると放っておけず、彼らを助けるために体を張る正義感あふれる人として描かれています。
困っている大衆に愛され頼られ、やむにやまれず国府を占領、腐った中央政府から独立した国を作ろうとした革命家。
NHK大河ドラマ「風と雲と虹と」(1976年放映)を観ると、深く共感するところ多々あります。家人の名前も同じでしたし・・(笑)
このドラマでは、独立国家はこのように作られるのか、ということも理解できます。
英国本国の徴税権から離脱をかけたアメリカ合衆国独立戦争も基本的にはこのようなものではなかったでしょうか。
平清盛もいいですが、独立国を作りたくなったら(笑)平将門に学びましょう。
ちなみに、上記ドラマは合計52話。前半少々退屈です(苦笑)。特に最初4、5話は飛ばしてもいいかと思います、というか、飛ばしたほうがいいです。後半になればなるほど面白くなってきます。
珍しく吉永小百合さんが汚れ役で登場!最近お亡くなりになった緒形拳さん、峰岸徹さん、大岡越前の大岡忠相役・加藤剛さん、徳川吉宗役・山口崇さん、水戸黄門の黄門役(第2代)・西村晃さん、(第3代)・佐野浅夫さんも登場しています。