クリスマス直前に「クリスマスキャロル」

Disney's クリスマス・キャロル [DVD]
Disney’s クリスマス・キャロル [DVD]

クリスマス・カロル (新潮文庫)
クリスマス・カロル (新潮文庫)

言わずと知れたチャールズ・ディケンズの名作「クリスマスキャロル」(イギリス英語だと「クリスマスカロル」)。ディズニーが忠実にディケンズの世界を映画化しています。

公開から1年遅れですが、クリスマス前のこの時期に観了。感動しました!

観ていない人に申し訳ありませんが、主人公・守銭奴クルージは、あるクリスマスイブの日、3つの精霊にそれぞれ自分の過去と現在と未来を見せられ、自分の生き方を悔い改めるというストーリー。

最後、誰にも省みらず惜しまれず自分が死ぬ様を精霊に見せられ、自分の墓標を見て奈落の底に落ちると思った瞬間、自宅のベッドから落ちていた。

私は生きている、「I’m still here!」と声高らかに叫ぶシーンが印象的。

人が死んだ後に残るものは、得たものではなく、与えたものなんですね。

観るなら、クリスマス直前のこの時期にぜひ。心からお薦めします。

★★★★★

2013.12.4 以下追記

弊社監修の電子書籍版を出しました。最廉価です。読むなら、クリスマス直前のこの時期にぜひ。クリスマスに心がほっこりします。

クリスマス・キャロル(Kindle版)
クリスマス・キャロル(Kindle版)

今日はWEBの誕生日です ♪


世界最初のWEBサーバー(写真)

Happy Birthday WEB!♪
19歳の誕生日、おめでとー! (ノ^-^)ノ

英国人のティム・バーナーズ=リー氏が、欧州原子核研究機構(CERN)の依頼を受けて、世界中の研究者がネットワーク上で情報共有できる仕組みを作り、その要約をネットワーク「ワールドワイドウェブ」に初めて投稿したのが、1991年8月6日。

彼が創ったのは3つ

1. ネットワークシステム「ワールドワイドウェブ」
2. ネットワーク上の情報をハイパーテキストで閲覧するソフト「ブラウザ」
3. ネットワークシステムとPCをつなぐWEBサーバー

19年前の今日、初めて投稿されたのか・・・本当にすごい「革命」だな・・・と改めて感慨にふけるナウ(笑)

個人主義国 VS 集団主義国 世界ランキング


Culture’s Consequences: Comparing Values, Behaviors, Institutions, and Organizations

上記書籍(Hofstede著・2001)の統計に、世界のindividualism(個人主義)とcollectivism(集団主義)ランキングがあります。

individualism(個人主義)国 トップ8は・・・

1. 米国
2. 豪州
3. 英国
4. オランダ
5. カナダ
6. ニュージーランド
7. イタリア
8. ベルギー

collectivism(集団主義)国 トップ8は・・・

1. グアテマラ
2. エクアドル
3. パナマ
4. ベネズエラ
5. コロンビア
6. インドネシア
7. パキスタン
8. 中国

確かに、南米を中心に家族とのつながりを重視する国が並んでいます。

ちなみに、日本はおおよそ中間ぐらい。個人主義と集団主義がほどよくブレンドされているということでしょうか・・・?

マーケティング的に重要なキーワードは、

- 個人主義の国: プライバシー、自立、ユニークさ(独自性)、パーソナライズ

- 集団主義の国: コミュニティ、グループ、家族、シンボル、ロイヤルティ、帰属意識

となりそうです。

(2007.8調整分再掲)

人間の「知り合い」の数には上限値がある


ことばの起源―猿の毛づくろい、人のゴシップ

英国の人類学者・ロビン・ダンバー(Robin Ian MacDonald Dunbar)氏によると、人間の「知り合い」の数には上限があるという。その数、150人。

人によって100~230人(平均が150人)が「それぞれと安定した関係を維持できる個体数の認知的上限」であるらしい。心理学でも、人間の集団は自然に150人程度に収まるとのこと。

確か、ヴァージン創業者のリチャード・ブランソン(Richard Branson)氏が社員150人を超えたらファーストネームが覚えられないから、別会社にしたほうがいい、と述べていたのを思い出す。

TwitterやSNSで繋がる人の数が150人をはるかに超えてしまう現代でも、確かに、安定した関係を維持できる「知り合い」の数に変化がないかもしれない。が、その「知り合い」と呼べる人が常に入れ替わっているのが現代の特徴かもしれない。

イギリスで成功したカジュアルブランド「MATALAN」


http://www.matalan.co.uk/

イギリスの小売業者で最も成功したと言われるのが、カジュアル・ブランドのマタラン(MATALAN)。

同社のモットーは「高級品質を半額で」。有名ブランドやプライベート・ブランドの衣料品やインテリア、家庭用品などまで幅広く提供し、通販も強化している。

ドイツを追う、英国のEコマース

日本では、09年度のネット広告費が新聞広告費を上回ったことが大きな話題になりましたが、イギリスでは09年度上半期にネット広告費が17.5億ポンド(約2,187億円:125円/ポンド換算)を記録。メディア別広告シェア(23.5%)では、TV広告シェア(21.9%)を上回っています。

イギリスでは、ネットスーパーの利用率も急成長しており、スーパー大手4社を対象にした毎日の商品価格を比較できるサイトも登場しているほどです。

EU諸国のEコマース売上高では、ドイツの後塵を拝するイギリスですが、ネットの着実な普及により、Eコマースのさらなる成長が期待されています。

英ポンド、数週間内に暴落の可能性?

最近の英ポンド急落の中、冒険投資家、ジム・ロジャースさんが英ポンド暴落の可能性を示唆したらしい。http://media.einnews.com/article.php?pid=73800 (2月25日)

ロジャースさんはヘッジファンドで有名なジョージ・ソロスさんの元パートナー。英ポンドは崩壊の瀬戸際にあり、2010年内に、2008年9月の金融危機よりも世界経済に悪い影響を与えるのではないかと予想している。

1992年の英ポンド危機の時にもソロスさんは英ポンドを売り浴びせた。英ポンドは実力以上に評価されていると見込んでのことだった。

その後、英ポンドは凋落していく・・・。今、英ポンドは崩壊の瀬戸際にあり、もし崩壊すれば2008年9月リーマンショック時より世界経済は悪い状況になるかもしれない。それは数週間以内に起こるかもしれず、またイギリス政府にはそれを止める能力はないと。

どの国も赤字で苦しんでいる。米国も日本も同様。危機感を煽ると本当に現実化する。世界のどこかで起きた出来事に世界中が反応し狼狽するのはグローバリゼーションの負の側面だ。