カテゴリー: 日本
春過ぎて 夏来にけらし 白妙の
小学生の頃、かるた大会に備えて、意味もわからず、百人一首をいやいや覚えていた上田です。一気に初夏がやってくる、こんな季節には
「春過ぎて 夏来にけらし 白妙の 衣ほすてふ 天の香具山」
という持統天皇の歌が最高です。女性である持統天皇が、最近まで冷たかった水が気持ちよくなって、晴れ上がった日の午前中、ご自身で洗濯をしつつ、若くして亡くなった夫の天武天皇を香具山に見立てて、「あなた、今日は天気がいいから、お洗濯日なのよ~」なんて、高らかに言いながら、真っ白な洗濯物を干している、そんな映像を思い浮かべてみてください。
日本が誇る世界最古レベルの女流歌人の一人・持統天皇の晴れ晴れとした爽やかな気持ちをきっと共有できるはずです(笑)
岡田啓介首相や南部陽一郎氏も寄宿
福井県から上京する男子学生のための学生寮(明倫学舎・吉祥寺東町)が入寮希望者を募集中。ちなみに私は同学生寮の評議員。
岡田啓介首相(当時は神田寮)やノーベル賞受賞の南部陽一郎氏(当時は小石川寮)も寄宿した。現在、旧大野藩主土井氏の寄贈地(吉祥寺東町)のみに寮がある。最近、図書室が新しくなって快適度アップ。おススメしたい。
明倫学舎 入舎をお考えの方へ
http://meiringakusha.com/recruiting/
福井の伯父が旅立った
週末にお見送りができて良かった。
同じ巳年生まれで、起業したのも同じ29歳だった。結婚の際は大阪の家内の実家まで結納の挨拶に来てくれた。パリでは一緒に二人で観光した。起業も応援してくれた。東京オフィスを立ち上げた時は様子を見に来てくれた。盆と正月はいつも笑顔で迎えてくれかわいがってくれた。
親族全員のお世話をする責任感の強い優しい伯父だった。感謝の言葉しかない。安らかに眠ってください。
一生に 日本開催 一度だけ
ラグビーW杯・NZ対南ア戦 来た〜 最高!嬉しい!サッカーでいえば、ブラジル対ドイツという感じだろうか。最初、南アが押していたが、ペナルティキックの失敗から少し流れが変わった。さすがオールブラックスという試合。
NTTの5Gも素晴らしい。フィールドの選手情報もダイレクトに表示され、レフェリーの目線カメラも含めていろんな視点から中継を切り替えることができる。
ずっと強豪国で開催されてきた大会が日本にやってきた背景には、オックスフォード大ラグビー部の「ブルー」、つまり一軍レギュラーであった日本人・奥克彦さん(外交官)の活躍があったらしい。不可能と思われたW杯日本開催に挑戦しようと言い出した彼は、開催決定時にはテロのためにイラクの露となっていた。改めて奥さんのご冥福をお祈りしたい。
今は昔 摩周湖に 老婆ありけり
今では世界2位の透明度となったが、1931年に透明度41.6mという未だ破られていない世界最高記録を誇る湖、摩周湖。
巨大噴火で生まれた窪地に水がたまったらしいが、7000年前というから比較的新しい「巨大水たまり」だ。
ここには物語がある。
昔昔あるところで、アイヌ人の村同士の争いがあり、ある老婆と孫が命からがら逃げる道中で互いにはぐれてしまった。老婆は孫を探しさまようが見つからず、摩周湖にたどり着いた。
しかし、疲労困憊の老婆はそこから動けず来る日も来る日もそこで孫を待ち続け、とうとう島になってしまった。
今でも、誰かが近付くと老婆は孫が現れたかと喜んで嬉し涙を流す。その涙が雨であり霧なのだ、という悲しくて切ない物語。
画像左奥の湖面に寂しそうに浮かんでいる小島にお気づきだろうか。あいにく私は嬉し涙に出会えなかった。
みなさんが行かれた時にどうなるか。この物語を思い出してみてください。
福井の将来は絶対に明るい
「福井の将来は絶対に明るい5つの理由」
というタイトルで、文化、歴史、海外ネットワーク、起業マインド、物流という5つの観点から、福井の未来について拙い意見を自由に述べてみた。
邪馬台国=越前説にも軽く触れたので(笑)機会があれば笑覧いただきたく。福井の将来は明るいよ! (^O^)/
『福井の幸福を語ろう』(東京若越クラブ/福井新聞社)
https://amzn.to/2N5f5kK
北海道 川湯に行ったら 寄ってって
関係する仲間の方々が、阿寒摩周国立公園内・川湯エコミュージアムセンター(川湯温泉・北海道)2Fに素敵なパークスタイルカフェをオープン!
摩周湖・川湯を訪れたら、ぜひこちらで情報収集と珈琲を。
画像:川湯エコーミュージアムセンター
https://www.kawayu-eco-museum.com/
画像:環境省
https://www.env.go.jp/p…/guide/akan/facilities/mashu/01.html
知床は アイヌ語でいう 岬なり
知床はアイヌ語で岬を意味する「シリエトク」が元らしい。つまり知床岬は「岬岬」ということか(笑)観光船おーろら号にて先端に到達。
知床の 絶景を前に 言葉なし
(表現が見当たらない。ずっとこの風景を観ていたい・・)
サクラマス、ガンバレ!
この高低差は流石に無理だと思うが、応援せずにいられない。
(北海道斜里郡・さくらの滝にて)
やったるわい 言えば元気が 湧いてくる
「やったるわい!」とこぶしを上げて叫びたくなるドラマがある。昭和の関西テレビ『どてらい男(やつ)』だ。
私の名前は、父が好きだった西郷輝彦から採られた。福井出身の主人公が大阪に丁稚奉公に出るところも私の祖父と同じ。私自身も社会人のスタートは大阪だったので主人公と同じ。以前から観たかったドラマだった。
Amazon(京都ch)にあることが判明し、毎晩家内と少しずつ観ていたが、「本編~戦後編」で終了(涙)。「どてらい男ロス」になってしまった(笑)
因みに原作のモデルとなった山本猛夫氏とドラマのあらすじはこちら → https://www.yamazen.co.jp/museum/drama/story/
観れば「やったるわい!」と叫びたくなること請け合い。昔の大阪商人のバイタリティが理解できるだろう。
VR ヴォウレイ(亡霊)どもに破れたり
神田にある訪日外国人向けVR忍者道場を訪問。忍者になるべく、刀の振り方、手裏剣の投げ方を実際に訓練したが、その甲斐なく、バーチャル本番では次々に襲ってくる侍の亡霊どもにバッサバッサ斬られてしまった(笑)
説明してくれる忍者2名(日本人)のパフォーマンスが素晴らしく、笑えること請け合い。英語のオペレーションなので、英語の勉強にもなる。全体通しで約1.5hの愉快な時間。心からオススメしたい。
VR忍者道場
https://vr-ninja.jp/
森友の 建物自体 価値はあり
森友学園。校舎は想像より大きくて綺麗だ。国有地(大阪航空局)上の建物。おそらく更地で返せそうにない中、これからどうする(どうなる)のだろう。
近鉄に 乗ってクールに なりませう
なんと近鉄の吊り広告に「クールジャパンアワード2019」が登場(嬉!) いずれも沿線なので、ぜひ近鉄に乗って訪れていただきたく (^O^)/
生駒山上遊園地からの夜景
http://www.ikomasanjou.com/scenery/
松坂牛の牛銀本店
http://www.gyugin-honten.co.jp/
海女体験施設さとうみ庵
https://satoumian.com/
かく言う私はアワードの理事ながらまだ訪れてなく(汗) ・・近いうちに行きます。
ニシンそば 主人公は どちらかな
ニシンそばの原点はここ松葉本店(祇園)。明治15年(1882年)に二代目によって発明、とある。
ニシンそば好きの夫婦共々、敬意を表して初注文。最初隠れているが、引っ張り出すと大きなニシンが登場。主人公ははたしてどちらなのだろう(爆)
安定の味。基準となる原点を知ることで、今後他店で食べるのが楽しみになりそうだ。)^o^(
あぶり餅 競争共栄の 味がする
400年以上競い合いながら共存する秘訣としくみがここに来ればわかる。
京都・今宮神社の門前に2軒のあぶり餅屋が向かい合っている。一文字屋(一和)とかざりや。どちらもかなり美味い。お互い協定を結んでいるのか、店構え・のれんの雰囲気、串数(13本)と値段は同じ。味と餅の付け方がごく微妙に違う。
どちらかが大きな差別化をはかると片方は潰れるだろう。しかし味比べをする楽しみもなくなり、どちらが美味いか話題になることも少なくなるだろう。ひょっとしたら2軒の間で完全に味だけに絞ろう、と取り決めたのかもしれない。
が、ライバルが競争しながら共存し、リピーターを産み、それが神社にも貢献する、そんなどえらいしくみがここにある(笑)
ちなみに私は一和派。あなたは? www
緑茶より 珈琲を飲む 京都人
京都は世帯あたりコーヒー消費量が日本一。1日あたり消費量は約9.4グラムでインスタントコーヒーに換算して4.7杯らしい。イノダコーヒー本店で買ったドリップ用バッグには豆12グラムが入っていたので、通常(例えばドトールは7グラム)の1.7倍。おそらく一杯あたりに使う豆の平均量がとても多い土地柄だと思う。
実際、珈琲二条小屋の「koya blend」が実に濃厚で絶妙だった。1カップずつ目の前でドリップしてくれるのだが、コーヒー豆が2倍ぐらいあるように見えた。立ち飲み。現代の茶室といっていいだろう。ちなみに訪れた際、他の客はドイツ人観光客2名と台湾人らしき観光客1名だった。