八月の ナガサキアゲハ 尾行せよ

「八月の ナガサキアゲハ 尾行せよ」(坪内稔典)

子どもの頃、蝶をとろうとすると、親から「ご先祖さまかもしれないから」と言われ、蝶をとらなくなった(笑)

一方で、カブトムシやクワガタムシはご先祖らしくないため(笑)、近所の友人と秘密の場所に早朝から取りに出かけたもの。たまには汗だくになって蝶を追いかけ、日常から離れるのもいいのかもしれない。

残暑お見舞い申し上げます。

1ユーロ=1ドル!?

大変なレベルになっている。ロシアの天然ガスパイプライン(ドイツ向け)が「定期点検」を理由にストップ。点検が終わる予定は7月21日。それ以降も止まると、お金をもらえなくなるロシアも困るが、ドイツが大変なことになり、ドイツ経由でフランスも困ってしまう。点検終了予定日の翌日・7月22日、欧州が騒然となるかもしれない。

宇宙に広がる「たなばたさま」の歌詞

ささの葉さらさら
のきばにゆれる
お星さまきらきら
きんぎんすなご

ごしきのたんざく
わたしがかいた
お星さまきらきら
空からみてる

一言も七夕と言わず、「さらさら」「きらきら」「ゆれる」と視覚的に動きを作りながら、「きんぎん」「ごしき」と色の配色をつけ、一番と二番を「ご」でつないで、最後にドーンと「空からみてる」と締めている

お天道様(太陽)が出ていない時でも星が見てるよ、見守っているよ、と宇宙にイメージを広げる歌詞が本当にすばらしい

そんな「たなばたさま」の作詞は権藤はなよさん(1899~1961)
みなさんの願いが叶いますように・・・

日本語書籍を翻訳して海外にライセンスアウトするなら

日本語の書籍を翻訳して海外にライセンスアウトしたいなら、映像産業振興機構の補助金活用を検討してはいかがでしょう。すばらしい日本文化の輸出支援です。

ご参考までに、以下概要を掲載しておきます。
 
——————————-
 
「VIPO(映像産業振興機構)からのお知らせ」

令和4年度日本書籍翻訳・普及事業海外における日本書籍の出版・流通に向けた翻訳助成事業のご案内

募集期間:2022年7月1日~7月22日

VIPO(ヴィーポ)は、文化庁「令和4年度日本書籍翻訳・普及事業」の一環として、日本の書籍の海外へのライセンスアウトに向けた営業や交渉の際に必要となる企画書の翻訳・作成とサンプルの翻訳(冒頭1章分等の部分翻訳)に係る費用を助成する事業の公募を本日7月1日(金)より開始いたします。

助成金の概要

【助成の目的 】多様で豊かな日本の活字文化を海外に発信し普及させるため、日本の書籍を海外にライセンスアウトする際の営業や交渉において必要となる企画書の翻訳・作成とサンプルの翻訳に係る費用の助成を通して、日本の出版社の海外展開を支援いたします。

【助成の対象】日本の書籍を海外にライセンスアウトする際の営業や交渉に必要となる以下の費用に対して、助成します。
(1)企画書の(英語)翻訳・作成に係る費用
(2)サンプルの(英語)翻訳に係る費用

【助成金の額】
(1)企画書の翻訳・作成:1作品あたり10万円(税別)を上限
(2)サンプルの翻訳:1作品あたり50万円(税別)を上限

【採択予定件数】
(1)企画書の翻訳・作成:100作品程度
(2)サンプルの翻訳:20作品程度
 ※有識者による審査委員会により採否を決定いたします。

【公募スケジュール】
〈期 間〉2022年7月1日(金)13:00~7月22日(金)23:59
・交付決定通知:2022年8月上旬を予定
・翻訳完了日:採択後、以下の期限までに翻訳等を完了する必要があります。
(1)企画書の翻訳・作成:2022年9月30日(金)
(2)サンプルの翻訳:2022年11月30日(水)

▼文化庁 令和4年度 日本書籍翻訳・普及事業
https://www.vipo.or.jp/project/jlpp/honyaku/

プレスリーに謝罪したい

私が小学生だった頃か・・変なファッションの小太りのおじさん、というイメージだったが、彼に謝罪したい(謝)

米国南部・メンフィスの黒人街で育ち、トラック運転手だった彼は、踊りと歌唱の才能で一躍スターダムに上り詰めた。当時、黒人の真似をした歌い方をすると、人種隔離法によって逮捕されるという激しい人種差別の風潮の中、自分が求める音楽とビジネスの間の葛藤に悩まされる。

映画ではあまり登場しないが、彼はバラードがいいと思う。彼を全く知らない世代にも、大音量で鑑賞できる映画館でぜひ鑑賞してほしい。最高だった。
 

ナンパ失敗で相手女性をボコボコに


今、中国全土で話題になっている、ナンパ失敗男性グループが女性たちをボコボコにする事件。

河北省唐山市のある飲食店で、チンピラ風の男が女性三人組に声をかけて、断られたところ、その男が女性を殴り喧嘩になって、仲間が集まり、女性たちを椅子で殴るわ、店外まで髪の毛のみで引きずり倒すわ、ビール瓶も使ってフルボッコするわ、というおぞましいことが起きた。その様子が監視カメラに写っており、SNSですぐに拡散され、騒然となった。女性グループの2名重症、うち1名は死亡という未確認ニュースもあり。

一方、800メートルぐらいしか離れてないところに交番があるのに、地元警察が来たのは通報を受けてから3時間以上たってから。主犯の一人は一時警察に拘束されたが、その後自宅に戻り、救急車を呼んで病院に行ったらしい。どうも地元警察とヤクザが癒着しており、結局、管轄エリアが違う警察が総勢7名を逮捕した。横浜で起きた事件を千葉県警が逮捕、みたいな状況だ。

警察とヤクザの癒着、中国のこのエリアだけでは決してないだろう。深い闇が世界のここかしこにある、ということは頭に入れておきたい。被害女性の回復を祈るのみ。

人間は50歳から、そこから努力した人が伸びる

人間は50から、そこから努力した人が伸びる

名司会者だった児玉清さんの好きな言葉で、元々は中川一政さん(画家)の言葉らしい。50歳になるとほとんどの人は先が見えて努力をやめてしまうから、努力すれば伸びるということ。肝に銘じたい。


画家ネット.comより

ハリウッドはもう忖度をしない

できすぎのストーリーだが、本当に素晴らしかった。実に大画面で観るべき映画だ。一緒に戦闘機で飛んでいる気分になる。

トム・クルーズが59歳であることにあらためて敬意を表したい。

そういえば、トム・クルーズが着用していたフライトジャケットの背中。予告編で消えていたはずの日本の国旗が映画本編で復活していた。

上映する国によってディーテールをローカライズするのかもしれないが、ハリウッドはもう中国共産党への忖度をしなくなったのだろう。

仕事を遊びのように

仕事を道楽にせよ 経営に従事する者は、社にいると、家にいると、車の上にあるとを論ぜず、四六時中、経営のために憂き身をやつして、しかも余裕綽々たるためには、仕事を道楽化することが必要である (鹿島守之助翁)

仕事は遊びとは違う、と思っていると、退屈で苦痛の仕事になってしまう。人が生まれてきたのは「遊ぶ」ため。そう考えると、仕事を遊びのようにできる境地に至りたいもの。

春過ぎて 夏来にけらし 白妙の

小学生の頃、かるた大会に備えて、意味もわからず、百人一首をいやいや覚えていた上田です。一気に初夏がやってくる、こんな季節には

春過ぎて 夏来にけらし 白妙の 衣ほすてふ 天の香具山

という持統天皇の歌が最高です。女性である持統天皇が、最近まで冷たかった水が気持ちよくなって、晴れ上がった日の午前中、ご自身で洗濯をしつつ、若くして亡くなった夫の天武天皇を香具山に見立てて、「あなた、今日は天気がいいから、お洗濯日なのよ~」なんて、高らかに言いながら、真っ白な洗濯物を干している、そんな映像を思い浮かべてみてください。

日本が誇る世界最古レベルの女流歌人の一人・持統天皇の晴れ晴れとした爽やかな気持ちをきっと共有できるはずです(笑)

デイビッドストーマ―さん 追悼

WIPジャパン社員の千種デイビッドストーマ―さんが急逝した(泣)享年59歳、来週で還暦となるはずだったのに・・

2003年頃から翻訳の協力先としてお手伝いいただき、2005年5月に入社、以降、数千万字という単位で英訳案件に携わり、英語に関してWIPのまさにアンカーだった

NZ北島出身、いつも明るくて優しくて謙虚な性格で、日本が大好き、写真が大好きのデイビッドさん、個展も思い出します 本当にお世話になりました

デイビッドさんと出会えたこと、デイビッドさんと仕事ができたことに改めて心から感謝

治療先のバンコクの病院にて穏やかで安らかな最期だったとのこと、どうかどうか安らかにお眠りください Rest in peace.

デイビッドさんの作品(写真)はこちら
https://www.flickr.com/people/davidchigusa/

マイクロソフトさん、よろしくお願いします

Windows7のサポート終了に伴い、Windows10へ。

まず「コントロールパネル」ってどこに行った?(怒)に始まり、「コンピュータ」はどこ?(怒)ディスプレイ設定はどこ?(怒)IMEへの単語登録引継ぎはどうやって?(怒)

Windows10自体もドンドン変化しているからネット上の説明も最新状況にあちこちで追いついてない。

マイクロソフトさん、ホント参りました。変化するのはいいが、変えるべきものと変えるべきでないものの見極めが酷いと思うのは私だけだろうか。それとも私が単にジジイになって追いついていないのだろうか(爆) ~(-o- )~

20200122_180411

子どもはなぜサンタクロースを信じなくなるのか

「子どもはなぜサンタクロースを信じなくなるのか?」という論文が面白い。

80221411_10221834674755244_2364033712925966336_n

「幼児期の終わりから児童期中頃にかけて論理的思考力や懐疑主義を身に着けるようになると、子どもはこれまで棚上げにしていた数々のサンタクロース神話をめぐる矛盾点に改めて疑いの目を向け、それらを見破るようになる。

プレゼントの隠し場所や包み紙に関する見破り、プレゼントを置く瞬間の目撃、サンタクロースが受け取ったはずの手紙の発見、手紙やプレゼントの中身に対する疑惑などが引き金となり、子どもは次第にサンタクロースの存在を信じなくなる。

その一方で、サンタクロースを信じようとする心も併せ持っており、子どもの心は両者の間を揺れ動いている。」

結局、年長の兄弟姉妹か友達がばらすか、親自身がうっかり失言してしまうことで、サンタクロースへの不信に拍車がかかり、真実を知った子ども達は、まだ知らない他の子ども達へ打ち明けたくてたまらなくなり、真実を話す、というのがその理由だ(笑)

なぜサンタクロースを信じなくなったか、私自身は思い出せないが・・・確かに信じていた自分がいたのは確か。あの頃が懐かしい。

思い出せますか? メリークリスマス! (^O^)/

論文はこちら
https://mie-u.repo.nii.ac.jp/…

私が監修に関わった「クリスマスキャロル」はこちら
https://amzn.to/2seXE8F

80650558_10221834675235256_7814997332159627264_n