アフリカのWEB検索トレンド

Googleが発表した調査結果に、09年のアフリカの検索傾向に関したものがあります。

アフリカといっても、残念ながら南アフリカ、ケニヤ、ナイジェリアの3国についてだけですが、これによると南アフリカ人は、お気に入りのWEBサイトはもちろん、グーグルを使って興味深いニュースやトレンドもチェックしているそうです。

また、サッカーやクリケットなどのスポーツ・イベントのほか、TwitterやFacebookなどのソーシャル・ネットワーキングのサイトの人気も非常に高まっています。

http://afrinnovator.com/2010/01/06/searching-trends-in-africa/

世界で最も過酷なマラソン、本日スタート!

http://www.saharamarathon.org

世界で最も過酷なマラソンといわれる「サハラマラソン」が、本日3/31スタート!4/13まで、今年はアフリカ・アルジェリアのサハラ砂漠にて開催。主催はフランスのAtlantide Organisation Internationale で、パリ集合・解散。

「サハラマラソン」の最大の特徴は、水以外の衣・食・住に関わる全ての物資を、出場者自らが準備し、それを背負って地図を片手に7日間で約250kmを走破することらしい・・・ Wow w(゚o゚)w

荷物の重さは個人差もありますがおよそ6~13kg。平均気温は35℃~40℃。明け方は14℃位まで下がるという過酷な環境。

~(-o- )~ ふ~、人生で一度トライしてみたい

日本流通産業新聞「週刊日流eコマース」に掲載されました

2010.03.11(木)の日本流通産業新聞「週刊日流eコマース」に掲載されました。遅ればせながら・・


http://www.multilingualmall.jp/

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海外向けモール構築システムを発売
WIPジャパン

海外向けショッピングカートを提供するWIPジャパン(本社東京)はこのほど、11言語・24通貨に対応する海外向けショッピングモール構築サービスの販売を始めた。同サービスは同社のサーバ経由で機能を提供、低コストでの多言語・多通貨対応のショッピングモールの構築を可能とした。

サービス名称は「マルチリンガルモール」。同社によると「自前の構築では少なくても1000万円以上は必要」という。サーバ経由で提供するクラウドサービスで販売し、自社構築よりも5分の1以下のコストでモールを構築できるようにした。

店舗数は9999店まで対応可能としている。外国語による問い合わせに対応するための「お問い合わせ翻訳サービス」も搭載している。

初期費用は222万円、月額利用料は22万円から。

ヤクルトレディ、海外新興国で大活躍

ヤクルトが海外で受けている。宝島2010.4号(p.56)によると、2009年の売上は対前年比で

・インド: 236%
・ベトナム: 179%
・中国: 136%
・インドネシア: 127%

となっている。因みに、ヤクルトレディの数トップ3は、

・韓国: 12,935人
・メキシコ: 7,362人
・ブラジル: 6,014人

1962年台湾からスタート。1本約30円のヤクルトをヤクルトレディによって販売するモデルは、Bottom of Pyramid(貧困層マーケット)ビジネスの良き参考例になる。

日刊工業新聞に掲載されました


http://www.multilingualmall.jp/

2010.03.29(月)の日刊工業新聞に掲載されました。

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ショッピングモール
11言語・24通貨対応
WIPジャパン 企業の海外通販支援

WIPジャパンは、11言語・24通貨対応のショッピングモールをクラウドサービスで構築する新サービス『マルチリンガルモール』の提供を始めた。国内市場の限界が見え始める中、海外向けインターネット通販を希望する日本企業を支援する狙い。

従来型ショッピングモール構築費に比べ約5分の1の低コストをセールスポイントに、今後1年で100社、3年で500社の顧客獲得を目指す。

日本で初めて多言語に対応するほか、ユーザーは自前でサーバを持つ必要がないクラウドサービスで安価に提供する。初期費用は222万円、月額費用は22万円から。これまで、ショッピングモール構築費用は最程でも1,000万円はかかっていたという。

同社は1995年に設立。海外調査や翻訳サービス、ウェブマーケティングなどを手がけている。139言語に対応できる翻訳者と86カ国403都市に駐在する調査員合わせ9,000人弱のネットワークを持つ。

イタリアのインターネット通販、約13%の伸び

イタリアでは一般家庭の3分の1がインターネットに接続しているのに対し、企業は約5分の1でしかありません。これはヨーロッパの平均的なインターネット普及率からするとかなり低いレベルです。

イタリアのインターネットによる小売売上げは、毎年約13%の伸び率を見せてはいるものの、インターネット小売業者の上位6社は、「クリック・アンド・モルタル」、つまりオンラインショップ以外に実際の店舗も持っている業者が占めています。

スペインに君臨する小売大手 El Corte Inglés

スペインの小売業界最大手と言えばエル・コルテ・イングレス(El Corte Inglés)。百貨店業界におけるシェアは89%を占め、インターネット取引による売上高でもスペイン全体の12%を占めています。

エル・コルテ・イングレスの戦略は非常にシンプル。政府にはコンピュータを、住宅所有者にはガス機器を、というように「社会全体にわたって、すべてのものをすべての人に提供する」というもの。スペインの国民からは非常に高い評価を受けているそうです。

中国で名称表記に悩む外資系企業

中国に進出した外資系企業の悩みの一つに、店舗の名称表記の問題があります。というのは、政府に提出する事業計画書には、名称は漢字表記でなければならないからです。

たとえばカルフール(Carrefour S.A.)は当初、社名の発音に近い漢字を用いていました。その後店舗の看板にローマ字表記を使おうとしたのですが、認められませんでした。しばらくしてローマ字表記も認められましたが、ずいぶん時間がかかったそうです。

子供向けキッザニアと現実の職場は違うのか?

キッザニアを運営するキッズシティージャパン社長の住谷栄之資さんが述べています。

キッザニアを運営する私やスタッフが勉強になっていると感じるのは、「教育よりも好奇心」ということです。学校教育は、ややもすれば窮屈になります。しかし、キッザニアでは、強制されているわけではないのに、自ら進んで仕事をしている。しかも、目をきらきらさせながら働いています。体験して学び、逞しくなっていく原点は好奇心なのです。好奇心があれば、自分で考え、行動し、コミュニケーションも活発に行う必要が出てきます。

同感。子供向けキッザニアと現実の職場は違うのか? 否。仕事に好奇心を失いかけている人は自分の中の何かを忘れている。子供も大人も同じ。

部下や子供の好奇心をもっと引き出せるようになれたら最高ですね。そのためにも自分自身が好奇心豊かな人間でなくては・・・。

住谷栄之資さん

三蔵法師の翻訳チームはどのようなものだったか?

「三蔵法師」として有名な玄奘(602~664)は、唐の時代、16年かけてシルクロードを往復、天竺(現在のインド)から経典を持ち帰って、膨大な翻訳を行いました。

『大唐大慈恩寺三蔵法師伝』によれば、帰国から19年間、寝る間を惜しんで、持ち帰った経典657部中、74部1,338巻の翻訳をしたと言われています。

では、それだけの翻訳量を玄奘一人で行ったのでしょうか?いえ、玄奘を中心とした大勢の翻訳スタッフがいたのです。その時の翻訳チームは以下のようなものでした。

全国から集めた人材を5班に分け、

1: 筆受(ひつじゅ) 約20~40名(推定)
  漢語の意味を確認しながら下訳していく役

2: 証義(しょうぎ) 12名
  筆受の翻訳に誤訳がないかを確認する役

3: 字学(じがく) 1名
  固有名詞などの原語に適当な漢字を当てて音写文字を決める役

4: 証梵語梵文(しょうぼんごぼんぶん) 1名
  翻訳された文章が原文と一致しているかをチェックする役

5: 綴文(ていぶん) 9名
  語句や文章を格調高く仕上げる役

の順で翻訳を進めました。現代の翻訳チームにも応用ができそうです。

因みに、『般若心経』も玄奘が翻訳したと言われており、彼の霊骨は現さいたま市(旧岩槻市)の慈恩寺、奈良市の薬師寺「玄奘三蔵院」に一部分骨されている。一度訪れてみたい!

 玄奘

日本式おもてなしの極意を中国が「輸入」

上海万博が5月に迫っていますが、入場者予想が7,000万→1億人というのはすごいですね。さすが中国。

さて、上海万博のスタッフが2005年に愛知万博に視察に来てお手本にしたことがあるそうです。それは・・

・どこからでも3分以内で行ける場所にトイレを男女比1:5で設置
・トイレの清潔さ
・使い勝手の良いベビールーム、託児所
・エレベータボタンが地上1m
・車椅子利用者が方向転換しなくて済む、前後に扉のあるエレベータ
・点字案内
・ 郵便局、拾得物預かり所

などだそうで、これらにさらに工夫を加えて上海万博の準備を進めていることでしょう。日本人の気配りは世界でNo.1だと思います。こうした気配りが上海万博にも活かされ、世界中のバリアフリーや新しいサービス産業につながっていくといいですね。

世界最大級のレンタルオフィス「the SOHO」 初訪問

Accent株式会社の移転祝パーティのため、お台場に登場した世界最大級のレンタルオフィス「the SOHO」に3/19(金)初めて行ってきました!

各オフィスドアのカラフルな配色とシックな入り口のデザインがすばらしい塩梅だ。ビリヤード台が据え付けられた受付フロアもおしゃれ・・・Brooklyn Parlorのように本も読める。バーもスパもフィットネスクラブもあるらしい。賃料坪単価は13,000円ぐらい。

EU諸国で漬け物が人気急上昇中!

埼玉県深谷市にある漬け物業者が、国内消費が低迷する中、EU諸国に向けた販売に成功しているそうです。

その会社は「マルツ食品」。「TAKUAN」「FUKUJINZUKE」」などローマ字で書かれたラベルが張られた色とりどりのパッケージを生産している。

「『日本産』の評価は、国内以上。低価格競争で疲弊するよりも、活路がある。隠れた市場を発掘しなくては」と同社の鶴田健次社長。

2年前、国内消費が伸び悩む中、同社は欧州連合(EU)諸国への輸出に乗り出した。日本食ブームの定着などから出荷量は伸びており、海外の大手日本食チェーンからも大量発注が飛び込み始めたそうです。

全日本漬物協同組合連合会(全漬連、東京都千代田区)によると、1989年に2,022社だった組合員数が今年1月現在で1,197社に半減しているそう。経済産業省によれば全国の出荷額も1996年の約5,329億円から2009年には約4,028億円に落ち込んでいるとのこと。

漬け物はさすがに厳しいかな・・という先入観はこれで壊されました(笑) 日本人にとって当たり前の製品でも、需要と供給の関係から真に評価されるのは今後、海外かもしれませんね。

参考
マルツ食品: http://www.marutsu-f.co.jp
朝日新聞記事: http://www.asahi.com/food/news/TKY201003150232.html

インフォメーションとインテリジェンスの違いは何か?

CIR(競合調査)は、Competitive Intelligence Researchの略。では、インフォメーションとインテリジェンスの違いは何でしょう?

元外交官で作家の佐藤優さんは、インフォメーションは「情報素材」、インテリジェンスは「それを精査し評価したもの」と定義づけています。

要するに単なる情報ではなく、受け取る側にとって付加価値を持った情報がインテリジェンスと言えるのではないでしょうか。その意味で、競合調査で提供される情報は、まさしくインテリジェンスでありたいものです。

ドイツを追う、英国のEコマース

日本では、09年度のネット広告費が新聞広告費を上回ったことが大きな話題になりましたが、イギリスでは09年度上半期にネット広告費が17.5億ポンド(約2,187億円:125円/ポンド換算)を記録。メディア別広告シェア(23.5%)では、TV広告シェア(21.9%)を上回っています。

イギリスでは、ネットスーパーの利用率も急成長しており、スーパー大手4社を対象にした毎日の商品価格を比較できるサイトも登場しているほどです。

EU諸国のEコマース売上高では、ドイツの後塵を拝するイギリスですが、ネットの着実な普及により、Eコマースのさらなる成長が期待されています。

『ソーシャル翻訳コニャック』で有名なエニドアと業務提携

以下、本日のリリースです。翻訳ソリューションで画期的な試みを行っているエニドアさんと業務提携しました!

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WIPジャパン株式会社は2010年3月19日、ユーザー参加型のオンライン翻訳サービス『ソーシャル翻訳コニャック』を運営する株式会社エニドアと業務提携を行いました。株式会社エニドアにとってWIPジャパンは初めての業務提携パートナーとなります。

WIPジャパン株式会社
http://japan.wipgroup.com/

株式会社エニドア
http://www.any-door.com/

このたびの業務提携により、国際化が加速するプライベート、ビジネスシーンにおける重要インフラである「翻訳サービス」を利用するユーザーに、選択肢の幅を広げる機会をご提供できると考えています。

視野に入れる協力体制:
・WIPジャパンの翻訳業界15年の実績・ノウハウと、エニドアの技術力の共有により、「ビギナー翻訳者が経験を積みながら、プロ翻訳者を目指すことができるステップアップフロー」構築の模索
・資本提携

背景:
・翻訳実績を積むためには(プロ)翻訳者として採用されなければならないが、翻訳実績がなければ(プロ)翻訳者として採用されないという業界事情は、翻訳者を目指す人にとって、大きなハードルとなっている。また、2008年秋以降の不況が翻訳市場に与えたマイナスの影響がこのハードルを更に高いものにしている。
・翻訳市場は、中長期的には需要が順調に拡大するマーケットであり、良質の翻訳者の供給が滞ることは、翻訳業界が経済成長の足を引っ張るという事態を招く恐れがある。

目的:
・初心者、中級者、上級者、プロなどあらゆるレベルの翻訳者を輩出する仕組みの構築
・カジュアル、中級レベル、上級レベル、プロレベルといった幅広いレベルの翻訳ニーズに応える体制の構築

「WIPジャパンでは翻訳メモリーなど業務効率を向上するテクノロジーを積極的に導入してまいりましたが、人手を介する旧来型の翻訳サービス形態であったことに変わりはありません。そしてこれら高品質な翻訳サービスに対する需要が、今後も有望な成長市場であることに疑いの余地はないと思っています。しかしながら、これら旧来の翻訳サービスは、低ロット、低予算というカジュアルな翻訳ニーズに対し、高いハードルを設定していたことも事実です。そしてこれは同時に、翻訳初心者にとっての業界参入障壁でもあったのです」

「翻訳マッチングサイト(クラウド翻訳)はすでにいくつか存在しますが、エニドア社菊池代表のいう『缶コーヒーおごるから翻訳してくれない?』と友人に頼むときのような気楽な翻訳ニーズを対象とする『ソーシャル翻訳コニャック』は、気軽な国際交流のハードルを更に下げてくれていると思います。加えて、翻訳者を志す人たちにとって、プロ翻訳者への道のりへの入り口として機能する可能性を秘めています。クラウド翻訳は機械翻訳と同様、旧来の翻訳ニーズの拡大を促すだけのインパクトのあるものであることを、翻訳業界関係者はより強く認識する必要があると思います」

さらにソーシャル翻訳コニャックの「缶コーヒーコンセプト」について、

「翻訳業界に長くいると、タダのような報酬で翻訳をすることがあたかも信じられないような話しに聞こえてしまうことがあります(笑)。私自身も翻訳コニャックに登録しましたが、私たちがまだ10代だったころ?自分の語学力を生かしたい、人様のお役に立ちたいといった純粋な理由で翻訳を無償でしていた頃を思い出します」とWIPジャパン代表取締役の福島良雄は述べています。