夢の中で夢を見ること、ありますか?

夢の中で寝たことありますか? → YESの方へ、そこで夢を見たことがありますか? → YESの方へ、さらにそこで寝て夢を見たことがありますか?

「インセプション」遅ればせながら観了。そこで思ったのは、この世で体験している全てがひょっとしたら夢ではないかと(笑)。実際、夢の中ではこれが夢だなんて思っていない、「現実」だと思っている。

そして、この世を去るときに目が覚めて、来世では見ていた夢のことはすっかり忘れているのかもしれないと。たまに、夢について覚えている人がいて、その人は前世について語る人なのではないかと。

まあ、そんなことを考えさせられる、個人的には面白くてユニークな示唆を得た映画となりました。

インセプション [DVD]
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九州新幹線のCM、一見の価値あり!

東日本大震災で西日本の話題が薄くなっている印象があるが、震災翌日・3月12日に九州新幹線が全線開通した。

博多~鹿児島中央間は最速で1時間19分。博多~熊本間は33分。新大阪~鹿児島中央間は3時間45分、新大阪~熊本間は2時間59分。東京から鹿児島まで新幹線で約6時間半か。

交通が便利になればなるほど地方から都市へ人が流出するといった功罪は別にして、その九州新幹線全線開業のCMが話題になっている。

確かにすばらしい。見事なプロモーション。たくさんの沿線のいろんな人が開通を喜んでいる感じで、見ている自分もハッピーになれる180秒。

なぜか泣けてくるんです(笑)



見上げてごらん 夜の星を

サントリーの震災向けメッセージCM、いいですね。故坂本九さんは定時制学校に通う学生さんをイメージしながら応援歌として歌っていたと、どこかで聞いたことがある。

震災後、涙が枯れて夜空を見上げている東北の人たちに届いてほしい。そして日本中の人がまた頑張ろうって。

訪日外国人が約75%減!

訪日外国人数が4分の1になったらしい(東京入国管理局調べ)。観光・小売には大打撃だ。銀座からも中国人観光客が消え去ったと聞いた。

被災地以外、特に西日本は、安全に観光できる旨、世界にメッセージを発信しないとけない。

大企業に入社した諸君へ 99%の法則とは?

“The Plateauing Trap: How to Avoid Today’s #1 Career Dilemma” という著書の中でJudith M. Bardwick氏が述べている”99 percent rule”(99%の法則)とは・・・

大企業に入社する100人のうち、中間管理職になれるのは10人、経営幹部になれるのは1人。つまり99%は脱落するという法則のこと。

意地悪な法則を持ち出してごめんなさい。夢を壊すつもりは毛頭ありません。ただ、厳しい現実の一部を物語っているのは確か。だからこそ、この4月から頑張って欲しいと思います。 私も一度大企業に就職しました!

予知に対してどのように向かい合うべきか

震災以降、ブログに向かう筆が止まってしまいました・・・いけません。4月に入り、心機一転書いていきます。よろしくお願いします。

最近、「震災直前に『大地震がある』という予知を聞いた」と複数の知人から聞きました。ちなみに、予知をしたのはそれぞれ別の方々。詳細は伏せておきますが、お二方ともその予知が当たって驚かれていた様子でした。

それで思い出したのは、中学生の頃にはまったノストラダムス(笑)、そして数年前にTV等で採り上げられたブラジル人予言者・ジュセリーノ氏。ジュセリーノ氏については、来日時に弊社で通訳を手配した関係で、当時彼に関する著作を興味深く読みました。

1960年生まれの彼は、普通の学校教師を勤めながら子供4人を育てる6人家族。子供の頃から予知夢が当たると評判で、特にすごいのは月日まで予言してしまう気風のよさ。1989年の天皇崩御、1995年の神戸大地震、2001年9月11日にアメリカでテロが起きることを各事件の約10年前に各国政府に警告したといいます。

的中したとされる数々の予知の証拠については色々と取り沙汰されていますし、最近は予知を外すことが多いため、過去の予知についても懐疑的な批判が多いようですが、個人的には、特に、巨大地震の多発、原発事故、疫病流行、小惑星衝突の危険性に関する予言については、時期や地域が当たろうが当たるまいが、一度立ち止まってどのような準備ができるかについて検討するところに、予言の価値があるものと思います。

因みに、彼の主要な予言(今後)を拾うと・・

2011年:鳥インフルエンザの大流行、新しい疫病の出現
2012年:インドネシアで火山噴火
2013年:大西洋で巨大地震と超巨大津波、原発事故
2014年:地球衝突の可能性がある小惑星の存在が問題に
2015年:欧州で過去最大の旱魃、インドネシアで火山大爆発
2017年:世界中で大旱魃
2018年:小惑星対策会議、日本で巨大地震
2021年:コロンビア・メキシコで巨大地震
2022年:ペルーで巨大地震
2023年:サンフランシスコで巨大地震
2026年:サンフランシスコで超巨大地震(カリフォルニア崩壊)
2027年:米国で火山爆発(降灰による新氷河時代へ)
2029年:別の小惑星が地球への衝突軌道へ、日本で火山噴火と地殻変動が頻発
2036年:小惑星衝突の可能性ピーク
2043年:世界人口激減

少々恐怖を掻き立てられる内容ですが、当たるも八卦当たらぬも八卦。あなたにも私にも恐らく予言者にもわかりません。ただ、予知が出るということは変えられる可能性があるということ、そして、それに心奪われることなく、ひょっとしたらあるかもしれないと、避けられることは可能な範囲で粛々と。外れたら外れたで良かったと思うだけ。

人生には「上り坂」と「下り坂」と「まさか」があります。今回の津波は想定を遙かに超えた「まさか」でした。今後、想定外の「まさか」にどう準備し対処するのか、非常に考えさせられる時代になったことは間違いありません。

未来からの警告 (ジュセリーノ予言集 1)
未来からの警告 (ジュセリーノ予言集 1)

関東大震災が来たと思った

3/11の地震に遭遇したのは、会社の山﨑牧郎君と一緒に中野坂上へ商談をしに行く途中だった。地下鉄丸ノ内線新宿駅。ちょうど電車がホームに止まり、乗換えしようとしたところだった。

とうとう来たか、関東大震災(野郎)! 

相当揺れた。ふらついてじっと立っていられない。その時、直感的に地下は大丈夫。ただ、天井が落ちてきたらさすがにペチャンコだなと思った。

すぐに「ただいま関東地方に大きな地震が起きた模様です」という構内アナウンスが流れた。地下でもこれだけ揺れたのだから、地上に出たら大変なことになっているのでは・・・と地上に出てみると、小田急百貨店内で社内連絡放送が流れている一方で、喫茶店でお茶をしている人もいる。ビルは倒れている様子もない。バスも動いている、車も走っている。ただ、みんながみんな携帯を見て連絡を取ろうとしている光景だった。

手元のドコモもiPhoneも全然つながらない。すかさず公衆電話を見つけて、往訪予定先に電話しキャンセル。家族に電話するがつながらない。実家に電話して留守番電話に無事を伝える。会社に電話したら百瀬さんが出て、皆大丈夫だと。

次に、タクシーをつかまえようと思ったら、ことごとく実車で全く拾えない。オフィス方面へ歩き出すことにした。新宿東口ではたくさんの人が中央分離帯のところに集まっている。直感的に、ビル倒壊からわが身を救える術なのか・・・

ビルから何が落ちてくるかわからないので、歩道ではなく車道を歩く。タクシーは相変わらずつかまらない。丸井の前を過ぎたとき、ビル壁面のかけらがいくつも落ちている。危ない、危ない。どこも店を閉じ始めている。

四谷方面を目指してひたすら歩く。たくさんの人が歩いている。地下鉄がなかったら地上にはこんなに人がいるのだということを実感する。

災害ダイヤルの番号をどうしても思い出せない。語呂で覚えたはずなのに。3桁だったか4桁だったか・・・ふと道路の警官に災害ダイヤル番号を聞く。彼も思い出せない様子。ちょっと確認してきますと、装甲車みたいな車の運転手に確認してもらっている。戻ってきて「171」だと教えてくれる。

そうだった。「あいつがいない(171)」と覚えたんだ、ということを思い出した。山﨑君の携帯(ウィルコム)がつながるようなので借りて「171」にかけてみた。すると伝言を受け付けていない。どうも東京は被災地に指定されていないらしい。ダメだ。

そうこうしているうちに、麹町・平河町のオフィスに到着。東北出身のスタッフの人たちが実家と連絡がとれないという。心配だ。テレビでは各地の津波の状況が映し出されている。

帰れそうにないスタッフのために宿泊場所を確保しようと周辺のホテルに電話してもらったら、どこもかしこも予約で満室。電車が動き出すのを待つスタッフの人たちと一緒にオフィスで待機。帰れないスタッフのためにオフィスは一晩開けるつもりだったが、皆、自宅や友人宅を目指して帰っていく。最後の一人になった関口さんが有楽町線の再開を待って23時過ぎに帰宅の途についた。その後、私は自宅へ。

「3.11」 地震の金曜日がこうして終わった。

今日、大塩平八郎の乱が勃発、中東革命も思いは同じ

1837年の今日2月19日(西暦では3月25日)、大塩平八郎がやむにやまれず反乱を決起した。

飢饉で民衆がろくに飯が食えない世の中で、米を買い占める豪商、江戸の新将軍へのお祝いに大量の米を送る政府、窮状に対する無策・無関心、そして豪商と結託した役人汚職に対する怒りが頂点に達した日だ。

古今東西、民衆が蜂起する理由も同じ。昨今の中東革命も同じ。

大塩平八郎の墓所は大阪オフィスのすぐ近く。改めて、正義を重んじ弱い者を助けようとする彼の義侠心に頭が下がる。

 

「人はなぜ生きなければいけないのか」


老師と少年 (新潮文庫)

先日、平秀信さんにお勧めいただいて読了。

著者の南直哉さんは長野のご出身で、永平寺で修行され、現在福井で住職をされています。私の郷里は福井・永平寺に近いところなので、不思議なご縁を感じました。

色んなことに揺れ動く自分にドスンと安定した不動の心を築けないものかと、以前、永平寺の参禅研修に一人で参加したことがあります。

その時学んだのは、座禅だけが禅ではなく、日常の全ての行為の中で自分の心の動きをしっかりと見つめること。腹が立った時、嫉妬心が生じた時、相手に不満を感じた時、あっ今動いた、なんでそう思ったんだろう・・と振り返る自分が登場したことでした。

そして、肉体的な欲と精神的な欲(=思考)を分けたほうが良さそうだということ、「常識」というものからもっと自由になりたいと思ったことでした。

この本、色々と考えさせられます。「人はなぜ生きなければいけないのか」「自分とは何か」を真剣に問いかける少年に対して、老師はいかに答えるでしょうか?

常に「答え」を求めている自分がいることに気づかされます。理由・答えのない世界にいるんだと改めて教えられます。

「大切なのは答えではなく、答えがなくてもやっていけること」

何度も読みかえしたい本です。

★★★★★

年代によって変わる幸せの関心事

年代毎に、何を手にしたとき豊かだと感じるか? 分類すると・・・

20代: 金、異性
30代: モノ、金
40代: 時間
50代: 体力
60代: 親友・健康・孫

船井総研社長の高嶋栄さんが述べていたものに少し調整を加えました。私は40代なのでわかりませんが、特に60代以降、定年退職後、仕事から離れたときに残るものは、親友の存在だと。

お客様や同じ会社内や趣味や旧友の中に、退職後もつきあえる友人や仲間を何人持てるかということが60代以降の豊かさを決める、という視点は新鮮だ。

携帯電話会社はタバコ会社の二の舞になるか

携帯電磁波の人体影響 (集英社新書)
携帯電磁波の人体影響 (集英社新書)

いつか出るだろうと思っていた。携帯電話の電磁波が体(特に脳)に良くないという本が出た。

私自身、携帯から悪影響を直接感じているわけではないが、それなりに強い電波を送受信している以上、肌身離さず携帯を持つことには以前から抵抗感を感じていた。

欧州議会は2009年に「電磁波による健康影響の懸念」を採択。携帯電話基地局は学校や託児所、病院、老人ホームなどから一定の距離をおいて設置すること、周辺住民への電磁波曝露の健康影響に関する情報提供を徹底すること、等の項目が盛り込まれた。

科学的な証拠が不十分でも、ある程度のリスクが予想される場合、予防的措置を講じるべきとして対策がなされている。

フィンランドやイスラエルでは携帯電話の使用を制限するよう国民に勧告を出している。米国や英国では訴訟や住民運動も起き始めている。

たばこ会社に対する訴えが認められるまで数十年を要したが、果たして携帯電話会社はどうなるだろう。東京スカイツリーはどうなるだろう。日本政府はどうするだろう。

携帯がなくなるのは困るが、この問題、ジワリジワリと表面化すること間違いなし。

「自然治癒力」はもっと着目されるべきキーワード

ファミリーセラピー(家族療法)の大家、サルバドール・ミニューチン(Salvador Minuchin・アルゼンチン出身)さんのアプローチを簡単に言うと・・・

状況が変われば人もまた変わる。
変えるためにはまず相手の懐に飛び込め。
相手の価値観、相手の土俵に乗れ。
その中で一緒に作業してみよ。
その中にチャンスはある。

示唆に富む言葉だと思う。

ところで、家族療法とは、家族を一つのシステムとして捉え、家族間の相互関係を明らかにし、家族自身が既に持っている解決する力や答えを引き出していく療法らしい。

こうした考えは家族だけでなく、学校や会社にもあてはまる。

問題が起きた時、単純な因果関係として捉えるのではなく、全体的・統合的なバランスを取り戻し、自然治癒力に委ねるということだ。つまり、東洋医学的なアプローチだ。

昨今の社会的・組織的問題は、西洋医学のように悪いところを切除したり部分的治療を施しても治らないケースの方が多い。今後ますます、全体的なバランスと自然治癒力を捉える視点やアプローチが必要になってくる。

「自然治癒力」を信じるか信じないか。これでアプローチは大きく変わる。「自然治癒力」はもっと着目されるべきキーワードだ。

2011年は辛卯 その意味あいとは?

明けましておめでとうございます!

本年、2011年(平成23年)の干支は辛卯(かのとう)です

因みに、「辛」は罪人に入れ墨を彫り込むための刃物、「卯」は門をこじ開ける様子を表す漢字だそうで・・・つまり、閉ざされて入れなかった領域に鋭く切り込んで、新境地を拓く年になるのではないでしょうか。

個人的にも、年を経る毎に良い年になってきています。今年もさらに新境地を拓いて良い年にしたい!

teruedaをフォロー Twitterでもつぶやいています・・・

北村佳嗣さんのご冥福を心からお祈りします

大阪で創業して数年間、関西師友協会で一緒に勉強していた仲間の一人・北村佳嗣さんが、12月25日に亡くなられたという悲報がさきほど飛び込んできた。

昨年結婚したばかり、事業(聖天薬局)も順調と伺って、久しぶりに会いたいと思っていた矢先・・・38歳で逝くのは早すぎます。

心からご冥福をお祈りいたします。 合掌

滝に打たれてきました

しばらく忙しくてブログを怠けてしまいましたが、先週、人生初めての滝行(たきぎょう)を体験しました。栃木の出流山(いずるさん)にある、真言宗・満願寺(まんがんじ)で、軽い座禅と滝行を体験しました。

冷たい水に入り、滝に打たれていると意識が遠のきました。実際に滝に打たれたのは数十秒でしたが、もしもこれ以上続けると身の危険を感じるような頭痛のする体験でした。

滝行の様子はYoutubeで画像を公開しています。

上田輝彦の修行 (Youtube)
http://www.youtube.com/watch?v=Y1kMYc7xuWQ

出流山 満願寺
http://www.idurusan.com/

<ちなみに・・・社内でのやりとり (爆) >

ア:映像に映っているのがUさん?
U:そうです
ア:冬がシーズンなのか?
U:夏にすることもできるが1年を通して水温が変わらないため夏の方が辛いらしい
ア:有償なのか?
U:指導料を寺に納めた
モ:どのあたりが魅力なのかがよくわかりません(笑)
平:映像の中のUさんがふらついていますが・・
U:かき氷を一度大量に食べた時のような頭痛がしました

今日11月10日は、いいトイレの日だそうで・・

日本トイレ協会、頑張ってますねー (ノ^-^)ノ

水を流す際、「大」「小」の切替えができる日本のトイレは世界でもユニークな存在です。水の豊富な国でありながら、水を節約するスタンスは結構誇っていいんじゃないかと思います。

本日はいい(11)ト(10)イレの日。トイレには神様がいるんです(笑)。トイレをきれいにする、トイレの蓋は使ったら閉める、これをすると運(ウン)が引き寄せられるそうで・・・トイレをきれいに使いましょう!

日本史上、最大の輸入物は文献です

日本人は、永い歴史の中で、海外の先進的な考え・事例・方法・スキルに関する情報を入手し、それを一生懸命読んで理解し咀嚼し活用してきました。

日本と日本企業が今日のようなめざましい成長を遂げたのは、先人から受け継いできた天性の好奇心とすぐれた情報収集能力のおかげだといっていいでしょう。

日本の歴史上、最大の輸入物は文献なのです。その意味で「情報こそ国家なり」と言うべきです。

日本と日本企業にとって質の良い情報ほど重要なものはありません。これからの日本と日本企業が成長発展するためには、さらなる情報収集能力の向上こそ最重要課題だといって過言ではありません。

したがって、良質の情報(特に海外情報)をいかに効率的に獲得するかという技術・ノウハウは、国を支えるバックボーンであり、情報収集にかかわる人はもちろん、ビジネスマン・学生を問わずすべての人にとって必修科目だといっていいでしょう。

脳は腸のために生まれた

グズな大脳思考デキる内臓思考―「アタマのいい人」の考え方はどうなっているの?ハラを鍛えて、やさしくカシコイ人に
グズな大脳思考デキる内臓思考―「アタマのいい人」の考え方はどうなっているの?

私たちの先祖は一つの原始的細胞でした。それは消化器官のみを持つ生き物で、栄養を吸収し排出するだけです。進化の過程で腸の細胞が分化していき、 腸の欲求を満たすために、脳や神経が生まれました。

つまり、何か食物を捕るために、動く細胞(筋肉など)が必要で、その筋肉を動かすために命令を下す神経 のかたまりが脳になりました。

「私たちの命の根源は脳ではなく、腸にある。私たちの体の主人公は、脳でなく内臓なんです!」

という医師・﨑谷さん(「グズな大脳思考 デキる内臓思考」著者)の主張は目からウロコ。特に大脳ばかりを働かせすぎると心と身体のバランスが崩れてしまいます。

これからは「ハラ」です、ハラを中心に据え、鍛えるんだー! 消化器官が比較的弱い私は妙に得心しました(笑)

1年間、封筒の宛名書きだけさせられたら・・・

住友銀行(現三井住友銀行)の名誉会長だった故堀田庄三さん(1899~1990・愛知県出身)は、新入社員のとき、1年間ずっと封筒の宛名書きばかりさせられたという。それを振り返って晩年、

「この仕事によって、私は重要な顧客先を全部覚えることができた。それが自分の財産となった。」

と語っている。「小さな仕事」に見えても、その仕事から引き出す意義は、それを行う人によって「大きな仕事」になるのだ。

写真および人物参考: http://www.kigyoka.jp/exh/ent/block1.html