人間の脳には140億個~160億個の記憶の点(ニューロン)があると言われている。
日本の受験界では、このニューロンを増やすこと、そして決められたニューロン同士の結びつき(シナプス)を強化し、いかに正しく早くこのつながりを再現出来るかを重要視してきたが、これはあくまで「知識」である。
「知識」の量を増やすことも無論大切だが、今まで一生懸命蓄えてきたシナプスを、状況次第で自由自在に切り離し、他のニューロンと自由自在につなぎ替えるということこそ重要だ。これこそ、人間のみが生み出せる「知恵」である。
これからは、いかに自由自在にたくさんのアイディア、組み合わせ、可能性、創造を生み出せるかを徹底的に追求したい。いままで積み上げてきたもの、強化してきた常識をぶち壊したい。
仕事の醍醐味は、人がやらないこと、思いつかないこと。世界は奇想天外・型破りなアイディアと行動を待っている。