大阪・関西万博で「クールジャパンアワード2025」表彰式

過日、大阪・関西万博で「クールジャパンアワード2025」表彰式を無事終了。

あらためて、ご来賓の関代議士、溝畑大阪観光局理事長、ご後援いただいた各省庁・関係機関、ご講演いただいた特別顧問のカーさん、ハリスさん、劇団往来さんをはじめとする運営スタッフの皆さん、審査・推薦・キュレーターの皆さん、そして準備に奔走された太田会長、今城さん、小野事務局長、太田統括キュレーター、ジーリ専務理事、田中理事、ローレン理事、貴重な機会をいただいて心よりお礼申し上げます。

46団体の受賞は日本の伝統と革新が見事に融合した証。本当におめでとうございます。多くの受賞者の皆さんが遠路ご参加され、非常に盛会となりました。

大変遅ればせながら、深く御礼申し上げます。今後ともご支援ご協力をお願いします。

郷土に刻まれた司令長官の言葉

先日実家に帰省した際、福井市役所の玄関に二つの巨大な書が掲げられているのに初めて気付いた。

一つは岡田啓介の「恭倹博愛」、もう一つは加藤寛治の「修道保法」。ともに福井市出身、第16代と第17代の連合艦隊司令長官という絶妙な組み合わせ。

ちなみに、「恭倹博愛」とは、人には礼儀正しく、自分は謙虚に質素に振る舞い、すべての人を平等に愛し慈しむこと。「修道保法」とは、道義を正しく身につけ、組織の秩序や規則を保つこと。いずれも組織の長たる要諦か。自身の座右の銘であったに違いない。

日本青年会議所にて

昨日、日本青年会議所(北陸信越地区協議会・富山市にて開催)にお招きいただいた。

クールジャパン協議会・代表理事の立場で、太田会長とジュリアンジーリ専務理事、wipコネクト高木社長と共に、「ラグジュアリーツーリズム」について講演。

北陸新幹線が福井県敦賀まで延伸されたことで、地域(長野県、新潟県、富山県、石川県、福井県)に対する期待がものすごく高まっているのがわかる。

東京・京都・大阪を結ぶ東海道ルートのオーバーツーリズムへの対策として、北信越ニューゴールデンルートの開発にお役に立てると嬉しい。

「クールジャパンアワード」も、コロナ禍での延期を経て、2025年の開催に向けて準備が始まるので、自薦他薦を寄せてください。
http://www.cooljapan.info/about.html

ワシントンポスト紙に福井

ワシントンポスト紙「2024年に喧騒を離れて旅行すべき場所12」に日本・福井が選ばれた。(画像は永平寺)

2024年は日本の観光がコロナ前のレベルを超える可能性あり。都市の喧騒から離れ、最もスピリチュアルな地域を見たいなら福井へ行け。福井には寺院、温泉、芸術、食事(特に越前ガニ)があり、3月に新幹線が開通すると、東京から約3時間で到着することができる、とさ。

慧眼だ(嬉)

人生、何が起きるかわからない

登別温泉・第一滝本館。知る人ぞ知る南外吉さんという波乱万丈の人生をくぐった人が中興の祖として同館の歴史に名を刻んでいる。

彼は最初水運会社で巨万の富を築いた。しかし洪水にあって倉庫も船も失って一文無しになってしまう。お金に困って、その後、札幌の風呂屋で釜焚きをするが、風呂屋が閉鎖して失職。

次に300坪の土地を借りて大豆を作ったら大成功。全財産をはたいて3000坪の土地を借りて大豆を作ったら大雨で大失敗、借金を抱えてしまう。

その後、旅館に養子にやっていた息子を頼って、その旅館の下男の仕事を始めた。苫小牧の駅前で旅館案内をするために吹雪の中で、毎日必ずずっと立って客待ちをしていたらしい。

その頃、滝本さんという老夫婦が登別で5部屋ほどの旅館を経営していたが、後継ぎがいないというので買い手を探しているとき、客待ちをしている南外吉の姿を見ていた登別森林鉄道の社長が、外吉さんに「滝本館」を買わないかと声がけした。しかし外吉さんにはお金がない。社長は「私が全部貸してあげるから、お金ができたら返してくれ」と言ってくれた。そのお金で滝本館を買い取った。63歳の時だった。

その後、外吉さんは75歳で亡くなるが、5室の滝本館がその後30年で400室の温泉旅館になった。

まさに塞翁が馬。人生、なにが起きるかわからない。

日本産水産物輸入の全面停止

日本産水産物輸入の全面停止。「海洋が汚染される」というからには、今後、中国の人たちは海産物を食べなくなり、中国の漁船は日本近海はもちろん太平洋全体に行けなくなる。すると同国の漁業関係者や海産物を扱う業者や飲食関係者も大変困るだろうに・・・

売れなくて行き場のない日本の水産物は干物にしよう。今後、日本人がさらに魚を食べることで日本の漁業を応援できるし健康にも役立つはず w

世界レベルの偉人・伊能忠敬

伊能忠敬が19歳年下の先生に仕えたのが50歳の時。そして天文学と測量を学び、54歳から17年かけて4万キロ歩いて日本全国を測量した彼の人生は、日本の(世界の)中年層を奮い起こしてくれる偉大な人生だと改めて思う。

そんな彼の生家と街を訪問したくて過日、香取市佐原に立ち寄った。彼は自分の歩幅を基に測量し日本地図を描いた。その歩幅はこの橋を渡るのに13歩だったらしい。

そこで私も普通に渡ったら、同じく13歩!ワオ! 時を超えて彼と同じ(笑)

同じぐらいの年、というか、当時の寿命は60歳程度であることを考えると、もっともっと頑張れよ、って言われた気がした(笑)

宇宙に広がる「たなばたさま」の歌詞

ささの葉さらさら
のきばにゆれる
お星さまきらきら
きんぎんすなご

ごしきのたんざく
わたしがかいた
お星さまきらきら
空からみてる

一言も七夕と言わず、「さらさら」「きらきら」「ゆれる」と視覚的に動きを作りながら、「きんぎん」「ごしき」と色の配色をつけ、一番と二番を「ご」でつないで、最後にドーンと「空からみてる」と締めている

お天道様(太陽)が出ていない時でも星が見てるよ、見守っているよ、と宇宙にイメージを広げる歌詞が本当にすばらしい

そんな「たなばたさま」の作詞は権藤はなよさん(1899~1961)
みなさんの願いが叶いますように・・・

春過ぎて 夏来にけらし 白妙の

小学生の頃、かるた大会に備えて、意味もわからず、百人一首をいやいや覚えていた上田です。一気に初夏がやってくる、こんな季節には

春過ぎて 夏来にけらし 白妙の 衣ほすてふ 天の香具山

という持統天皇の歌が最高です。女性である持統天皇が、最近まで冷たかった水が気持ちよくなって、晴れ上がった日の午前中、ご自身で洗濯をしつつ、若くして亡くなった夫の天武天皇を香具山に見立てて、「あなた、今日は天気がいいから、お洗濯日なのよ~」なんて、高らかに言いながら、真っ白な洗濯物を干している、そんな映像を思い浮かべてみてください。

日本が誇る世界最古レベルの女流歌人の一人・持統天皇の晴れ晴れとした爽やかな気持ちをきっと共有できるはずです(笑)

岡田啓介首相や南部陽一郎氏も寄宿

福井県から上京する男子学生のための学生寮(明倫学舎・吉祥寺東町)が入寮希望者を募集中。ちなみに私は同学生寮の評議員。

岡田啓介首相(当時は神田寮)やノーベル賞受賞の南部陽一郎氏(当時は小石川寮)も寄宿した。現在、旧大野藩主土井氏の寄贈地(吉祥寺東町)のみに寮がある。最近、図書室が新しくなって快適度アップ。おススメしたい。

明倫学舎 入舎をお考えの方へ
http://meiringakusha.com/recruiting/

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福井の伯父が旅立った

週末にお見送りができて良かった。

同じ巳年生まれで、起業したのも同じ29歳だった。結婚の際は大阪の家内の実家まで結納の挨拶に来てくれた。パリでは一緒に二人で観光した。起業も応援してくれた。東京オフィスを立ち上げた時は様子を見に来てくれた。盆と正月はいつも笑顔で迎えてくれかわいがってくれた。

親族全員のお世話をする責任感の強い優しい伯父だった。感謝の言葉しかない。安らかに眠ってください。

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一生に 日本開催 一度だけ

ラグビーW杯・NZ対南ア戦 来た〜 最高!嬉しい!サッカーでいえば、ブラジル対ドイツという感じだろうか。最初、南アが押していたが、ペナルティキックの失敗から少し流れが変わった。さすがオールブラックスという試合。

NTTの5Gも素晴らしい。フィールドの選手情報もダイレクトに表示され、レフェリーの目線カメラも含めていろんな視点から中継を切り替えることができる。

ずっと強豪国で開催されてきた大会が日本にやってきた背景には、オックスフォード大ラグビー部の「ブルー」、つまり一軍レギュラーであった日本人・奥克彦さん(外交官)の活躍があったらしい。不可能と思われたW杯日本開催に挑戦しようと言い出した彼は、開催決定時にはテロのためにイラクの露となっていた。改めて奥さんのご冥福をお祈りしたい。

今は昔 摩周湖に 老婆ありけり

今では世界2位の透明度となったが、1931年に透明度41.6mという未だ破られていない世界最高記録を誇る湖、摩周湖。

巨大噴火で生まれた窪地に水がたまったらしいが、7000年前というから比較的新しい「巨大水たまり」だ。

ここには物語がある。

昔昔あるところで、アイヌ人の村同士の争いがあり、ある老婆と孫が命からがら逃げる道中で互いにはぐれてしまった。老婆は孫を探しさまようが見つからず、摩周湖にたどり着いた。

しかし、疲労困憊の老婆はそこから動けず来る日も来る日もそこで孫を待ち続け、とうとう島になってしまった。

今でも、誰かが近付くと老婆は孫が現れたかと喜んで嬉し涙を流す。その涙が雨であり霧なのだ、という悲しくて切ない物語。

画像左奥の湖面に寂しそうに浮かんでいる小島にお気づきだろうか。あいにく私は嬉し涙に出会えなかった。

みなさんが行かれた時にどうなるか。この物語を思い出してみてください。

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福井の将来は絶対に明るい

「福井の将来は絶対に明るい5つの理由」

というタイトルで、文化、歴史、海外ネットワーク、起業マインド、物流という5つの観点から、福井の未来について拙い意見を自由に述べてみた。

邪馬台国=越前説にも軽く触れたので(笑)機会があれば笑覧いただきたく。福井の将来は明るいよ! (^O^)/

『福井の幸福を語ろう』(東京若越クラブ/福井新聞社)
https://amzn.to/2N5f5kK

 

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北海道 川湯に行ったら 寄ってって

関係する仲間の方々が、阿寒摩周国立公園内・川湯エコミュージアムセンター(川湯温泉・北海道)2Fに素敵なパークスタイルカフェをオープン!

摩周湖・川湯を訪れたら、ぜひこちらで情報収集と珈琲を。

画像:川湯エコーミュージアムセンター
https://www.kawayu-eco-museum.com/
画像:環境省
https://www.env.go.jp/p…/guide/akan/facilities/mashu/01.html

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