日本史上、最大の輸入物は文献です

日本人は、永い歴史の中で、海外の先進的な考え・事例・方法・スキルに関する情報を入手し、それを一生懸命読んで理解し咀嚼し活用してきました。

日本と日本企業が今日のようなめざましい成長を遂げたのは、先人から受け継いできた天性の好奇心とすぐれた情報収集能力のおかげだといっていいでしょう。

日本の歴史上、最大の輸入物は文献なのです。その意味で「情報こそ国家なり」と言うべきです。

日本と日本企業にとって質の良い情報ほど重要なものはありません。これからの日本と日本企業が成長発展するためには、さらなる情報収集能力の向上こそ最重要課題だといって過言ではありません。

したがって、良質の情報(特に海外情報)をいかに効率的に獲得するかという技術・ノウハウは、国を支えるバックボーンであり、情報収集にかかわる人はもちろん、ビジネスマン・学生を問わずすべての人にとって必修科目だといっていいでしょう。

どうすればヒット商品を作れるか?

「売れ顔」の法則―ならべれば売れるヒット商品のつくり方
「売れ顔」の法則―ならべれば売れるヒット商品のつくり方

苦しい状況を脱するには、ヒット商品を作るしかない。では、ヒットする新製品を開発する手順とは・・・

1 お客を狭く、使用シーンは深く
2 ウリを作る (他社より優れている点を一言で言えるか?)
3 顔を作る (見つけやすく、わかりやすく、好まれやすいデザイン/ネーミング/コピーを!)
4 効きを作る (使用するときの五感に訴える)

そして最後に、以下7つのポイントを再チェックする。

1 ウリは一言で言えるか?
2 お客様が得られる今までにないメリットは?
3 お客様は狭く、ハッキリと見えているか?
4 ちゃんとウリが実感できるか?
5 デザイン/ネーミング/コピーは見つけやすいか?ウリがわかりやすいか?好まれやすいか?
6 使用シーンは繰り返されるか?広がりはあるか?
7 お客様は売場の前を通るか?

商品ができたら、はじめに広告はやらないこと。マス広告(特にテレビ)は売上30億以上出ないとペイしない。PRに力をいれよ。

高額商品の場合は、商品選びに役立つ公平な情報を発信せよ。