「現地生産の納豆」を売り物に、アメリカのフードビジネス産業に参入したJapan Traditional Foodsの佐藤南氏。アメリカ市場をターゲットにした背景には、「アメリカ人の味覚と食に対する認識」の大きな変化と、ローカルの食材を重んじるアメリカ人の健康志向があるそうです。
そうした観点から、専用のタレやカラシで味付けをするという「ステレオタイプ的な食し方」の提供をあえてやめ、「アメリカの食文化に合った様々な食材と調味料」で食する方法を考えたそうです。
ちなみに、アメリカでの納豆ビジネスの障壁の一つは「物流」。冷蔵の宅配便制度が未整備だからです。
