蕎麦うちて 鬢髭白し 年の暮

蕎麦うちて 鬢髭(びんし)白し 年の暮 (服部嵐雪)

作者は芭蕉の高弟です。自分で蕎麦を打ったのかもしれません。粉で白くなった髪やひげは、年の暮れの風物詩なんですね。年越し蕎麦を作る人の活気も伝わってきます。

本年もお世話になりました。年越し蕎麦は残してはいけませんよ(笑)