新興国の成長を如何に取り込むか

新興国20ヵ国のこれからがわかる本 (PHP文庫)
新興国20ヵ国のこれからがわかる本

新興国をどう括るか?

ご存知、BRICs(ブラジル、ロシア、インド、中国)をはじめ、ポストBRICsとして注目されている、

■ VISTA(ベトナム、インドネシア、南アフリカ、トルコ、アルゼンチン)

■ NEXT11(イラン、インドネシア、エジプト、韓国、トルコ、ナイジェリア、パキスタン、バングラデシュ、フィリピン、ベトナム、メキシコ)

中東・北アフリカの新興国11か国である

■ MENA(ミーナ)(UAE、イスラエル、エジプト、オマーン、カタール、クウェート、サウジアラビア、トルコ、バーレーン、モロッコ、ヨルダン)

などが挙げられるが、同著では上記のうち20か国をサラリと採り上げている。浅い情報だが、全体的な入門としては気軽で読みやすい。

個人的には、仕事で絡んでいるバングラデシュ、イランに注目している。

これからの日本は、もちろん内需も重要だが、新興国の成長を如何に取り込むかが勝負。

しかし自動車・家電以外の日本企業の腰は概して重い。心配。

よくわからないものの危険度

原発は、明るい未来の道筋をつくる! 原発興国小論
原発は、明るい未来の道筋をつくる! 原発興国小論

ある専門家は大変危険だと言い、ある専門家はさほど危険ではないという、科学的に諸説ある、よくわからないものの危険度をどう認識し、リスクをどう許容するか。

渡部先生の著作。原発の多い福井出身者としても、非常に考えさせられる。

国境を越えた消費者トラブル苦情情報サイト


http://www.econsumer.gov/japanese/

国境を越えた詐欺事件などは打つ手がないのが実状です。捕まらないし、訴訟を起こしても費用だけが嵩張り殆ど回収できません。

事実上泣き寝入りしかないのですが、それでも腹の虫が治まらないあなたに、永井洋さんから教えていただいた「econsumer.gov」をご紹介します。

20か国の政府機関により、国境を越えたオンライン関連取引に関して、消費者から苦情を直接収集するポータルサイトです。

自立的な組織を作るには?

最高のクラスのつくり方
最高のクラスのつくり方

会社とは大人が通う学校だと思う。お金を稼ぎながら、一生涯ずっと学び続ける場所だと思う。

そうすると課長・部長・社長は担任の先生か・・・

そんなことを考えていた矢先、なんと、生徒自身が目標を作り、孤立した生徒を出さない、仲良しグループだけでいつも固まらない、お互いに率先して教え合う、そんな小学校のクラスが実在すると知り、参考になるかもしれないと思い読んでみた。

すると、その小学生たちが協同して作った本だった。実に愉快な成功事例だ。

学校も会社も同じ。子どもも大人も同じ。自立的な組織を作る基本、ここにあり! 感謝。

プロになるには6歳6月6日からスタート

昔から、6歳の6月6日に芸事を習い始めると上達すると言われています。

石川遼君がゴルフを始めたのは6歳頃らしい。ん~、昔の人は正しいことを言う。

ちなみに、タイガーウッズ氏がゴルフを始めたのは2歳頃。イチローさんが野球を始めたのは3歳頃。

現代のプロで世界的に活躍するには、6歳では遅いかもしれない w(゚o゚)w

ドミニカ共和国と中国メーカーとの橋渡し

ドミニカ共和国と中国メーカーとの「橋渡し」になりたい
~電力不足に苦しむ国への家庭用発電機の輸出を仲介する~

現在、ドミニカ共和国の首都サント・ドミンゴ向けに、中国製の家庭用発電機輸出を進めています。

ドミニカ共和国では電力供給が日常的にストップするなど、深刻な電力事情が大きな問題となっています。

同国のそうした電力不足を解決するため、LPガス方式による家庭用発電機の輸出販売を計画しています。

元々、ドミニカから問い合わせを受けたイタリア・トスカーナ州中小企業連合会(UNIMPRESA TOSCANA)から、この案件に関する引き合いがWIPになされました。

同連合会とWIPは業務提携を結んでおり、同会員企業の東アジア市場進出におけるマーケティング支援を行っています。

そこで、我が社のイタリア出身スカラヴェッリ(SCARAVELLI)が白羽の矢を立てたのが、ある中国メーカーでした。

この発電機は重量85kg、出力5kwというもので、これ1台で、平均的な家庭の1日の使用電力をほとんど賄える発電量です。

当社は今後も、こうした海外企業間のビジネス支援にも力を入れていきます!
\(^O^)/

「光り輝くアイデア」をいかに生み出すか?

ブレーンステアリング 10億ドルのアイデアを生み出す新発想法
ブレーンステアリング 10億ドルのアイデアを生み出す新発想法

マッキンゼーの国際戦略実践部門を主導した著者が、「Z-1-4企業」(ゼロから年商10億ドルを4年以内に達成した企業)の分析から導き出した「光り輝くアイデア」の体系的創出法。あなたもすでに実感されているように、ブレーンストーミングはアイデア発想の手段としては、効果的でも能率的でもありません。

本書では、人間が問題解決にのぞむときの心理をより重視して開発された新しいアプローチ、「ブレーンステアリング法」の全体系を、130以上の事例を紹介しながら解説します。

ブレーンステアリングとは―――(1)「正しい質問」を導き出し、(2)「正しいプロセス」を踏むことで、思考をより生産的な方向に誘導(ステアリング)する手法です。

という素晴らしい触れ込みなのだが、その素晴らしさがあまり良くわからなかった。

しかし、素晴らしいものを生み出すには、素晴らしい問いが必要だというコンセプトには心底同感。

さらに、巻末296~308ページに掲載されている質問は価値がある。