日本人は○○に目が行く傾向あり

Amazonレビュー評価にお国柄が出るという面白い記事に首肯した。ある製品にAという長所とBという短所があるとすると、

「Bは悪いがAは良い。だから5点評価」というのが米国、イタリア、英国、豪州、カナダ

「Aは良いがBが悪い。よって4点評価」というのが日本、フランス

長所に目が行くか、短所に目が行くか。日本人には確かに短所に目が行く人が多い。他人の短所にも自分の短所にも(笑)

ちなみに、もちろんこの傾向は必ずしも短所ではなく長所にもなりえる。

(記事出典:家電批評 2019.2、p33)IMG_6036

少数言語の絶滅を救う日本人

豪州・アボリジニの少数言語の一つ・ワルング語の最後のたった一人の話者の引継ぎ手になった日本人の記事に興味を惹かれた。

「アボリジニの言葉に再び命を吹き込んだ日本人」
http://jvtacademy.com/blog/co/one/2012/09/post-13.php

「私がワルング語を話す最後の者だ。私が死ねば、この言葉も死ぬ。私の知るすべてをお前に教えるから、しっかりと残してほしい。(I am the last one to speak Worrongo. When I die this language will die. I will teach you everything I know, so put it down properly. )」という最後のネイティブの言葉を守った日本人(角田さん)がいることに驚きと誇りを感じる。

そういえば、豪州・エアーズロック(ウルル)がつい先日登山禁止になった。私は登っていないが、先住民にとって聖地なので、もっと早くに禁止して良かったのではないかと思う。

7年前のちょうど今頃、登山口に来たら「登るな」と言わんばかりに急に強風になったことを思い出す。撮ったら、なぜか頭が青みがかって不思議な感じだった。

偶々机上を整理していたら当時先住民から買わせていただいた絵が出てきたので、メモを兼ねてアップすることに。

ウルル
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海外で最も日本語学習が盛んな国はどこでしょう?

学習者数では韓国(89万人)と中国(39万人)ですが、人口比ではオーストラリアがトップ。

その比は50人に1人で、オーストラリアにおける好感度の高い国としてニュージーランド、英国に次ぎ日本は第3位。日本のポップカルチャー、特にアニメや漫画などへの関心が若者の間に高いことも動機になっているそうです。

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今世紀最大の日本の友好国(同盟国)として「豪州」を挙げる人も増えています。今後、益々両国の関係は緊密になっていくでしょう。

まさに「言語を通して世界の平和を」(パックスムンディペルリンガス*)。お互いの言語を通して世界の人同士がもっと友好になりますように。

* 京都外国語大学の建学精神

外国人のための英語でわかるはじめての日本語
外国人のための英語でわかるはじめての日本語

海外で働く場合、年金はどうなる?

国境を越えて働く人が今後ドンドン増えていきます。海外で働く場合、原則、現地国の社会保障制度に加入しなければなりませんが、年金はどうなるのでしょう。

日本は社会保障協定を14か国と結んでいます。年金保険料の二重払い防止、加入期間の通算が認められています。

社会保障協定(保険料の二重負担防止および年金加入期間の通算)を結んでいる国はドイツ、アメリカ、ベルギー、フランス、カナダ、オーストラリア、オランダ、チェコ、スペイン、アイルランド、ブラジル、スイス。

社会保障協定(保険料の二重負担防止のみ)はイギリス、韓国、(発効準備中の)イタリアとなっています。

自分はどうなる?と思った方、正確な情報は、日本年金機構へ http://www.nenkin.go.jp

以下、ニュースリリースです。 ////////////////////////////////////////

WIPジャパン、日本年金機構「諸外国の年金関連カスタマーサービスに係る調査」を受託
~ 外国人にも対応できる年金サービスを考える ~

グローバルビジネス支援サービスを提供するWIP(ウィップ)ジャパン株式会社(本社:東京都千代田区)はこのたび、日本年金機構の「諸外国の年金関連カスタマーサービスに係る調査」を受託しました。(2013年1月10日付)

国境を越えて働く人が世界的に増加しています。日本でも外国人登録者数は、1991年の122万人から2011年時点で208万人となり、20年間で7割も増えています[1]。内、外国人労働者数も、2007年10月外国人雇用状況の届出が義務化されてからの4年間で20万人も増え、2011年には69万人となっています[2]。

海外で働く場合、現地国の社会保障制度に加入する必要がありますが、母国と現地国の保険料を二重に負担しなければいけないケース、年金を受け取るためには一定期間現地国の年金に加入しなければいけないために保険料の掛け捨てになってしまうケース等が生じています。

こうしたケースを防ぐために、日本は14カ国(2013年1月16日現在、)と協定[3]を結んでおり、日本国内に住所を持つ20歳以上60歳未満の外国人にも公的年金に加入する義務があるため[4]、年金事務所等での外国人に対するカスタマーサービスの必要性が高まっています。

そこで、今後、公的年金業務の運営を委託された日本年金機構が、外国人に対するカスタマーサービス向上をどのように行っていくべきかを検討するため、各国の年金事務実施機関のカスタマーサービスについて調査を行うこととなりました。

調査対象国は、社会保障協定締結国でもあり、国内に外国人を比較的多く抱えるアメリカ合衆国、ブラジル、フランス、韓国、オーストラリアの計5か国。

具体的には、どのように年金対象者を把握し、保険料を徴収し、年金額の支払をしているか、また、どのようなIT活用を行っているか、窓口対応、納付記録の提供方法等、事務処理・カスタマーサービスについて調査を行います。

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[1] http://www.moj.go.jp/index.html (法務省)
[2] http://www.mhlw.go.jp/ (厚生労働省)
[3] 社会保障協定(保険料の二重負担防止および年金加入期間の通算)を結んでいる国はドイツ、アメリカ、ベルギー、フランス、カナダ、オーストラリア、オランダ、チェコ、スペイン、アイルランド、ブラジル、スイス、社会保障協定(保険料の二重負担防止のみ)はイギリス、韓国、(発効準備中の)イタリアとなっている。
[4] http://www.nenkin.go.jp/ (日本年金機構)

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■WIPジャパン株式会社について:
2000年に設立されたWIPジャパン株式会社は、諸外国リサーチ全般、海外マーケティングコンサルティング、多言語翻訳などのグローバルビジネス支援(Global Business Support:GBS)サービスを提供しています。顧客には、多言語で様々な情報を発信・伝達・入手する必要のある約4千社以上の企業、政府組織、研究機関が含まれます。
http://japan.wipgroup.com/
東京本社 102-0093 東京都千代田区平河町1-6-8 平河町貝坂ビル
Tel: 03-3230-8000 Fax: 03-3230-8050  
本件問い合わせ先: 情報事業本部・片平

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グッダイマイト! オーストラリア英語

都市部や若い世代で強い方言が見られなくなってきた豪州ですが、まだまだオージーイングリッシュと呼ばれる英語は健在でした。

歴史的にイギリスの影響が強く、文法・スペリング・発音もイギリス英語がベースとなっています。

独特の口語も多く、発音ではA (エー)を「アイ」と発音するなどの特徴があります。

例えば、8=アイト、Sunday=サンダイ、駅=スタイション等々。

Good day, mate! (グッダイマイト!) と挨拶すればもうあなたは豪州人! 因みに男性言葉です~

自由な貿易と経済連携を進めるには相手国の現状を知る必要あり

総務省からの請負案件「諸外国の情報通信分野に係る、外資規制、政府保有株等に関する調査研究」が完了しました。

こちらも担当者の皆さん、お疲れ様でした ~(-o- )~

日本のEPA交渉相手候補国の電気通信分野・放送分野市場参入に関する動きについて、以下の国・地域を対象に情報収集・分析を行いました。

・北米地域(米国、カナダ及びメキシコ)
・欧州地域(EU及び全EU加盟国)
・その他欧州地域(EU非加盟国)(スイス及びロシア)
・オセアニア地域(オーストラリア及びニュージーランド)
・アジア地域(中国、韓国、香港、台湾、モンゴル、インド、シンガポール、フィリピン、タイ、インドネシア、マレーシア、ブルネイ、ベトナム、ミャンマー、ラオス、カンボジア)
・中東地域(サウジアラビア、バーレーン、クウェート、オマーン、カタール、アラブ首長国連邦)
・南米地域(ブラジル、チリ、コロンビア、ペルー、ウルグアイ、パラグアイ、ベネズエラ及びアルゼンチン)

TPP(環太平洋パートナーシップ)協定への参加や日EU・EPA(経済連携協定)の交渉開始について検討が行われている中、今後の交渉に早急かつ効果的に対処するための基礎資料として活用されるといいですね。

インターネットを活用した遠隔教育はどこまで進んでいるか?

文部科学省からの委託事業「ICTの活用による生涯学習支援事業(国外における実態調査)」完了。

担当者の皆さん、お疲れ様でした ~(-o- )~

対象国は、米国、カナダ、韓国、シンガポール、台湾、香港、オーストラリア、ニュージーランド、の8か国。

インターネット、Eラーニング、遠隔教育等を活用することで、国民が一生涯学べる環境をどれだけ確保できるものでしょうか?

有識者にもご協力いただいて、海外の「先進国」と評価されている上記8か国でどのように対処しているのか、どのようなユニークな施策が存在するのか、どこまで遠隔教育が進んでいるか、という観点から調査を行いました。

今後、国として、どのような生涯学習のしくみを作っていくか、参考の一助になることを願っています。

日本人はもっと多様な生き方をしていいんじゃないか

旅に出よう―世界にはいろんな生き方があふれてる
旅に出よう―世界にはいろんな生き方があふれてる

若い夫婦が自由に5年間海外で旅をしながら暮らしてみました!というジュニア向けのユニークな本。旅に出たくなること請け合いだ。

西豪州、インドネシア・レンバタ島、ミャンマー・タイ国境地帯、中国・昆明、上海、イラン、スイスで出会った人々を通じて、都度感じたこと考えたことをわかりやすく書いている。

改めて、世界の人々の暮らしは思った以上に多様だ。日本でいう「普通の生き方」は、そんな色んな生き方に比べて、全然「普通」ではないということ、さらに何より、お金がなくても5年間世界を旅することができると実証してみせているところがこの本の一番の魅力だと思う。

日本人はもっと自由に多様な生き方をしていいんじゃないか。そう背中を押してくれる。

いかに外国の法令を調べるか? ネット編

インターネット法情報ガイド
インターネット法情報ガイド

日本はもちろんだが、韓国、北朝鮮、中国、台湾、タイ、英国、フランス、ドイツ、オーストリア、スイス、スウェーデン、ポーランド、ロシア、EU、米国、カナダ、ブラジル、豪州、アフリカ、中東、各種国際機関の情報源が整理されている。

ここまで来ると、あの国かの国まで欲しくなるが、いやいや、それは欲張りすぎというもの。うちにとっては実にありがたくて便利です。m(_ _)m

スポーツ団体の不祥事は減るだろうか・・

文部科学省からの委託調査「スポーツ政策調査研究(ガバナンスに関する調査研究)完了。

担当者の皆さん、お疲れ様でした ~(-o- )~

対象国は、米国、英国、豪州、カナダ、インド。

昨今、大相撲をはじめ色んなスポーツ団体の不祥事が話題に挙がることが増えています。一体、海外ではどうやって対処しているのでしょう?

外務専門家を招いて研究会を3回にわたり実施、5か国におけるスポーツ団体に対する監督庁の監督体制を整理、競技統括団体の認定スキームに着目、認定する上で当団体のガバナンス強化がどのように図られているか、という観点から調査を行いました。

今後、国としてこうした団体をどう監督し、どのようなガバナンス強化を図ってもらうのか、参考の一助になることを願っています。

世界の住みやすい都市ランキング(2011年)

現在、世界で最も住みやすい都市はどこでしょう? 2011年ランキングをメモしておく。

1位 バンクーバー (カナダ)
2位 メルボルン (豪州)
3位 ウィーン (オーストリア)
4位 トロント (カナダ)
5位 カルガリー (カナダ)
6位 ヘルシンキ (フィンランド)
7位 シドニー (豪州)
8位 バース (豪州)
9位 アデレード (豪州)
10位 オークランド (NZ)

(出典:The Economist, Economist Intelligence Unit)

あの”The Economist”「エコノミスト」誌の調査部門が評価したものだが、やたらカナダと豪州が多い!(笑)

かの調査部門の好みなのか・・・「住みやすさ」の評価は当然個人によって違うが、民族的にも違うかもしれない。

ちなみに、「治安」「医療」「教育」「文化と環境の良さ」「社会インフラ」等の項目が重視され、比較的人口密度の低い小都市に有利だと思われる。そういえば幸福度日本一もわが故郷・福井。確かに共通点あり(笑)


バンクーバー

旅行新聞(2011.07.01) もう一つの掲載記事

WIPジャパンが5月に実施した在外外国人の意識調査(自主調査)を、旅行新聞が採り上げてくださいました!

少しでもお役に立てればうれしいです。\(^O^)/

以下、記事本文です。

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日本への渡航抵抗65%
WIPジャパン
外国人意識調査5月

WIPジャパンが5月14-18日に行った在外外国人への意識調査によると、「日本への渡航に抵抗がある人」は65%となり、4月調査時の7割強からはすくなくなってきたことが分かった。

インターネットを使い、イギリス、ドイツ、フランス、台湾、中国、オーストラリア、アメリカ、シンガポールの計8ヶ国1600人に調査した。

「日本への渡航に抵抗がありますか」という問いでは、全体で65%の人が抵抗があると答え、特にドイツ、フランスなど欧州では抵抗感が高かったが、4月調査時よりは減少傾向にある。

「抵抗を感じる理由」では、一番多い40%の人が放射能をあげ、「日本滞在時にほしい情報」でも放射線量をあげる人が37%と最も多かった。

「地図上での福島原発の位置認識」では約40%の人が正確に認識しているが、24%の人が東京を選んだ。特に欧州では福島原発が東京にあるとの誤認が多かった。*

「放射能の影響でどのくらいの範囲で危険を感じるか」との問いでは、30キロが16%、1500キロが16%、500キロが13%、1千キロが10%と続く。

中国や台湾では、日本全国を網羅する1500キロをあげる人がそれぞれ32%、24%と最も多く、放射能による影響意識が極めて高かった。

* ちなみに、設問では地点を表す●表示のみで、「東京」という地名を表示しているわけではないことにご留意下さい(上田)

海外の7割が訪日に抵抗感あり!原発事故位置もあまりわかっていない

ニュースリリースです

海外の7割が訪日に抵抗感、
福島原発位置の認知度や放射線の影響範囲意識に各国差

-WIPジャパン、「海外における東日本大震災に関する知識・意識の把握」自主調査を実施-

2011年04月28日
WIPジャパン株式会社

グローバルビジネス支援サービスを提供するWIP(ウィップ)ジャパン株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役:上田輝彦、以下、WIPジャパン) は、東日本大震災に対する在外外国人の認識について調べるため、4月14日~18日、海外8か国でインターネット調査を実施し、下記のような結果が明らか になりました。

■ 調査概要

  • 調査手法: インターネット調査
  • 対象国: イギリス、ドイツ、フランス、台湾、中国、オーストラリア、アメリカ、シンガポール(8か国)
  • 回答者属性: 一般男女/18~29歳、30~39歳、40歳以上
  • 回答者数: 1,615人(各国200~205人)
  • 実施時期: 2011年4月14日~18日
  • 調査内容: 訪日意向、訪日に抵抗を感じる理由、原子力発電所の位置の認知度、放射線/放射能の影響範囲意識、日本滞在時にほしい情報

■ 調査結果のポイント

  • 回答者数全体の7割が訪日に抵抗感、特に欧州で顕著
  • 訪日に抵抗を感じる理由は「放射能・放射線」、次いで「地震」「津波」「停電」
  • 福島原発位置の認知度はドイツが高い、台湾・イギリス・フランスは東京との誤認も多い
  • 放射線の影響範囲意識は中国・台湾が極めて高い
  • 滞日時、放射線量の情報提供は不可欠、福島原発からの距離など固定的情報ニーズも高い

詳細は下記、調査レポート(PDF)をご覧ください。
http://japan.wipgroup.com/about-us/wip-japan/pressreleases/110428/shinsai-report.pdf


参考資料:調査レポート(抜粋)

【訪日意向】

設問1.今、日本に渡航することに抵抗がありますか?(SA:単一回答)

回答者数全体の7割が訪日に抵抗を感じている。特に欧州で抵抗感が顕著

  • 全体の77%が日本に渡航することに抵抗が「非常にある」「少しある」。
  • 特に欧州は3か国すべて「非常にある」が全体平均(44%)より高く、「少しある」という回答より多い。
  • 台湾を除くアジアは、「非常にある」が全体平均(44%)より低く、「少しある」という回答より少ない。

【訪日に抵抗を感じる理由】

設問2.日本に渡航することに抵抗が「非常にある」または「少しある」と答えた方はその理由を教えて下さい。(MA:複数回答)

訪日に抵抗を感じる理由は「放射能・放射線」、次いで「地震」「津波」「停電」

  • 「放射能・放射線」に特に抵抗を感じているのは、フランス(43%)、ドイツ(42%)、台湾(40%)、中国(39%)。
  • オーストラリア(29%)は「地震」に対する抵抗感が他の国に比較して相対的に高い。

【原子力発電所の位置の認知度】

設問3.日本の地図を見て下さい。 3月に起きた原子力発電所事故の場所は以下のうちどこだと思いますか?(SA:単一回答)

ドイツが福島原発の位置を最も認知、台湾、イギリス、フランスは東京との誤認も多い

  • 認知度が最も高いのはドイツ(64%)。最も低いのはアメリカ(37%)。
  • 台湾(27%)、イギリス(26%)、フランス(25%)は福島原発が東京にあるという誤認が特に目立つ。
  • 「わからない」という回答が他の国に比較して多いのはシンガポール(30%)、オーストラリア(26%)、アメリカ(22%)。

【放射線/放射能の影響範囲意識】

設問4.正解は同心円の中心です。放射線/放射能の影響によりどのくらいの範囲で危険だと 感じますか?日本地図上の同心円の中から選んで下さい。(SA:単一回答)

中国、台湾で放射線による影響範囲意識が極めて高い

  • 中国(36%)、台湾(31%)は沖縄除く日本全国に影響が及んでいるという回答が最も多い。
  • 残り6か国は原発周辺のみ危険だと感じる回答が最も多い。

【日本滞在時にほしい情報】

設問5.日本のある地点に行くと仮定すると、その地点の放射線/放射能に関して、 どのようなデータがあってほしいと思いますか?(MA:複数回答)

放射線量の情報提供は不可欠、風向きよりも距離という固定的情報ニーズが高い

  • フランス(41%)は放射線量の情報ニーズが特に高い。
  • オーストラリア(35%)は放射線量よりも距離の情報ニーズが高い。

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■ WIP ジャパン株式会社について

WIPジャパン株式会社は、海外調査・マーケティング・多言語翻訳などのグローバルビジネス支援サービス(Global Business Service・GBS)を提供しています。顧客には、多言語で情報を伝達・入手する必要のある企業、政府組織、研究機関が含まれます。また、同社は、日 本で唯一自社ドメインショップ型の多言語多通貨対応ショッピングカート「マルチリンガルカート」をASPで提供しています。

本件についてのお問合せ先

WIPジャパン株式会社 担当:第2情報事業部 清水民絵(しみずたみえ)
〒 102-0093 東京都千代田区平河町 1-6-8 平河町貝坂ビル
東京本社  Tel:03-3230-8000 Fax:03-3230-8050

ASCII.jp x WebProfessional に掲載されました!「こんなに違う、海外の国別SEO/SEM事情]

海外向けのWebサイトを展開するときも、Webマーケティングの中心となるのはSEO(検索エンジン最適化)/SEM(検索エンジンマーケティング)です。ただし、検索エンジンのトレンドは国によって異なるので、ターゲットとする国によって検索エンジン対策を変える必要があります。

検索エンジンの世界シェア概況

大まかに言えば、欧米圏ではほとんどの国でGoogleが80~90%という圧倒的なシェアを有していますが、中国・韓国・ロシアなど新興国と呼ばれる国々では、自国発祥の検索エンジンが強い支持を受けています。

特筆すべきは、英語使用国ではいずれもGoogleのローカル版がGoogle.comのシェアを上回っている点です。

具体的には、イギリス、カナダ、オーストラリア、ニュージーランド、シンガポールで現地ユーザー向けに設計されたGoogleのローカル版は、それぞれGoogle UK(76.5%)、Google Canada(72.7%)、Google Australia(72.6%)、Google New Zealand(76%)、Google Singapore(65.3%)と高いシェアを有しています。

SEO、SEM戦略における注意点

欧州、北米、南米では、Googleの寡占化が進んでいるのでGoogle向けのSEO/SEMを最優先とします。

特に、英語版Webサイトを制作する際は、どの国のユーザーに照準を絞るのかを決めて、その国のローカル版Googleに焦点を合わせたSEO、 SEM対策を実施する必要があります。加えて、HTMLやPHPファイルを保存するWebサーバーも、ターゲット国での検索ランキング上昇に有効なものを選択することが重要です。

また、特定ユーザー層にターゲットを合わせた海外SEO、SEM戦略については、当該国の言語事情や階層別ネット利用動向も考慮して実施しなくてはなりません。

たとえば、22の公用語があるインドではGoogle Indiaが現在9言語をサポートしていますが、ネットのさらなる普及に伴い、今後サポートされる言語はさらに増える可能性があります。その言語は何語なのか、言語話者はどんな志向を持っていて、どんなサービスに興味があるのか、といった視点を持つことが肝要です。

また、ブラジルのインターネット利用者は、所得・教育・所有物水準に応じて5つの階層に区分され、階層によってネットアクセスの頻度や環境が異なっています。このような市場では、階層ごとのネット利用傾向に対応した戦略が欠かせません。

世界的に見ても、富裕層から中間層へとユーザー層は拡大する傾向にあるので、どの階層がネットにアクセス可能なのか、情報を常にアップデートしましょう。

もちろん、中国やロシア、中東各国など、その他の多人口・複数民族の新興国への展開においても同様の視点が必要です。

http://ascii.jp/elem/000/000/577/577473/

2010 World’s Best Cities Top 10


米国の旅行雑誌「Travel + Leisure」によると、米国旅行業界の視点から見た2010年世界の都市ランキングトップ10はこちら。

1. Bangkok バンコク (タイ)
2. Chiang Mai チェンマイ (タイ)
3. Florence フィレンチェ (イタリア)
4. San Miguel de Allende サンミゲルデアジェンデ (メキシコ)
5. Rome ローマ (イタリア)
6. Sydney シドニー (豪州)
7. Buenos Aires ブエノスアイレス (アルゼンチン)
8. Oaxaca オアハカ (メキシコ)
9. Barcelona バルセロナ (スペイン)
10. New York ニューヨーク (米国)

ある作業をしていて面白かったのでメモ。参考:同誌2010年8月号(遅ればせながら・・)

個人主義国 VS 集団主義国 世界ランキング

0803973241
Culture’s Consequences: Comparing Values, Behaviors, Institutions, and Organizations

上記書籍(Hofstede著・2001)の統計に、世界のindividualism(個人主義)とcollectivism(集団主義)ランキングがあります。

individualism(個人主義)国 トップ8は・・・

1. 米国
2. 豪州
3. 英国
4. オランダ
5. カナダ
6. ニュージーランド
7. イタリア
8. ベルギー

collectivism(集団主義)国 トップ8は・・・

1. グアテマラ
2. エクアドル
3. パナマ
4. ベネズエラ
5. コロンビア
6. インドネシア
7. パキスタン
8. 中国

確かに、南米を中心に家族とのつながりを重視する国が並んでいます。

ちなみに、日本はおおよそ中間ぐらい。個人主義と集団主義がほどよくブレンドされているということでしょうか・・・?

マーケティング的に重要なキーワードは、

- 個人主義の国: プライバシー、自立、ユニークさ(独自性)、パーソナライズ

- 集団主義の国: コミュニティ、グループ、家族、シンボル、ロイヤルティ、帰属意識

となりそうです。

(2007.8調整分再掲)