ミャンマー支援を強化します

WIPジャパン、ミャンマー進出支援を開始
現地パートナー強化へ

ミャンマーは、今後、政治の民主化とともに、経済の自由化と市場の劇的な拡大が予想されているため、現在、世界で最も注目されている国の一つとなっています。

一方、現在ミャンマー進出を果たしている日系企業は50社余り。日系企業にとってはミャンマーは未開拓市場と言っても過言ではありません。ちなみに、中国系企業はミャンマーに2万7000社以上が進出を果たしています。

ミャンマーが日本企業にとって魅力的なのは、市場の発展性はもちろんですが、何と言っても人件費が低いことです。ミャンマーの人件費は中国の5~6分の1程度と見られており、コスト削減を重視する企業には魅力的な地域です。

また、日本では欧米諸国と異なりミャンマー製品の輸入を禁じていないこと、ミャンマーには非常に親日派が多いということがビジネスを展開するうえにおいても日系企業には有利な点となっています。

ただ、道路や港湾、工業団地などのインフラの多くが未整備のミャンマーでビジネスを展開することは容易ではありません。また、同国に限ったことではありませんが、海外市場でビジネス上の人的ネットワークを築くには多大な時間を要します。

さらに、現地でのビジネスの進め方や規制の実態を知らなければなりません。サプライヤーやディストリビューターの確保や販売網の確立といった、まさにビジネスにおける“インフラ整備”が不可欠となります。

こうした点を支援すべく、WIPジャパンは、ヤンゴンの現地スタッフに加え、新たな現地パートナーをヤンゴン管区に隣接する沿岸地域・エーヤワディ管区に確保し、他地域でも強化しています。

それは本当に解くべき問題なのか?

イシューからはじめよ―知的生産の「シンプルな本質」
イシューからはじめよ―知的生産の「シンプルな本質」

刺さる言葉をザクザクもらった・・耳が痛い

・問題に直面すると「まず、解くべきだ」と考えてしまいがちだが、最初にすべきことは、それが「本当に解くべき問題なのか」を正しく見極めること

・仕事では、意味のないことを断ち切ることこそ大切

・「考える」と「悩む」は違う
・「悩む」とは「答えが出ない」前提で「考えるフリ」をすること
・「考える」とは「答えが出る」前提で、建設的に考えを組み立てること
・この2つは、似ているようで全然違う
・ビジネスや研究では、あくまでも「考える」こと
・「答えが出る」という前提に立って「悩まない」というのが、仕事で最も大事にすべき信念
・悩んでいるヒマがあれば考えよ

・「知れば知るほど知恵がわく」のでなく「知りすぎるとバカになる」と考えるべき
・「一つ一つを速くやる」より「やることを削る」ことにこだわるべき

・プロにとってバリューのある仕事とは何か?
・バリューは、「この問題に答えを出す必要性の高さ」(問題の重要度)、「どこまで明確に答えを出せるかの度合い」によって決まる
・多くの人は「解=答えの質」だけが仕事のバリューを決めると思っている

・仮説を立てて、それを「問い」として言葉に落とすこと、また、その問いは、きっちりと答えを出せるものであるべき。世の中には、いくら考えても答えの出ない問題はいくらでもある。注意が必要

以上で十分。メモとして・・・

「世の中をこう変えたい」が原点

どうする? 日本企業
どうする? 日本企業

成長ありきの経営はもう止めよう。成長はあくまで結果。目標は、世の中を変えること。こうしたい、こう変えたい、という個人の思いが企業の戦略の出発点になる。

社会・人々が喜ぶ対価として売上(報酬)がある。社会・人々が喜ぶこととは2つしかない。

1 すでに存在するモノ・サービスを今より安く早く便利に提供すること
2 いまだ世の中で買うことができないモノ・サービスを買えるようにすること

この2つ。日本企業はもっと2に踏み込め!と。目が覚める。よ~し、やるぞ。

弱い奴がどうやって強い奴に勝つか

マネーボール [DVD]
マネーボール [DVD]

先日DVD「マネーボール」を観た。ストーリーは野球だが、野球の世界に限らない。

弱小貧乏球団が金持ち大球団といかに戦うか、これは弱い奴がどうやって強い奴に勝つか、うちのような小企業がいかに大企業と戦っていくかと大いに重なる。

ブラッド・ピット演じるジェネラルマネジャー(球団社長)は、小予算の中で科学的な選手獲得手法を採用しようとする。

しかし、従来通りの経験と感性で選手獲得を進めようとするスカウト達と激突、やむなく彼らを解雇。方針に賛同しない監督とも衝突しながら、四面楚歌の中で、あきらめかけた頃・・・驚くべきことがおきます。

弱小が強大に勝つ。快哉の中でも最大の快哉の一つだろう。

スポーツ団体の不祥事は減るだろうか・・

文部科学省からの委託調査「スポーツ政策調査研究(ガバナンスに関する調査研究)完了。

担当者の皆さん、お疲れ様でした ~(-o- )~

対象国は、米国、英国、豪州、カナダ、インド。

昨今、大相撲をはじめ色んなスポーツ団体の不祥事が話題に挙がることが増えています。一体、海外ではどうやって対処しているのでしょう?

外務専門家を招いて研究会を3回にわたり実施、5か国におけるスポーツ団体に対する監督庁の監督体制を整理、競技統括団体の認定スキームに着目、認定する上で当団体のガバナンス強化がどのように図られているか、という観点から調査を行いました。

今後、国としてこうした団体をどう監督し、どのようなガバナンス強化を図ってもらうのか、参考の一助になることを願っています。

アジアの海がもっときれいになりますように。

環境省の調査案件が終了しました。担当者の皆さん、お疲れ様でした!

具体的には、アジア諸国の閉鎖性水域における水質汚濁の現状と課題、技術ニーズ、環境に関する法令等に関する調査分析となりました。

対象地域は、インド・カンベイ湾、インドネシア・ジャカルタ湾、インドネシア・トバ湖、タイ・ソンクラー湖、タイ・バンドン湾、フィリピン・ラグナ湖、フィリピン・マニラ湾の7水域でした。

日本は、過去、東京湾・伊勢湾・瀬戸内等の水をきれいにするために、汚い水の排出総量を基準値以下に削減する制度で成功してきました。

日本はこの制度をアジア諸国に導入・普及しようとしています。

アジアの海がもっときれいになるといいですね。その一助になりますように。

同じものを売ってどうして他の人とそんなに違うんだろう?

買わねぐていいんだ。
買わねぐていいんだ。

JR東日本新幹線車内販売員(新幹線アテンダント)は合計1300名。その中で売上ナンバーワンの女性が書いた本。

同じものを売ってどうして他の人とそんなに違うんだろう?

性格が明るくて美人、それでいてかなり強い山形弁。このギャップに乗客は魅せられるのだろうか・・・

確かに、この点も大きい。つかみもいいし、有利なことは間違いない。

でも、これが決め手ではない。

他の人と大きく違うのは、圧倒的なお客様視点で働いていること、色んな情報を提供していること、感情を移入して接客していること。これがスバ抜けていると思う。加えて、色んな工夫を積み重ねている。

読んでいて、ついポロリともらい泣きしてしまう箇所あり。一度新幹線でお目にかかりたい。