大変なレベルになっている。ロシアの天然ガスパイプライン(ドイツ向け)が「定期点検」を理由にストップ。点検が終わる予定は7月21日。それ以降も止まると、お金をもらえなくなるロシアも困るが、ドイツが大変なことになり、ドイツ経由でフランスも困ってしまう。点検終了予定日の翌日・7月22日、欧州が騒然となるかもしれない。
カテゴリー: EU・欧州
「欧州留学フェア2014」開催
本日金曜日から2日間(5/16~17)明治大学にて、日曜日(5/18)は同志社大学にて、「欧州留学フェア2014」開催。
約60の高等教育機関が出展。おススメの伊ボローニャ大の担当者も来日。私も覗きに行こうと思います。
昨年の様子
景気動向をどのように把握するか
弊社が受託した内閣府調査案件
「諸外国等における景気動向把握の方法に関する調査」 2013.3
随分と遅ればせながら、担当者の皆さん、ご協力いただきました学識経験者の皆さま、お疲れ様でした ~(-o- )~
景気動向を迅速に把握し、的確な情勢判断を行うことは、適切な経済財政政策の運営に不可欠です。
内閣府経済社会総合研究所では、景気観測と予測を目的として景気動向指数(コンポジット・インデックス(CI)及びディフュージョン・インデックス(DI))の作成及び公表を行っていますが、景気動向をどのように捉えるのか、その方法は国や機関により様々です。
海外ではどのように行っているのでしょうか。
本調査では、景気動向指数の改善のための基礎資料とするため、外国の行政機関及び団体、国際機関並びに国際会議その他の国際的な枠組みにおける景気の動向を捉える方法及び景気統計作成の取り組みについて、以下の通り調査を実施しました。
対象: 米国、欧州委員会、英国、フランス、ドイツ、イタリア、ベルギー、スウェーデン、オランダ、アイルランド、フィンランド、中国、韓国、台湾、タイ、OECD、国連 (計17か国・機関)
その他、昨今トピックとして挙げられることの多いビッグデータを利用した景気動向の把握
について調査分析を行いました。
これらの調査が近い将来、なるべく早くなるべく正確な景気動向に役立ち、適切な経済財政政策に反映されることで、私たちが暮らしやすいものになることを切に願います。
いかに外国の法令を調べるか?
最近、外国法関連のレファレンス系書籍の紹介を続けていますが、これが一番。各国の基本的な情報源と基礎的な法体系が紹介されています。
今後の日本を支える新しい輸出産業とは?
堀紘一さんによると、首題を考えるには3つのキーワード。
1. コストではなく付加価値
→ 日本の付加価値とは「安全」
2. 単品ではなくセット
・炊飯器を売るのではなく、日本のブレンド米と名水をセット
・新幹線+安全運行ソフトウェア
3. 大ロットではなく小ロット
- 日本の「安全」を売れ
- 今後の本命は「環境エネルギー産業」
- 今後5年間は欧州がターゲットの中心だ
Voice(2010.6号)より メモとして・・
EU諸国で漬け物が人気急上昇中!
埼玉県深谷市にある漬け物業者が、国内消費が低迷する中、EU諸国に向けた販売に成功しているそうです。
その会社は「マルツ食品」。「TAKUAN」「FUKUJINZUKE」」などローマ字で書かれたラベルが張られた色とりどりのパッケージを生産している。
「『日本産』の評価は、国内以上。低価格競争で疲弊するよりも、活路がある。隠れた市場を発掘しなくては」と同社の鶴田健次社長。
2年前、国内消費が伸び悩む中、同社は欧州連合(EU)諸国への輸出に乗り出した。日本食ブームの定着などから出荷量は伸びており、海外の大手日本食チェーンからも大量発注が飛び込み始めたそうです。
全日本漬物協同組合連合会(全漬連、東京都千代田区)によると、1989年に2,022社だった組合員数が今年1月現在で1,197社に半減しているそう。経済産業省によれば全国の出荷額も1996年の約5,329億円から2009年には約4,028億円に落ち込んでいるとのこと。
漬け物はさすがに厳しいかな・・という先入観はこれで壊されました(笑) 日本人にとって当たり前の製品でも、需要と供給の関係から真に評価されるのは今後、海外かもしれませんね。
参考
マルツ食品: http://www.marutsu-f.co.jp
朝日新聞記事: http://www.asahi.com/food/news/TKY201003150232.html