1年間、封筒の宛名書きだけさせられたら・・・

住友銀行(現三井住友銀行)の名誉会長だった故堀田庄三さん(1899~1990・愛知県出身)は、新入社員のとき、1年間ずっと封筒の宛名書きばかりさせられたという。それを振り返って晩年、

「この仕事によって、私は重要な顧客先を全部覚えることができた。それが自分の財産となった。」

と語っている。「小さな仕事」に見えても、その仕事から引き出す意義は、それを行う人によって「大きな仕事」になるのだ。

写真および人物参考: http://www.kigyoka.jp/exh/ent/block1.html

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