最近話題に挙がるSNEP。「Solitary Non-Employed Persons」の略らしい。
「孤立無業者」と訳され、2006年時点で約112万人、2011年時点で162万人。20~59歳の未婚で無就業(学生以外)で孤立している人(家族のみ一緒)の意味らしい。
その後もおそらく増えているだろう。年間10万人ずつ増加だとすると、2013年の現時点で約180万人。国民約70人のうち一人がSNEPということになる・・・(悲)
話は一転。世界には今でも悪魔払いをする呪術師(シャーマン)がいるが、例えばスリランカの悪魔祓いの儀式では、無気力になり仕事に行きたくない男性、登校拒否の少年、原因不明の病の人など色々な症状の人に対し、呪術師(シャーマン)が徹夜で大々的なパフォーマンスを施す。
親戚や近所の人たちでごった返す中、最初は太鼓から始まり、夜明けころには漫才でみんなが大笑いをするような状態になる。そしていつの間にか患者も笑い体調が良くなっているという。
シャーマンは「悪魔は孤独な人間に訪れる」と言う。今の世の中、孤独な人で溢れている。人と人のつながりこそが生命の活力源だということを私たちはもっと意識する必要がありそうだ。