デイビッドストーマ―さん 追悼

WIPジャパン社員の千種デイビッドストーマ―さんが急逝した(泣)享年59歳、来週で還暦となるはずだったのに・・

2003年頃から翻訳の協力先としてお手伝いいただき、2005年5月に入社、以降、数千万字という単位で英訳案件に携わり、英語に関してWIPのまさにアンカーだった

NZ北島出身、いつも明るくて優しくて謙虚な性格で、日本が大好き、写真が大好きのデイビッドさん、個展も思い出します 本当にお世話になりました

デイビッドさんと出会えたこと、デイビッドさんと仕事ができたことに改めて心から感謝

治療先のバンコクの病院にて穏やかで安らかな最期だったとのこと、どうかどうか安らかにお眠りください Rest in peace.

デイビッドさんの作品(写真)はこちら
https://www.flickr.com/people/davidchigusa/

一生に 日本開催 一度だけ

ラグビーW杯・NZ対南ア戦 来た〜 最高!嬉しい!サッカーでいえば、ブラジル対ドイツという感じだろうか。最初、南アが押していたが、ペナルティキックの失敗から少し流れが変わった。さすがオールブラックスという試合。

NTTの5Gも素晴らしい。フィールドの選手情報もダイレクトに表示され、レフェリーの目線カメラも含めていろんな視点から中継を切り替えることができる。

ずっと強豪国で開催されてきた大会が日本にやってきた背景には、オックスフォード大ラグビー部の「ブルー」、つまり一軍レギュラーであった日本人・奥克彦さん(外交官)の活躍があったらしい。不可能と思われたW杯日本開催に挑戦しようと言い出した彼は、開催決定時にはテロのためにイラクの露となっていた。改めて奥さんのご冥福をお祈りしたい。

自由な貿易と経済連携を進めるには相手国の現状を知る必要あり

総務省からの請負案件「諸外国の情報通信分野に係る、外資規制、政府保有株等に関する調査研究」が完了しました。

こちらも担当者の皆さん、お疲れ様でした ~(-o- )~

日本のEPA交渉相手候補国の電気通信分野・放送分野市場参入に関する動きについて、以下の国・地域を対象に情報収集・分析を行いました。

・北米地域(米国、カナダ及びメキシコ)
・欧州地域(EU及び全EU加盟国)
・その他欧州地域(EU非加盟国)(スイス及びロシア)
・オセアニア地域(オーストラリア及びニュージーランド)
・アジア地域(中国、韓国、香港、台湾、モンゴル、インド、シンガポール、フィリピン、タイ、インドネシア、マレーシア、ブルネイ、ベトナム、ミャンマー、ラオス、カンボジア)
・中東地域(サウジアラビア、バーレーン、クウェート、オマーン、カタール、アラブ首長国連邦)
・南米地域(ブラジル、チリ、コロンビア、ペルー、ウルグアイ、パラグアイ、ベネズエラ及びアルゼンチン)

TPP(環太平洋パートナーシップ)協定への参加や日EU・EPA(経済連携協定)の交渉開始について検討が行われている中、今後の交渉に早急かつ効果的に対処するための基礎資料として活用されるといいですね。

インターネットを活用した遠隔教育はどこまで進んでいるか?

文部科学省からの委託事業「ICTの活用による生涯学習支援事業(国外における実態調査)」完了。

担当者の皆さん、お疲れ様でした ~(-o- )~

対象国は、米国、カナダ、韓国、シンガポール、台湾、香港、オーストラリア、ニュージーランド、の8か国。

インターネット、Eラーニング、遠隔教育等を活用することで、国民が一生涯学べる環境をどれだけ確保できるものでしょうか?

有識者にもご協力いただいて、海外の「先進国」と評価されている上記8か国でどのように対処しているのか、どのようなユニークな施策が存在するのか、どこまで遠隔教育が進んでいるか、という観点から調査を行いました。

今後、国として、どのような生涯学習のしくみを作っていくか、参考の一助になることを願っています。

世界の住みやすい都市ランキング(2011年)

現在、世界で最も住みやすい都市はどこでしょう? 2011年ランキングをメモしておく。

1位 バンクーバー (カナダ)
2位 メルボルン (豪州)
3位 ウィーン (オーストリア)
4位 トロント (カナダ)
5位 カルガリー (カナダ)
6位 ヘルシンキ (フィンランド)
7位 シドニー (豪州)
8位 バース (豪州)
9位 アデレード (豪州)
10位 オークランド (NZ)

(出典:The Economist, Economist Intelligence Unit)

あの”The Economist”「エコノミスト」誌の調査部門が評価したものだが、やたらカナダと豪州が多い!(笑)

かの調査部門の好みなのか・・・「住みやすさ」の評価は当然個人によって違うが、民族的にも違うかもしれない。

ちなみに、「治安」「医療」「教育」「文化と環境の良さ」「社会インフラ」等の項目が重視され、比較的人口密度の低い小都市に有利だと思われる。そういえば幸福度日本一もわが故郷・福井。確かに共通点あり(笑)


バンクーバー

個人主義国 VS 集団主義国 世界ランキング

0803973241
Culture’s Consequences: Comparing Values, Behaviors, Institutions, and Organizations

上記書籍(Hofstede著・2001)の統計に、世界のindividualism(個人主義)とcollectivism(集団主義)ランキングがあります。

individualism(個人主義)国 トップ8は・・・

1. 米国
2. 豪州
3. 英国
4. オランダ
5. カナダ
6. ニュージーランド
7. イタリア
8. ベルギー

collectivism(集団主義)国 トップ8は・・・

1. グアテマラ
2. エクアドル
3. パナマ
4. ベネズエラ
5. コロンビア
6. インドネシア
7. パキスタン
8. 中国

確かに、南米を中心に家族とのつながりを重視する国が並んでいます。

ちなみに、日本はおおよそ中間ぐらい。個人主義と集団主義がほどよくブレンドされているということでしょうか・・・?

マーケティング的に重要なキーワードは、

- 個人主義の国: プライバシー、自立、ユニークさ(独自性)、パーソナライズ

- 集団主義の国: コミュニティ、グループ、家族、シンボル、ロイヤルティ、帰属意識

となりそうです。

(2007.8調整分再掲)