携帯電話が銀行口座代わり

日本では考えにくいのですが、インドなどの国では沢山の人が銀行口座を持っておらず、携帯電話が銀行口座の代わりになっています。

モバイルバンキングの金融機関と契約を交わした各地域の薬局や雑貨店に携帯電話をもっていくと、ATMのように入出金できるようになっています。

出稼ぎの人が携帯持参で実家へ送金、実家の人も携帯持参でお受け取り。

ASCII.jp x WebProfessional に掲載されました!「グローバルサイトの設計で気をつけたい3つの視点」

海外進出企業が世界各国で展開する「グローバルWebサイト」の設計では、国や地域ごとに存在するサイトを全体としていかに管理するかという「Webガバナンス」の視点が求められます。

「各国の現地法人のWebサイト運営に対する状況把握やコントロールが効かない」「言葉の壁から企業ポリシーに反した表現がないか確認できない」といった問題を解決し、グループサイト全体の価値を高めるために留意したい点があります。

1. Webサイト運営の主導権をどこまで握るか?

複数地域向けのサイト運営にあたっては、日本サイドでどこまで各国サイトの運営を管理するのか、逆にどこから現地法人に任せるのかの判断が必要です。

日本サイドで管理する場合、ブランドアイデンティティを統一できるのがメリットです。一方、現地法人に任せる場合のメリットは、各国マーケティング事情に即した肌感覚で、デザイン決定やコンテンツ提供ができる点にあります。とりわけコンシューマー向け製品では、現地の感覚に合う訴求ができるかが大切なポイントです。

なお、現地主導でWebサイトが運営されている場合、企業ポリシーに即したコンテンツ提供をしているかなど、現地語による定期的なコンテンツ調査が必要となることもあります。

2. グローバル共通とローカル固有のコンテンツの切り分けをどうするか?

各国サイトに掲載される情報は、グローバルなコンテンツとローカルに特化したコンテンツに大別できます。

たとえば、環境活動へのポリシーといった理念的なメッセージは全世界共通で掲載できる一方、販売店情報などのローカルに特化したコンテンツはきめ細かな更新に対応する必要があります。そこで、日本サイドから提供できるコンテンツと、ローカルで更新していくべきコンテンツの切り分けが必要になります。

グローバルに提供可能なコンテンツは、日本サイドで翻訳テキストを準備して各国に配布すれば、翻訳コストの圧縮や各国間の情報の揺れを回避できます。
ブラウザーテスト

3. 各国Webサイト間の回遊性をいかにして高めるか?

グローバルにヒト・モノ・カネの流動が激しくなっている現在、Webサイト間でも必要に応じて行き来ができ、ユーザーが必要な情報を簡単に探せる工夫をするべきでしょう。共通のグローバルテンプレートのヘッダー部分などに、各国サイトのリストページへのリンクを設置することをはじめ、製品カテゴリ別のリンク誘導、製品名のアルファベット順のリンク誘導など、ユーザーの目的に応じたフローを用意して、グローバルサイト全体の回遊性を高めることが重要です。

http://ascii.jp/elem/000/000/577/577471/

ASCII.jp x WebProfessional に掲載されました!「海外向けWebサイトを企画する5つのポイント」

海外向けWebサイト=グローバルWebサイトとは、米国規格のWebサイトにすることでも、地球に存在するすべての国に対応することでもありません。ビジネスの対象となる言語、文化に適切に対応したWebサイトこそを、グローバルWebサイトというべきです。

ここでは、海外現地の視点を踏まえながら、グローバルWebサイトを企画するために大切なポイントを5点挙げて解説します。

1. 日本人が日本人視点で制作するサイトになっていませんか?

ローバルな視点で制作するには、ターゲットとなる現地想定読者に対しての調査が必要です。具体的には、ラフデザイン段階でのA/Bテストによる趣向性の検証、現地ユーザーの情報収集や検索行動の把握、ネットインフラの状況の確認などが挙げられます。可能であれば、現地での調査が理想的です。

2. 中心となる言語基点サイトを定めていますか?

グローバルサイトのベースは日本語にするケースが多いと思いますが、将来3言語以上のWebサイトを展開する可能性がある場合は英語サイトを基点にするのもよいでしょう。翻訳者は日本語よりも英語と現地語に対応できる人が圧倒的に多いので、英語サイトを基点とすることで翻訳者の選択肢が広がり、料金も安くなります。

3. グローバル向けとローカル向けコンテンツを切り分けていますか?

言語の異なるWebサイトごとにコンテンツがばらばらでは、企業の放つメッセージに統一性が出ません。一方で、各言語サイトのコンテンツがすべて同じでは、ターゲット市場のニーズを捉えられないでしょう。市場に応じた訴求力の高いコンテンツを制作するには、現地の感覚や現地競合サイトの状況を調査し、内容に反映させる必要があります。

4. 翻訳のディレクションは確かですか?

翻訳の質で、Webサイトの価値には大きな差が出ます。翻訳者(会社)には、ターゲット読者/市場について正確に伝えることが大切です。また、英語と米語、スペインと南米のスペイン語のように、同じ言語でもターゲット市場に応じてスタイルを変えることも必要です。

5. 現地のWeb閲覧環境で問題ありませんか?

現地で利用されているOS、ブラウザーでレイアウトが崩れていないか、現地の回線速度でFlashコンテンツが表示されるかといった点を確認します。現地の環境で文字化けを起こしていたら元も子もありません。文字コードは世界の主要言語に対応しているUnicodeの指定を忘れないようにしましょう。


http://ascii.jp/elem/000/000/577/577467/

ASCII.jp x WebProfessional に記事掲載されました!「海外向けECサイトを始めるには」

海外向けECサイトを始めるときに知っておきたいこと

海外向けECサイトとは、日本以外の国へ物品やサービスを販売する目的で構築される、商取引用Webサイトのことです。「海外向けEC」は経済産業省の定義では「越境電子商取引」とも呼ばれます。

一般的なECサイトが、販売するターゲットを日本国内在住の日本語話者と想定しているのに対して、海外向けECでは海外に在住している日本語及びその他の言語の話者を想定します。そこで、海外向けECサイトでは、対象国や地域の事情に配慮した企画が必要になります。

海外向けECサイトを企画するには

海外向けECサイトは、特に受注や顧客・物流管理の部分において、日本国内向けとはかなり仕様が異なります。そのため、日本語のECサイトの情報を単に他の言語で書き換えるだけではスムーズに機能しません。

クライアントに日本語の既存店舗(ECサイト)がある場合でも、現在の店舗をたたき台とするのではなく、新たに海外向け店舗を追加するイメージで企画を考えたほうがよいでしょう。

ただし、ゼロから海外向けECサイトを構築するのはかなりコスト高になります。ASPやモール、オープンソースなどで海外対応が可能なものも増えてきています。比較検討のうえ、目的に合ったソフト・サービスがあればそれらを利用して企画を考えるのがよいでしょう。

押さえておきたい企画のポイント

海外向けECサイトを企画する際、考慮するべきポイントは多岐にわたります。

まず、いかに商品を届けるかという「物流」の問題があります。商品によっては、海外配送が困難なものや、届け出や認可が必要な場合もあります。また、多くの国では日本ほど流通網が整備されていません。

次に、国際間の商取引では、商品代金とは別に現地関税などが発生します。関税や消費税など「税金」についても押さえておきましょう。複数通貨にまたがる取引の場合、「為替」の変動に備えることも必要です。店舗か顧客のどちらかが、為替変動リスクを負うことになります。また、日本の決済サービスの多くは多言語・多通貨に対応していないため、「決済」も重要なポイントです。

さらに、日本と同じ売り方ではなく、現地の事情に合った「マーケティング戦略」を考えることも必要です。もちろん、「言葉」の問題も重要で、商品情報や問い合わせ対応などで現地語対応体制・コストを考慮しなくてはなりません。「中国では問い合わせにチャットが好まれる」など、国によっても対応事情は変わります。

最後に、「現地法」に触れないかどうかも確認してください。ECや小売に関して、日本とは異なるルールが定められている国もあります。

http://ascii.jp/elem/000/000/577/577469/

「人はなぜ生きなければいけないのか」


老師と少年 (新潮文庫)

先日、平秀信さんにお勧めいただいて読了。

著者の南直哉さんは長野のご出身で、永平寺で修行され、現在福井で住職をされています。私の郷里は福井・永平寺に近いところなので、不思議なご縁を感じました。

色んなことに揺れ動く自分にドスンと安定した不動の心を築けないものかと、以前、永平寺の参禅研修に一人で参加したことがあります。

その時学んだのは、座禅だけが禅ではなく、日常の全ての行為の中で自分の心の動きをしっかりと見つめること。腹が立った時、嫉妬心が生じた時、相手に不満を感じた時、あっ今動いた、なんでそう思ったんだろう・・と振り返る自分が登場したことでした。

そして、肉体的な欲と精神的な欲(=思考)を分けたほうが良さそうだということ、「常識」というものからもっと自由になりたいと思ったことでした。

この本、色々と考えさせられます。「人はなぜ生きなければいけないのか」「自分とは何か」を真剣に問いかける少年に対して、老師はいかに答えるでしょうか?

常に「答え」を求めている自分がいることに気づかされます。理由・答えのない世界にいるんだと改めて教えられます。

「大切なのは答えではなく、答えがなくてもやっていけること」

何度も読みかえしたい本です。

★★★★★

世界14億人の皆さん、新年あけましておめでとうございます!


中国および世界の華僑、総計14億人の皆さん、新年あけましておめでとうございます!

お祝いしている人の数は14億人というのは改めてすごい。 w(゚o゚)w 世界人口の約2割が今日お祝いをしているということだ。

14億人の内訳は、中国13億4,500万人+台湾2,300万人+世界の華僑人口約3,000万人。

ちなみに、華僑については、幅岸智美さんによると、総人口は2,800万人、うち90%の2,500万人はアジアに居住。

・インドネシア (650万人)
・タイ (610万人)
・マレーシア(520万人)
・シンガポール(209万人)
・フィリピン(120万人)
・ベトナム(100万人) 等

華僑の祖籍は、広東(1,500万人、54%)、福建(700万人、25%)、海南(170万人、6%)の3つで85%を占めるが、アジア地域以外では広東籍が多く、そのため言葉もいわゆる4大方言といわれる 南語、広州語、潮州語、客家語が大半を占め、先の3つを話す人々が各々500万人以上、客家語は300万人いるらしい。

参考: http://taweb.aichi-u.ac.jp/leesemi/ronsyu1/habagishi.htm

 

日経MJに掲載されました!

世界6億人が使用するフェイスブック(Facebook)であなたの商品を販売できるようになりました!

2011年2月より、アンカーと提携して、WIPジャパンが提供する海外向け・多言語ネットショップASP「マルチリンガルカート」において、Facebookファンページ構築ASPとシステムを連携します。これにより、マルチリンガルカートに登録された多言語の商品情報をFacebookに簡単に掲載、海外向けネットショップの開設・運営と同時に海外からの集客を支援します。

従来、海外向けネットショップ運営において、海外の顧客へ自社の商品情報をいかに伝えるかは大きな課題でした。現在、Facebookは70言語以上に対応、会員数は全世界で6億人近くに達する巨大なソーシャルネットワーキングサービスで、「ファンページ」において無償で企業の商品情報などを掲載できます。一般的に、ネットショップでは数百~数千点の商品を取扱い、日々在庫やサービスが変動します。このため、ネットショップ事業者がFacebookを効果的に活用するには、半自動的に連携する仕組みが不可欠でした。

今回の連携により、マルチリンガルカートに登録した商品情報をFacebookのファンページとして美しく見やすい形で半自動的に掲載し、ネットショップへ誘導できます。さらにFacebook内で効果的な販売促進を行うための様々な機能を備えています。

提供価格はマルチリンガルカート「シルバープラン」に導入する場合、カート費用込みで月額37,600円(税別)です。

WIPジャパンは、今後も中立的なASPならではの柔軟なサービス連携により、日本企業がより海外向け取引をしやすい環境づくりを推進していきます。


多言語多通貨海外向けネット通販ツール
マルチリンガルカート
http://www.multilingualcart.com/

以下、掲載記事本文です。

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日経MJ 2011.02.02(水) 7面

WIPジャパンは、インターネット通販の販促に交流サイト(SNS)最大手の米フェイスブックを活用するサービスを始める。同社の海外向けネット通販サイト構築サービスで機能を追加する。通販サイトの商品情報を自動的にフェイスブックに転載、世界で5億人以上が利用するSNSを利用して海外向けネット通販の集客につなげる。

4日からサービスを始める。利用する企業は海外向けの通販サイトを構築すると同時に、フェイスブックを使って海外の消費者に製品を紹介できるようになる。利用料金は月額3万7600円。別料金で商品情報を英語や中国語などに翻訳することもできる。

中国の皆さん、華僑の皆さん、大晦日ですね

今年お世話になりました中国の皆さん、華僑の皆さん、ありがとうございました!

中国・香港・マカオ・台湾・シンガポール等では今夜は大いに盛り上がるんでしょうね。一度、中国で新年を迎えたいです。

良い年をお迎え下さい! \(^O^)/

年代によって変わる幸せの関心事

年代毎に、何を手にしたとき豊かだと感じるか? 分類すると・・・

20代: 金、異性
30代: モノ、金
40代: 時間
50代: 体力
60代: 親友・健康・孫

船井総研社長の高嶋栄さんが述べていたものに少し調整を加えました。私は40代なのでわかりませんが、特に60代以降、定年退職後、仕事から離れたときに残るものは、親友の存在だと。

お客様や同じ会社内や趣味や旧友の中に、退職後もつきあえる友人や仲間を何人持てるかということが60代以降の豊かさを決める、という視点は新鮮だ。

物理学者が心掛ける3つの原則と1つの信念

どうすれば私たちは真実を追求できるか?物理学者が心掛けている3つの原則と1つの信念とは、

3つの原則:
1.物事を単純に見よう
2.何がより本質的で、より基本的であるかに注意を向けよう
3.普遍的、統一的に見よう

1つの信念:
・絶対的に正しい考えなど存在しない

と有馬朗人さん(元東大学長)が述べている。

物理学は何をめざしているのか (ちくまプリマーブックス)

飲食店はこれで外国語メニューを作成すべし


「東京都・外国語メニュー作成支援WEBサイト」
http://menu-tokyo.jp/

飲食店用の外国語メニュー(英語・韓国語・中国語簡体字・中国語繁体字)を作るのを手伝ってくれます。

ドイツ語、フランス語も追加された模様。おススメです。

ちなみに、2011年2月16日(水・14:00~16:00)中央区立ハイテクセンターにて東京都主催の外国語メニュー作成研修会(無料)あり。参加者特典として、訪日外国人向け会員紹介ページと「ジャパンガイド」に掲載してくれるそうですよ。

プラズマクラスター、インフルエンザに効果があるなら・・

先日、ナイスク・松尾社長のオフィスを訪問。(下記写真より)大きなプラズマクラスターが3台設置されてました。

ある実験によると、シャープが開発したプラズマクラスターにはインフルエンザ感染率低減の傾向を認められるとのこと。一方で、感染発症を抑える効果は確認できないとする記事もある。

オフィスでも風邪やインフルエンザが流行ってきた。私もここ1週間ばかり風邪気味。ちなみに、ナイスクさんでは風邪やインフルエンザの人は誰もいないという。

Wow、どうしよー、良さそー w(゚o゚)w 悩む・・

SHARP 空気清浄機 高濃度7000プラズマクラスター技術搭載 空清13畳 ホワイト系 FU-Y30CX-W
SHARP 空気清浄機 高濃度7000プラズマクラスター技術搭載 空清13畳 ホワイト系 FU-Y30CX-W

判断を下す際の重要な行動指針「四要」

呻吟語を遺した呂坤(りょこん)。判断を下す際の重要な行動指針「四要」とは

1. 絶好の期には思い切って断行せよ。優柔不断であってはならない。
2. 信念は貫け。途中でくじけるな。
3. いかに急を要するときでも思慮深く沈着であれ。軽々しくやるな。
4. 不測の事態には、素早く問題を把握して機敏に対処せよ。ぐずぐずするな。

なぜフェラーリは高くても売れる?

フェラーリと鉄瓶 (PHP文庫)
フェラーリと鉄瓶 (PHP文庫)

フェラーリの売り方は面白い。確実に売れそうな需要予測をした後、それよりも1台少なく作るらしい。

新しいモデル発表から発売まで2~3年かかるが、需要よりも少ない生産だと発表する。お客さんは浮気をしない。実際に、予定台数の10倍の人が、販売価格の半分の申込金を持って世界中の販売店に殺到する。

その後、フェラーリ側は、そうしたお客さんが過去にフェラーリを持っていたか否か、地元の名士か否かといった観点から、お客さんとしてふさわしい人か否かを判断し、順番をつける。

そして予定台数分の人だけに「おめでとうございます。2年後に車ができますから取りに来てください」という手紙を出す。

あぶれた人にはお詫びの手紙を出すが、その補欠リストの上位の人には追加生産という形で車を提供するらしい。

買えたお客さんは大満足。フェラーリに選ばれた満足感だ。なんともいやはや・・・(笑)

携帯電話会社はタバコ会社の二の舞になるか

携帯電磁波の人体影響 (集英社新書)
携帯電磁波の人体影響 (集英社新書)

いつか出るだろうと思っていた。携帯電話の電磁波が体(特に脳)に良くないという本が出た。

私自身、携帯から悪影響を直接感じているわけではないが、それなりに強い電波を送受信している以上、肌身離さず携帯を持つことには以前から抵抗感を感じていた。

欧州議会は2009年に「電磁波による健康影響の懸念」を採択。携帯電話基地局は学校や託児所、病院、老人ホームなどから一定の距離をおいて設置すること、周辺住民への電磁波曝露の健康影響に関する情報提供を徹底すること、等の項目が盛り込まれた。

科学的な証拠が不十分でも、ある程度のリスクが予想される場合、予防的措置を講じるべきとして対策がなされている。

フィンランドやイスラエルでは携帯電話の使用を制限するよう国民に勧告を出している。米国や英国では訴訟や住民運動も起き始めている。

たばこ会社に対する訴えが認められるまで数十年を要したが、果たして携帯電話会社はどうなるだろう。東京スカイツリーはどうなるだろう。日本政府はどうするだろう。

携帯がなくなるのは困るが、この問題、ジワリジワリと表面化すること間違いなし。

2010 World’s Best Cities Top 10


米国の旅行雑誌「Travel + Leisure」によると、米国旅行業界の視点から見た2010年世界の都市ランキングトップ10はこちら。

1. Bangkok バンコク (タイ)
2. Chiang Mai チェンマイ (タイ)
3. Florence フィレンチェ (イタリア)
4. San Miguel de Allende サンミゲルデアジェンデ (メキシコ)
5. Rome ローマ (イタリア)
6. Sydney シドニー (豪州)
7. Buenos Aires ブエノスアイレス (アルゼンチン)
8. Oaxaca オアハカ (メキシコ)
9. Barcelona バルセロナ (スペイン)
10. New York ニューヨーク (米国)

ある作業をしていて面白かったのでメモ。参考:同誌2010年8月号(遅ればせながら・・)

「自然治癒力」はもっと着目されるべきキーワード

ファミリーセラピー(家族療法)の大家、サルバドール・ミニューチン(Salvador Minuchin・アルゼンチン出身)さんのアプローチを簡単に言うと・・・

状況が変われば人もまた変わる。
変えるためにはまず相手の懐に飛び込め。
相手の価値観、相手の土俵に乗れ。
その中で一緒に作業してみよ。
その中にチャンスはある。

示唆に富む言葉だと思う。

ところで、家族療法とは、家族を一つのシステムとして捉え、家族間の相互関係を明らかにし、家族自身が既に持っている解決する力や答えを引き出していく療法らしい。

こうした考えは家族だけでなく、学校や会社にもあてはまる。

問題が起きた時、単純な因果関係として捉えるのではなく、全体的・統合的なバランスを取り戻し、自然治癒力に委ねるということだ。つまり、東洋医学的なアプローチだ。

昨今の社会的・組織的問題は、西洋医学のように悪いところを切除したり部分的治療を施しても治らないケースの方が多い。今後ますます、全体的なバランスと自然治癒力を捉える視点やアプローチが必要になってくる。

「自然治癒力」を信じるか信じないか。これでアプローチは大きく変わる。「自然治癒力」はもっと着目されるべきキーワードだ。

「元素図鑑」は面白い!

以前、石原冴麿さんに見せてもらった「元素図鑑 The Elements」 (iPad版アプリ)。遅ればせながら購入。1,600円。

その価値がある。良く創られている。デザインが良い。写真のクオリティも良い。頗る面白い。360度から撮影された写真が指の操作で回転。解説も遊び心満載。電子書籍の近未来が見えてくる。電子書籍のエンターテイメント性、ここにあり。

個人的には、「元素の歌」が最高だ。ウキウキしてくる。こんな書籍なら、勉強するのが苦じゃない!

全小中高校生にタブレット端末を配布し、教科書は電子書籍にすべし。これからの学生はさらに進化していく。