先日実家に帰省した際、福井市役所の玄関に二つの巨大な書が掲げられているのに初めて気付いた。
一つは岡田啓介の「恭倹博愛」、もう一つは加藤寛治の「修道保法」。ともに福井市出身、第16代と第17代の連合艦隊司令長官という絶妙な組み合わせ。
ちなみに、「恭倹博愛」とは、人には礼儀正しく、自分は謙虚に質素に振る舞い、すべての人を平等に愛し慈しむこと。「修道保法」とは、道義を正しく身につけ、組織の秩序や規則を保つこと。いずれも組織の長たる要諦か。自身の座右の銘であったに違いない。


先日実家に帰省した際、福井市役所の玄関に二つの巨大な書が掲げられているのに初めて気付いた。
一つは岡田啓介の「恭倹博愛」、もう一つは加藤寛治の「修道保法」。ともに福井市出身、第16代と第17代の連合艦隊司令長官という絶妙な組み合わせ。
ちなみに、「恭倹博愛」とは、人には礼儀正しく、自分は謙虚に質素に振る舞い、すべての人を平等に愛し慈しむこと。「修道保法」とは、道義を正しく身につけ、組織の秩序や規則を保つこと。いずれも組織の長たる要諦か。自身の座右の銘であったに違いない。


昨日、日本青年会議所(北陸信越地区協議会・富山市にて開催)にお招きいただいた。
クールジャパン協議会・代表理事の立場で、太田会長とジュリアンジーリ専務理事、wipコネクト高木社長と共に、「ラグジュアリーツーリズム」について講演。
北陸新幹線が福井県敦賀まで延伸されたことで、地域(長野県、新潟県、富山県、石川県、福井県)に対する期待がものすごく高まっているのがわかる。
東京・京都・大阪を結ぶ東海道ルートのオーバーツーリズムへの対策として、北信越ニューゴールデンルートの開発にお役に立てると嬉しい。
「クールジャパンアワード」も、コロナ禍での延期を経て、2025年の開催に向けて準備が始まるので、自薦他薦を寄せてください。
http://www.cooljapan.info/about.html
福井県から上京する男子学生のための学生寮(明倫学舎・吉祥寺東町)が入寮希望者を募集中。ちなみに私は同学生寮の評議員。
岡田啓介首相(当時は神田寮)やノーベル賞受賞の南部陽一郎氏(当時は小石川寮)も寄宿した。現在、旧大野藩主土井氏の寄贈地(吉祥寺東町)のみに寮がある。最近、図書室が新しくなって快適度アップ。おススメしたい。
明倫学舎 入舎をお考えの方へ
http://meiringakusha.com/recruiting/

週末にお見送りができて良かった。
同じ巳年生まれで、起業したのも同じ29歳だった。結婚の際は大阪の家内の実家まで結納の挨拶に来てくれた。パリでは一緒に二人で観光した。起業も応援してくれた。東京オフィスを立ち上げた時は様子を見に来てくれた。盆と正月はいつも笑顔で迎えてくれかわいがってくれた。
親族全員のお世話をする責任感の強い優しい伯父だった。感謝の言葉しかない。安らかに眠ってください。

「福井の将来は絶対に明るい5つの理由」
というタイトルで、文化、歴史、海外ネットワーク、起業マインド、物流という5つの観点から、福井の未来について拙い意見を自由に述べてみた。
邪馬台国=越前説にも軽く触れたので(笑)機会があれば笑覧いただきたく。福井の将来は明るいよ! (^O^)/
『福井の幸福を語ろう』(東京若越クラブ/福井新聞社)
https://amzn.to/2N5f5kK

「やったるわい!」とこぶしを上げて叫びたくなるドラマがある。昭和の関西テレビ『どてらい男(やつ)』だ。
私の名前は、父が好きだった西郷輝彦から採られた。福井出身の主人公が大阪に丁稚奉公に出るところも私の祖父と同じ。私自身も社会人のスタートは大阪だったので主人公と同じ。以前から観たかったドラマだった。
Amazon(京都ch)にあることが判明し、毎晩家内と少しずつ観ていたが、「本編~戦後編」で終了(涙)。「どてらい男ロス」になってしまった(笑)
因みに原作のモデルとなった山本猛夫氏とドラマのあらすじはこちら → https://www.yamazen.co.jp/museum/drama/story/
観れば「やったるわい!」と叫びたくなること請け合い。昔の大阪商人のバイタリティが理解できるだろう。

昨年の「日本タウン誌大賞」を受賞した福楽(夏号)が届いた!今回は、あわら市・藤野厳九郎記念館の記事について。
「私が師と仰ぐ人の中で、彼はもっとも私を感激させ、私を励ましてくれたひとりである」
中国の文豪・魯迅の「藤野先生」という短編に登場する文言。魯迅が仙台で医学を学んだ時の恩師があわら市出身の藤野厳九郎先生であり、彼は帰国後も先生の写真を掲げて自らを鼓舞していたらしい。
中国では「藤野先生」はよく知られているが、福井県(あわら市)出身であることは殆ど知られていない。未読の福井人には必読の短編であるし、非常に強力な観光資源として活用すべきと思う。
いまさらながら、国と国の交流は首脳同士の会談というより、こうした人と人の心温まる交流が基本。中国人留学生や観光客が増えている昨今だが、どのように接するべきかを藤野先生は改めて示唆している。
調べたら先生(旧福井中卒)は私の学校先輩だった。背筋が自然と伸びてくる。
—————
藤野厳九郎記念館
http://www.city.awara.lg.jp/…/72…/kankoshisetsu/p000263.html
わかりやすい動画はこちら
https://www.youtube.com/watch?v=YupfPd-yAvE

先日、福井市旅館業協同組合総会(@福井パレスホテル)にてインバウンド誘客についてお話させていただいた。ご清聴に感謝です!
日本人なら誰でも知っている地名でも海外では殆ど知られていないという事実から地方はスタートすべきとの持論をぶってきた(汗)
タトゥー対応についていくつかご質問をいただいたので、参考まで。
若狭三方五湖観光協会を訪問。数万年前からずっと静かで変化がなかったことが世界的に絶賛されている湖群だ。(手前の人工物を除いて)数万年前の人と同じ湖景で繋がる感動。

修学旅行中の福井大学教育学部附属義務教育学校8年生(旧福井大附属中2年生)が来社。写真掲載について学校を通じて事前了解いただいたので皆さんとパチリ。
鋭い質問をたくさんもらう(汗)。自分が中学2年生だった頃こんなにしっかりしていなかったなぁと感心することしきり。拙い話を聴いていただき感謝感激!すばらしい中学生活を!
主な取材(質問)内容
・上京した理由
・起業した理由
・福井と東京の違い
・職業観や人生観
・AIの影響
・仕事上大切にしていること
・失敗から学んだこと
・何をこれから身につけるべきか
・英語は重要か
など
皆さんへのメッセージ
・私も失敗の連続でした。若いうちに大いに失敗してください。大人になればなるほど失敗しにくくなります。
・福井の人は福井を過小評価しがち。短所に着目するのではなく福井の長所・良さを発見し可能性を拡げてください。
・これからますます専門家と非専門家の垣根が低くなっていきます。専門家やニュースの情報をうのみにせず、広い視野で、自分で情報を収集し調べる力を身につけていってください。

みなさん、新年あけましておめでとうございます。今年は戌年ですね。
さて、カーネギー著「人を動かす」の「人に好かれる原則」の最初に登場するのは犬。番犬などもいますが、多くの犬は人間に愛情を示すだけで食べていく動物です。ニワトリは卵を産むし、牛は牛乳を出す。しかし犬は尻尾を振って夢中になって人に好意と関心を示すだけで生きていきます。これって凄くないですか!?私たちは働かないと食べていけませんが、犬は仕事をせずとも尻尾を振って喜ぶだけで食べていけるんです(笑)
そんな犬に倣って、出会う人一人ひとり、どんな人でどんなお役目と問題意識を持っているのか、今年はより一層、関心を寄せる年にしたいと思います。
そして、私は「越(こし)」の国の出身。「越(こし)」とは越前・越中・越後を指します。能登や加賀が入ってない?大昔の能登・加賀は越前だったんです。それに因んで「越(こえる)」という字を今年は掲げます。
「越(こえる)」という字は「走る戌」と書きます。犬に倣ってもっと早く走っていきたく。会社も個人も色んな壁にあたりますが、今年一年、健康に気をつけて、一緒に色んな壁を越えていきましょう!
幼い頃、左内公園(福井市)でよく遊んだ。すぐそばの保育園で育ったからだ。当時は「左内」が何を意味するのか、公園内の銅像が誰なのか、何も知らなかった。
「いずれ世界には国際連盟のようなものができる。その中心になるのは英か露だ。厳しい国際社会を日本が生き抜くには、開国をしてどちらかの国といずれ同盟を結ばねばならない」と、日英同盟や国際連盟設立の約60年前、江戸幕末期に明確に見通していたのはおそらく日本中でも橋本左内先生だけではあるまいか。改めて先生の偉大さを思う。
今回、母校・藤島高校の後輩達が、「コミック版日本の歴史・幕末維新偉人伝」に左内先生(先輩)を加えて寄贈するプロジェクトを成功させた。実に素晴らしくて感動!

「幕末維新偉人伝 橋本左内(コミック版日本の歴史)」
http://amzn.to/2fnotvK
都知事選がまもなく始まるが、第四代東京府知事はわがふるさと越前藩士・由利公正。
彼は、廃墟となった大名屋敷に盗賊が住みつかないように三千人の警官を置いて治安回復に努め、東京を燃えない街にするために、銀座をレンガ街にし道幅を広げ歩道を作りガス燈を設置、現在の銀座の景観を作った。郷土の誇りだ。
昨晩、高校後輩のお店「銀座小料理屋・龍」で、同じく高校同期の西出君が飲ませてくれた、我が母校・岡保小学校区100%産の日本酒「岡の泉」。
我が実家近くの有名な湧き水と、コシヒカリ発祥の地である福井県農業試験場を抱える同校区で育った本家「コシヒカリ」が、舟木酒造さんの手によって実に味わい深い最高の純米吟醸に生まれ変わっている。
ふるさとの酒にむかいて 言ふことなし ふるさとの酒はありがたきかな
感動・・・
あとは友田晶子さんの解説を読んでいただきたく・・
http://allabout.co.jp/gm/gc/225316/
岡保まちづくり委員会のページと併せて
http://www.okabo-daisuki.com/cat9/000085.html
銀座小料理屋・龍(食べログ)も一緒に
http://tabelog.com/tokyo/A1301/A130103/13166758/
今日はわが母校学監・橋本左内先生の逝去日。「学」の本当の意味は、家庭や学校や職場で、周囲の人々に真心と愛情をもって付き合い、自分のしなければならない仕事には誠実に立ち向かって、全力を尽くす気構えを持つこと。背筋が伸びます。
1995年、起業する時、なけなしのお金で購入したのが、Mac IIci だった。モニターは白黒の縦長A4サイズ。今でも会社の倉庫に眠っている。
革新的なインターフェイスとデザイン。英国で一目見て欲しいと思った。大学内コンピュータセンターのMacで人生初めての電子メールを送った。帰国したら必ず買おうと。
ジョブズさん、世界を変えましたね。本当にお疲れ様でした。
追伸
亡くなられたスティーブ・ジョブズさんは、曹洞宗の知野弘文老師を師事していました。Mac、iPod、iPhone、いずれもシンプルなデザインは禅に由来。
ちなみに、知野老師は福井・永平寺で修行され、米国・サンタクルーズ禅センターを立ち上げられた方です。
ジョブズさんと福井のつながり、ここにあり。世界は狭い。禅つながりだ。