「水になれ、友よ」

ブルース・リーの言葉「水になれ、友よ」を改めて載せよう。香港の皆さん、もっともっと水のようになって、信じるところを貫いてください。

Empty your mind, be formless, shapeless – like water.
Now you put water into a cup, it becomes the cup, you put water into a bottle, it becomes the bottle, you put in a teapot, it becomes the teapot.
Now water can flow or it can crash.
Be water, my friend.

心を空にして、型にはめない、形にこだわらない
水のように
コップに入れれば、コップの形に
ボトルに入れれば、ボトルの形に
ティーポットに入れれば、ティーポットの形になる
水は状況に応じて変化することも激突することもできるんだ
水になれ、友よ

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海外の 詐欺はメールも FAXも

昔、20年近く前、ナイジェリアグループという詐欺グループが日本を狙ってきた。

英語で「あなたのことはどこどこから聞いた。我々は元大統領の関係者である。輸出入で浮いた金額が3千万ドルある。これを秘かにあなたの口座に振り込むので、うち1/3はあなたが受け取り、残りはしかじかの口座に振り込んでほしい。なお一応保証金として3万ドルをこの口座に振り込んで欲しい」といった手口で詐欺を働いていた。

実際に私も郵送物を受け取ったことがあるし、だまされた方の弁護士からその訴訟関係書類の翻訳を受託したこともある。当時すでに関西で30名ほど被害を受けたと聞いたので、憶測だが全国では数百名規模の日本人が引っかかったと思われる。

その後こうした詐欺関連の連絡はメールで届くようになったが、最近FAXでも届くようになった(画像2点)。ストーリーは少し違うが、基本的な構造は同じ。手を変え品を変え困ったものだ。

「おまえのパスワードを見破った。これこれだろう。すでにおまえのPCは感染しており俺の監視下にある。PCの中身をばらされたくなかったら900ドルをビットコインで払え」というメールも毎日届く。

いい加減、ばらせばいいのに(笑)と思いながら、こういう輩をいつか逆にだまし返してやりたいと思うのは私だけだろうか www

みなさん、くれぐれもご注意を。

膨大な日本の古文書に光が

「タイ人が日本の古文書(くずし字)をAIで瞬時に解読」というニュースが素晴らしすぎて感動した w(゚o゚)w

「古典の解読は、専門家でも1ページあたり10分程度はかかります。このAIなら、1ページを1秒間ほどで解読できます」とのこと。破壊的!

少しだけ読めそうなので日本人にはそんな発想が生まれない。が、外国人の研究者にとって古文書を読むことは苦痛でしかないだろう。

これで国内で眠っていた膨大な日本の歴史に光があたる。この研究者にお礼が言いたい。

読売新聞
https://headlines.yahoo.co.jp/hl…

20191112_191628

日本人は○○に目が行く傾向あり

Amazonレビュー評価にお国柄が出るという面白い記事に首肯した。ある製品にAという長所とBという短所があるとすると、

「Bは悪いがAは良い。だから5点評価」というのが米国、イタリア、英国、豪州、カナダ

「Aは良いがBが悪い。よって4点評価」というのが日本、フランス

長所に目が行くか、短所に目が行くか。日本人には確かに短所に目が行く人が多い。他人の短所にも自分の短所にも(笑)

ちなみに、もちろんこの傾向は必ずしも短所ではなく長所にもなりえる。

(記事出典:家電批評 2019.2、p33)IMG_6036

少数言語の絶滅を救う日本人

豪州・アボリジニの少数言語の一つ・ワルング語の最後のたった一人の話者の引継ぎ手になった日本人の記事に興味を惹かれた。

「アボリジニの言葉に再び命を吹き込んだ日本人」
http://jvtacademy.com/blog/co/one/2012/09/post-13.php

「私がワルング語を話す最後の者だ。私が死ねば、この言葉も死ぬ。私の知るすべてをお前に教えるから、しっかりと残してほしい。(I am the last one to speak Worrongo. When I die this language will die. I will teach you everything I know, so put it down properly. )」という最後のネイティブの言葉を守った日本人(角田さん)がいることに驚きと誇りを感じる。

そういえば、豪州・エアーズロック(ウルル)がつい先日登山禁止になった。私は登っていないが、先住民にとって聖地なので、もっと早くに禁止して良かったのではないかと思う。

7年前のちょうど今頃、登山口に来たら「登るな」と言わんばかりに急に強風になったことを思い出す。撮ったら、なぜか頭が青みがかって不思議な感じだった。

偶々机上を整理していたら当時先住民から買わせていただいた絵が出てきたので、メモを兼ねてアップすることに。

ウルル
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生まれる時と葬られる時の姿勢は同じ

WIPカレンダー(2019版)「絶滅しそうな言語、絶滅した言語」
11月:ドマー語 話者:340人(パキスタン最北部)
「シン」=手足を縮めて身を小さくすること(生まれる時と葬られる時)

話者数が340人ということは、言語としての絶滅は免れないだろう。

言語は違うが、日本語で「シン」は、身であり、深であり、慎であり、神であるので、実は深いところで言語がつながっているのかもしれない。「シーン」とした不思議な静寂がそこ(あの世とこの言葉)にあるような・・(笑)

あの世からこの世へ渡る時、この世からあの世へ渡る時、旅に不安があるせいか、怖いと思う時、身構える時と同じ姿勢になるのは不思議。

カレンダー_201911