米スーパーボウル、CM料金はいくら?

米国時間日曜日(2月6日)に行われた米スーパーボウル。以前ボストン出身の米国人と住んでいたこともあり、ニューイングランドペイトリオッツを応援していたが、NYジャイアンツが優勝。撮っておいたビデオを観てたら寝不足になってしまった。

ハーフタイムショーではマドンナが登場。なかなかお金がかかって凝っている。視聴率は50%に近いらしい。往年の紅白歌合戦や近年のW杯サッカー日本戦並だ。

さて、CMの放映料だが、30秒で日本円で約3億円。制作コストはその10倍ぐらいかかっているから、ざっと1秒1億円なり。

視聴者数は米国内で約1億人・・・ということは、1円/秒/人か (°Д°;)

遠い将来のスポンサーシップのために、自分用のメモに記しておく (爆)


MVP イーライ・マニング

今日の100万円と1年後の110万円、どちらを選ぶか?

損得勘定の真実
損得勘定の真実

唐突ですが、質問です!今日の100万円、1年後の110万円、5年後の200万円、10年後の400万円、あなたはどれを選びますか? もちろん全部100%確実に手にでき、あなたは今お金に困っていないという前提です。

これをキチンと計算で導き出そうとするのがファイナンスの世界です。一体、どれが純粋にお金の面だけで一番トクなのでしょう?

ファイナンスとは会計、資金調達・運用のことではなく、特に投資に関する行動を金額換算する考え方。具体的に言うと、上記のどれが一番トクなのかを、期待リターンをベースにして全部「現在価値」に計算して比べる考え方です。

投資判断に必要なNPV法を含め、これほどファイナンスの本質をわかりやすく説明している本はないかもしれない。

ただ、投資判断には、その前提となるキャッシュフローが将来にわたってどれだけ生まれるかが一番の肝。もちろん、そこには確実性の度合いがあるだけで予測にすぎず、誰も知る由はありません。そこにこそ投資の難しさがあるのですが・・・。

銀行とどうおつきあいするか?

小山昇の“実践”銀行交渉術
小山昇の“実践”銀行交渉術

先週(6月24日)、武蔵野・小山昇さんのセミナーを受講。テーマは「経営計画の作り方」だったが、会場で販売していた上記書籍が面白そうだったので早速読了。

元銀行マンの私(約20年前)にとって既知のことも多かったが、初めて知ることもあり参考になった。現場で叩き上げてきた交渉術。小山さんは「実践」の人ですね。教えられます。

会計の世界標準「IFRS」とは?日本式はどうなる?

IFRSアドプションのしくみ―国際会計がやって来る!
IFRSアドプションのしくみ―国際会計がやって来る!

福島良雄君から薦められて読了。IFRS(イファース)とは「International Financial Reporting Standard」(国際財務報告基準)の略で、EUが中心になって世界標準化を進めてきた会計基準で、すでにEU域内の上場企業に強制適用(2005年)となっている。

IRFSが登場する前は米国式が世界標準であったが、エンロン事件をきっかけに米国もIFRSに歩み寄りを始め、数年内に世界の証券市場でIFRSsが基準でない市場が日本だけになる可能性が高くなっている。

日本は、IFRSの強制適用を進めるか否かを2012年を目途に判断し、もし強制適用となった場合は2015~2016年に開始。可能性としては、

1. 上記時期に全ての上場会社へのIFRSs強制適用 
2. 企業規模に応じて段階的なIFRSsの強制適用
3. IFRSsはあくまで任意適用、従来通り日本式がベース

のいずれか。伝統的な日本式会計基準を「グローバルスタンダード」なるものに合わせるのは釈然としないが、日本だけ頑固に自国式を通すと不利になるのは明白。

会計事務所は大変だが、ビジネスチャンス。海外の株式上場を目指す立場としては注目していきたい。

参考:

国際財務報告基準(IFRS)〈2009〉
国際財務報告基準(IFRS)〈2009〉