日本は中国における秦檜になるのか

中国における大ヒーローといえば岳飛。一方、岳飛を謀殺した秦檜は売国奴として900年たった今も蔑まされている。

浙江省杭州にある岳飛廟内にある秦檜夫婦の像(写真)は、つい最近までずっと棒でこづかれたり唾を吐きかけられていたらしい。

日本ではここまで永く人を恨むことがない。亡くなった人は皆仏様になるからだ。

しかし、中国では「悪」と認定されると、相当永く、否、未来永劫「悪」になる。

中国政府は日本との国交回復時に「日本の人民も中国の人民と同じく被害者で、悪いのは戦犯になった奴らだ」ということで中国国民を説得した。中国国民からすると、なんだか完全には腹に落ちないが、軍国主義者たちが悪かったということなら・・・と納得した経緯がある。

そういう意味で、日本というより、日本の軍国主義と軍国主義者(特にA級戦犯者)は中国における「秦檜」になった。つまり未来永劫「悪」ということだ。

正しいか正しくないかの問題ではなく、中国人はそのように考えるということを日本人は理解する必要がある。逆も然り。日本人はこう考えるということを中国人は理解する必要がある。考え方が違うということをお互いが知ることが大切なのだ。

が、道のりは遠い・・・

これからは本当の「魅力」勝負になってくる

斎藤一人の道は開ける
斎藤一人の道は開ける

これからは家柄でも学歴でなく、本当の「魅力」勝負になってくる。対顧客はもちろん、オフィス内、そして家庭内でさえも、人間としての魅力がないとダメだと。

厳しい~ (財津一郎風でお願いします・笑)

「グローバルリーダー」の条件とは?

経営の教科書―社長が押さえておくべき30の基礎科目
経営の教科書―社長が押さえておくべき30の基礎科目

の著者・新将命さんの講演を伺いました。駄洒落とジョークをドンドン繰り出しながら(笑)「グローバルリーダー」の5条件を述べられました。

1. 世界を知り、違いを尊重し、日本人としての主体を保ちながら、相手にも合わせる

2. 方向性(=理念+目標+戦略)を腹落ちするようにコミュニケートし、義務感でなく「やりたいからやる」という動機を醸成し、正々堂々のプロセスで結果を出し、後継者を育てる

3. 教養の裾野が広く、ユーモアがあり、数字の裏づけを持った論理的なコミュニケーターで、義理人情にも厚い

4. NOを礼儀正しくキッチリと言い、礼状・礼メールと共に議事録は必ず共有して曖昧な点を残さず、姿勢が良く、プライバシーに立ち入った質問は遠慮がち、日本人と日本語で話すときは断りを入れる気遣いができる

5. 語術力が高い (言語は学問ではなくあくまで術=スキルだ)

という、5条件どころではない高いレベルなのですが(苦笑)、肝に銘じておきたいと思います。