中国より 日本企業歓迎!

この時期に中国で「日本企業歓迎」という声が挙がっている。中国のシリコンバレーを目指している都市・青島だ。

「あおしま」と読んだ人は『踊る大捜査線』を見過ぎかもしれない(爆)。ビールで有名なあの「チンタオ」だ。

その青島が今、日本企業の誘致に熱心だ。メディアの報道を見ていると、中国は反日デモ一色のように見えるが、決してそうではない。中国は大変多様な国で、反日デモに迷惑している中国人も多いのも事実。

その青島にある青島国際イノベーションパークが「ソフトウェア開発を得意とする企業」を大歓迎したいとのこと。フリーランスの方でも実績があればOKだそうだ。

一斉に冷え込んだ中国進出熱だが、この時期だからこそ、日本と中国とのパイプを繋ごうとする人たちには頭が下がる。和して同せず。

青島市政府も「青島はとても安全なので、自由に街を見てください。そして、見たままの様子を日本で伝えてください。」と自信に満ちた様子。

お知り合いで関心のある方がいらしたら、直接でも私経由でも結構です、お声がけください。

【ご参考】
『青島国際イノベーション・パーク』視察ミッションの事前訪問のご報告
https://www.jcbmn.net/2012/10/31/1444/



マルチリンガルカート、最新チラシ紹介

日本最大の多言語・多通貨・海外向けネットショップシステム
「マルチリンガルカート」

最新チラシが今日できました。旧バージョンに比べて少しスッキリ。

月額17,800円~にて 日本から 世界に売りませんか?

グッダイマイト! オーストラリア英語

都市部や若い世代で強い方言が見られなくなってきた豪州ですが、まだまだオージーイングリッシュと呼ばれる英語は健在でした。

歴史的にイギリスの影響が強く、文法・スペリング・発音もイギリス英語がベースとなっています。

独特の口語も多く、発音ではA (エー)を「アイ」と発音するなどの特徴があります。

例えば、8=アイト、Sunday=サンダイ、駅=スタイション等々。

Good day, mate! (グッダイマイト!) と挨拶すればもうあなたは豪州人! 因みに男性言葉です~

日本は中国における秦檜になるのか

中国における大ヒーローといえば岳飛。一方、岳飛を謀殺した秦檜は売国奴として900年たった今も蔑まされている。

浙江省杭州にある岳飛廟内にある秦檜夫婦の像(写真)は、つい最近までずっと棒でこづかれたり唾を吐きかけられていたらしい。

日本ではここまで永く人を恨むことがない。亡くなった人は皆仏様になるからだ。

しかし、中国では「悪」と認定されると、相当永く、否、未来永劫「悪」になる。

中国政府は日本との国交回復時に「日本の人民も中国の人民と同じく被害者で、悪いのは戦犯になった奴らだ」ということで中国国民を説得した。中国国民からすると、なんだか完全には腹に落ちないが、軍国主義者たちが悪かったということなら・・・と納得した経緯がある。

そういう意味で、日本というより、日本の軍国主義と軍国主義者(特にA級戦犯者)は中国における「秦檜」になった。つまり未来永劫「悪」ということだ。

正しいか正しくないかの問題ではなく、中国人はそのように考えるということを日本人は理解する必要がある。逆も然り。日本人はこう考えるということを中国人は理解する必要がある。考え方が違うということをお互いが知ることが大切なのだ。

が、道のりは遠い・・・

ミャンマーが熱い

Lonely Planet Country Guide Myanmar (Burma)
Lonely Planet Country Guide Myanmar (Burma)

今年一度ミャンマーに行きたいと思う。「昭和の日本」が突如アジアで開国したみたいなもんだから(笑)

そこで、ガイドでも買っておこうと物色したら「地球の歩き方」の評判がイマイチなので、ロンプラ*のガイドを買ってみた。

洋書ですが、結構いいですよ!

* ロンリープラネット社
http://www.lonelyplanet.com/

自由な貿易と経済連携を進めるには相手国の現状を知る必要あり

総務省からの請負案件「諸外国の情報通信分野に係る、外資規制、政府保有株等に関する調査研究」が完了しました。

こちらも担当者の皆さん、お疲れ様でした ~(-o- )~

日本のEPA交渉相手候補国の電気通信分野・放送分野市場参入に関する動きについて、以下の国・地域を対象に情報収集・分析を行いました。

・北米地域(米国、カナダ及びメキシコ)
・欧州地域(EU及び全EU加盟国)
・その他欧州地域(EU非加盟国)(スイス及びロシア)
・オセアニア地域(オーストラリア及びニュージーランド)
・アジア地域(中国、韓国、香港、台湾、モンゴル、インド、シンガポール、フィリピン、タイ、インドネシア、マレーシア、ブルネイ、ベトナム、ミャンマー、ラオス、カンボジア)
・中東地域(サウジアラビア、バーレーン、クウェート、オマーン、カタール、アラブ首長国連邦)
・南米地域(ブラジル、チリ、コロンビア、ペルー、ウルグアイ、パラグアイ、ベネズエラ及びアルゼンチン)

TPP(環太平洋パートナーシップ)協定への参加や日EU・EPA(経済連携協定)の交渉開始について検討が行われている中、今後の交渉に早急かつ効果的に対処するための基礎資料として活用されるといいですね。

海外では放送分野でどのような規制をしているのでしょうか

総務省からの請負案件「諸外国における放送制度に関する調査研究」が完了。

担当者の皆さん、お疲れ様でした ~(-o- )~

日本でも、昨今、放送のデジタル化やブロードバンドの普及等に伴う放送の複雑化が急速に進んでいます。

同時に制度上の課題も増えており、諸外国の取組みを把握するため、

…対象国:6カ国(米国、欧州連合、英国、仏国、独国、韓国)

で調査研究を行いました。

調査内容は、規制機関、番組規律、マスメディア集中排除、参入規制、外資規制、公共放送関連と多岐に渡りました。

これらの調査結果が日本の放送政策に反映され、私たちにとって身近な放送がより利便性の高いものになることを切に願います。

新興国の成長を如何に取り込むか

新興国20ヵ国のこれからがわかる本 (PHP文庫)
新興国20ヵ国のこれからがわかる本

新興国をどう括るか?

ご存知、BRICs(ブラジル、ロシア、インド、中国)をはじめ、ポストBRICsとして注目されている、

■ VISTA(ベトナム、インドネシア、南アフリカ、トルコ、アルゼンチン)

■ NEXT11(イラン、インドネシア、エジプト、韓国、トルコ、ナイジェリア、パキスタン、バングラデシュ、フィリピン、ベトナム、メキシコ)

中東・北アフリカの新興国11か国である

■ MENA(ミーナ)(UAE、イスラエル、エジプト、オマーン、カタール、クウェート、サウジアラビア、トルコ、バーレーン、モロッコ、ヨルダン)

などが挙げられるが、同著では上記のうち20か国をサラリと採り上げている。浅い情報だが、全体的な入門としては気軽で読みやすい。

個人的には、仕事で絡んでいるバングラデシュ、イランに注目している。

これからの日本は、もちろん内需も重要だが、新興国の成長を如何に取り込むかが勝負。

しかし自動車・家電以外の日本企業の腰は概して重い。心配。

ドミニカ共和国と中国メーカーとの橋渡し

ドミニカ共和国と中国メーカーとの「橋渡し」になりたい
~電力不足に苦しむ国への家庭用発電機の輸出を仲介する~

現在、ドミニカ共和国の首都サント・ドミンゴ向けに、中国製の家庭用発電機輸出を進めています。

ドミニカ共和国では電力供給が日常的にストップするなど、深刻な電力事情が大きな問題となっています。

同国のそうした電力不足を解決するため、LPガス方式による家庭用発電機の輸出販売を計画しています。

元々、ドミニカから問い合わせを受けたイタリア・トスカーナ州中小企業連合会(UNIMPRESA TOSCANA)から、この案件に関する引き合いがWIPになされました。

同連合会とWIPは業務提携を結んでおり、同会員企業の東アジア市場進出におけるマーケティング支援を行っています。

そこで、我が社のイタリア出身スカラヴェッリ(SCARAVELLI)が白羽の矢を立てたのが、ある中国メーカーでした。

この発電機は重量85kg、出力5kwというもので、これ1台で、平均的な家庭の1日の使用電力をほとんど賄える発電量です。

当社は今後も、こうした海外企業間のビジネス支援にも力を入れていきます!
\(^O^)/

インターネットを活用した遠隔教育はどこまで進んでいるか?

文部科学省からの委託事業「ICTの活用による生涯学習支援事業(国外における実態調査)」完了。

担当者の皆さん、お疲れ様でした ~(-o- )~

対象国は、米国、カナダ、韓国、シンガポール、台湾、香港、オーストラリア、ニュージーランド、の8か国。

インターネット、Eラーニング、遠隔教育等を活用することで、国民が一生涯学べる環境をどれだけ確保できるものでしょうか?

有識者にもご協力いただいて、海外の「先進国」と評価されている上記8か国でどのように対処しているのか、どのようなユニークな施策が存在するのか、どこまで遠隔教育が進んでいるか、という観点から調査を行いました。

今後、国として、どのような生涯学習のしくみを作っていくか、参考の一助になることを願っています。

WIPスタッフが実務専門誌に「中国向けEC解説記事」を寄稿しました

ビジネス法務 2012年 06月号 [雑誌]
ビジネス法務 2012年 06月号 [雑誌]

以下、ニュースリリースです! \(^O^)/

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当社スタッフが実務専門誌に「中国向けEC解説記事」を寄稿
~ 中国向け通販サイト開設でチェックすべき法規制と留意点 ~

グローバルビジネス支援サービスを提供するWIP(ウィップ)ジャパン株式会社(本社:東京都千代田区、以下、WIPジャパン)の情報事業部シニアコンサルタント・坂井岳志が、『ビジネス法務』(中央経済社)2012年6月号に、「中国向けに通販サイトを開設する上での法的留意点」と題した解説記事を寄稿、中国向け通販サイト(EC)に関する「最低限考慮すべき法律」および「…進出ステップ別の法規制と留意点」について解説しています。

以下(1)~(3)で、本記事のエッセンスを紹介します。

(1)多岐にわたる規制対象

中国向けECを展開するにあたっては、「外国企業の営業活動」「通信販売の事業」「インターネットの開設」のほか、広告、外貨支払、通関、禁制品等にもさまざまな規制があることを考慮する必要があります。

(2)非経営性と経営性

中国でインターネットサイトを公開するには、「非経営性インターネット情報サービス」と「経営性インターネット情報サービス」の2つの方法に分けられます。

これは、前者が当局への届出(ICP登録)制であるのに対し、後者は許可(ICPライセンス)制です。

「非経営性」とは、情報の無償配信など、サイト自体が非収益性であることを意味し、「経営性」とは有償配信や電子商取引、バナー広告など、収益性のあるものを言います。

(3)通販サイト設置の3つのアプローチと留意点

第1ステップ:
中国に拠点を置かず、日本側にサーバーを設置し、越境で通販を展開
・何らかの問題が発生した場合、アクセス遮断や法的問題が生じる可能性もあり、中国法制や行政についての新しい動きや情報の入手を行う必要があります。

第2ステップ:
中国国内の通販モールの出店代行等を活用し、通販を展開
・モールに出店する場合、現地法人の設立および商標登録等が必要な場合もあるので注意が必要です。

第3ステップ:
中国国内にサーバーを設置し、通販を展開
・サイトを展開する地域が異なると運用等も異なるので、進出地域により具体的な対応が求められます。

ミャンマー、バングラデシュも登場

日本人だからできるアジアビジネス成功術
日本人だからできるアジアビジネス成功術

先日紹介した「日本人が成功すんなら、アジアなんじゃねぇの?」の第2弾。

私が今一番興味のあるミャンマー、バングラデシュ、そしてマレーシア、カンボジアも登場し、最近海外への興味を失いつつある日本の若い人をアジテートする良い作り。

改めて、体系的な現地事情を期待してはいけない。感性とエンターテイメント性のある面白い本だ。おススメ。

アジアでゼロから始めて成功するには?

日本人が成功すんなら、アジアなんじゃねぇの? 起業に役立つ現地情報&稼げるノウハウ!
日本人が成功すんなら、アジアなんじゃねぇの? 起業に役立つ現地情報&稼げるノウハウ!

同書に体系的な現地情報やノウハウを期待してはいけない。が、本の作り方が面白い。アジア各国で成功している日本人の考え方に触れられる、軽い読み物として実に良く出来ている。

対象先は、タイ、ベトナム、シンガポール、カンボジア、香港、インドネシアなど、現地のインタビュー対象者も愉快な人を選んでいる。

思い切りぶっちゃけた感じで、海外に行く心理的ハードルを下げることに成功していると思う。

いかに外国の法令を調べるか? 

アクセスガイド外国法
アクセスガイド外国法

最近、外国法関連のレファレンス系書籍の紹介を続けていますが、これが一番。各国の基本的な情報源と基礎的な法体系が紹介されています。

日本人はもっと多様な生き方をしていいんじゃないか

旅に出よう―世界にはいろんな生き方があふれてる
旅に出よう―世界にはいろんな生き方があふれてる

若い夫婦が自由に5年間海外で旅をしながら暮らしてみました!というジュニア向けのユニークな本。旅に出たくなること請け合いだ。

西豪州、インドネシア・レンバタ島、ミャンマー・タイ国境地帯、中国・昆明、上海、イラン、スイスで出会った人々を通じて、都度感じたこと考えたことをわかりやすく書いている。

改めて、世界の人々の暮らしは思った以上に多様だ。日本でいう「普通の生き方」は、そんな色んな生き方に比べて、全然「普通」ではないということ、さらに何より、お金がなくても5年間世界を旅することができると実証してみせているところがこの本の一番の魅力だと思う。

日本人はもっと自由に多様な生き方をしていいんじゃないか。そう背中を押してくれる。

世界にはあなたを待っている場所が沢山ある

いつかは行きたい 一生に一度だけの旅 BEST500 [コンパクト版]
いつかは行きたい 一生に一度だけの旅 BEST500 [コンパクト版]

この連休、一服の清涼剤として読んでいます。世界にはこんなに美しい場所がこれほど沢山あるのか・・・と見ているだけで幸せな気分に浸れます。自信を持っておススメします。

強欲かもしれないが、一度きりの人生、ここに紹介されている場所全部、回りたいもの。まずは、いくらカネと時間が必要なのか、見積もる必要アリ w

いかに外国の法令を調べるか? ネット編

インターネット法情報ガイド
インターネット法情報ガイド

日本はもちろんだが、韓国、北朝鮮、中国、台湾、タイ、英国、フランス、ドイツ、オーストリア、スイス、スウェーデン、ポーランド、ロシア、EU、米国、カナダ、ブラジル、豪州、アフリカ、中東、各種国際機関の情報源が整理されている。

ここまで来ると、あの国かの国まで欲しくなるが、いやいや、それは欲張りすぎというもの。うちにとっては実にありがたくて便利です。m(_ _)m

いかに外国の法令を調べるか?

リーガル・リサーチ第4版
リーガル・リサーチ第4版

435ページのマニアックな本ながら、まず日本の法令の種類・効力・制定から公布・改正や停止等も概要がわかり、外国の法令・判例・議会資料についても情報源に関する説明があって、海外制度調査には有用です。

ミャンマー支援を強化します

WIPジャパン、ミャンマー進出支援を開始
現地パートナー強化へ

ミャンマーは、今後、政治の民主化とともに、経済の自由化と市場の劇的な拡大が予想されているため、現在、世界で最も注目されている国の一つとなっています。

一方、現在ミャンマー進出を果たしている日系企業は50社余り。日系企業にとってはミャンマーは未開拓市場と言っても過言ではありません。ちなみに、中国系企業はミャンマーに2万7000社以上が進出を果たしています。

ミャンマーが日本企業にとって魅力的なのは、市場の発展性はもちろんですが、何と言っても人件費が低いことです。ミャンマーの人件費は中国の5~6分の1程度と見られており、コスト削減を重視する企業には魅力的な地域です。

また、日本では欧米諸国と異なりミャンマー製品の輸入を禁じていないこと、ミャンマーには非常に親日派が多いということがビジネスを展開するうえにおいても日系企業には有利な点となっています。

ただ、道路や港湾、工業団地などのインフラの多くが未整備のミャンマーでビジネスを展開することは容易ではありません。また、同国に限ったことではありませんが、海外市場でビジネス上の人的ネットワークを築くには多大な時間を要します。

さらに、現地でのビジネスの進め方や規制の実態を知らなければなりません。サプライヤーやディストリビューターの確保や販売網の確立といった、まさにビジネスにおける“インフラ整備”が不可欠となります。

こうした点を支援すべく、WIPジャパンは、ヤンゴンの現地スタッフに加え、新たな現地パートナーをヤンゴン管区に隣接する沿岸地域・エーヤワディ管区に確保し、他地域でも強化しています。