世界一になれる分野を作る! そして分野毎にブランド!

フォーカス―市場支配の絶対条件
フォーカス―市場支配の絶対条件

では、事業上フォーカスする大切さが述べられていますが、単に本業回帰や多業種展開のマイナスを謳っているのではありません。

「一番」になれる分野は何なのか?狭くていい。分野/地域/業界を細分化して、その「分野」「地域」「業界」でリーダーシップをとるということ、その狭い中で50%のシェアをとるということ。

さらに重要なのは、複数のサービスや製品を抱えている場合、それぞれの分野に複数のブランド/レーベルを用意する必要があるということ。

例えば、タイム社は「タイム」「フォーチュン」「ライフ」「スポーツイラストレイテッド」「マネー」「ピープル」「エンターテイメントウィークリー」など個性あるブランドを抱え、それぞれの分野にフォーカス。

最近の日本では、グレープストーン社が「東京ばな奈」「銀のぶどう」「ねんりん家」という人気ブランドを抱えていますが、一つの会社が展開していることを知っている人は少ないと思います。

さあ、世界一になれる分野を作るところから始めましょう。

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