チャレンジド・ミュージシャンの音楽コンテスト♪

先日(2010/10/3)、SAITEC足立さんにお誘いいただいて、東京国際フォーラムで開催された「第7回ゴールドコンサート」に行ってきました。このコンサートは障がいを持つプロ・セミプロミュージシャンのための音楽コンテスト。

元々、デンマークで障がい者の自立について理解を深める目的で行われている「グリーンコンサート」が発祥とのことで、本家デンマークでは夏の恒例行事となっており、毎年16万人もの参加があると聞きました。w(゚o゚)w

今回の出場者からは、慈善を趣旨としたものではなく、障がいという個性を持つ一音楽家として認められたいといった趣旨の発言が多く見られ、レベルの高い演奏や歌唱に接して涙がこぼれるシーンも度々でした。

感動モノの同コンサート。毎年開催されているようですので、機会がありましたらぜひ!

第7回ゴールドコンサート
http://gc.npojba.org/

アメリカのマルチカルチャー(多文化)マーケティング

アメリカの小売業界では、「マルチカルチャー(多文化)マーケティング」導入の傾向が強くなってきています。たとえばショッピングモールでは、ヒスパニック系、アフリカ系、アジア系に加え、CEEA(中央・東ヨーロッパ)系アメリカ人に対応した顧客サービスを取り入れています。

バイリンガル(2か国語)サービスはもとより、従来のアメリカ人向けとは全く異なる品揃えを行っています。さらに広告などを含めたマーケティングにも変化が表れています。

マーケティングについては、エスニック(少数民族)別に言語やメッセージ、さらにはメディアを変えるなど、工夫を施しています。

また、エスニック文化を積極的に取り入れる傾向も顕著になっています。たとえば、メキシコなどでは、女性が15歳になると「キンセアニェラ」と呼ばれるお祝いをする習慣がありますので、米国大手のストアではこうした民族習慣や祝日、宗教儀礼などに着目し、エスニック特有のニーズに合わせた商品の販売も行っています。

今後、外国人居住者が増えている日本(特に大都市圏)でも取り入れる必要が出てきそうですね。訪日観光客対策にも応用が利きそうな感じがします。

日経MJに掲載されました!

日経MJ (2010.9.3)に「Yokoso-Pad」が掲載されました!

「Yokoso-Pad」とは、iPadを使って中国人観光客への販売を支援するサービスです。

株式会社環と提携し、米アップル社の高機能携帯端末iPad(アイパッド)を使って日本語と中国語で併記された商品カタログを見せて案内できるものです。

中国語での商品カタログ表示のほか、接客情報の分析機能も持たせてマーケティング関連情報の収集や分析もできるようにしています。

価格は初期費用100万円に加えて、掲載商品数や問答数、分析項目に応じて月額料金が加算される仕組みになっています。

販売員はiPadで、日本語と中国語で併記されたカタログをみせながら商品を説明します。画面上で価格・機能ごとに商品を検索できるようにしたほか、「電池は交換できるか」「関税はあるか」「違う色はあるか」など、問い合わせが多いと予想される質問と回答例も商品ごとに搭載し、顧客への接客が丁寧にできるように工夫しています。

販売員が接客後に性別や年齢を登録すると、興味を持った商品や説明経路、購入商品の履歴などが自動で記録されます。

提携先の環はこれを使って購入傾向などを割り出して最適な接客パターンを分析し、3か月ごとにレポートを作成して小売店側に提供します。

メーカーや家電量販店などの利用を見込み、1年間で50社、売上高1億円を目指します。

NHKニュースにWIP登場!

先週金曜日に出展したアリフェア(東京ビッグサイト)にて。老舗地図模型の社長(ニシムラ精密地形模型の大道寺覚社長)が、国内市場の行き詰まりから海外に販路を求めるというNHKの取材(特集)でフェアを訪れ、弊社ブースを訪ねて下さいました。

その際、弊社第2情報事業部の坂井岳志さんと商談したシーンが、NHKニュース(2010.9.3(金)18:10~首都圏ネットワーク)に放映。坂井さんが、現地代理店開拓の重要性とその調査が可能である旨、大道寺社長に一生懸命伝えている字幕セリフ付き商談シーンでした(笑)。

NHKなので弊社名は出ませんでしたが、幸運・感謝です!ありがたいことです。

NHKオンライン・首都圏放送センター
http://www.nhk.or.jp/shutoken/index.html

ニシムラ精密地形模型
http://www.nishimura-mokei.com/

WIPジャパン・海外調査サービス
http://japan.wipgroup.com/services/05-overseas-research/

国内初、iPadを活用した訪日中国人向け接客ソリューション「Yokoso-Pad」を提供開始しました

首題の件、本日リリースしました! 反応、結構来ています 嬉 \(^O^)/

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WIPジャパン、環と提携し訪日中国人観光客向けサービス市場に参入
国内初、iPadを活用した接客ソリューションを提供開始

グローバルビジネス支援サービス*を提供しているWIPジャパン株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役:上田輝彦、以下WIP)は、訪日中国人観光客向けサービスに対するソリューション提供を開始します。

第一弾として、株式会社環(本社:東京都新宿区、代表取締役:江尻俊章、以下環)と提携し、国内初のiPadを活用した接客サービスができるソリューションを提供開始します。

【訪日中国人向けiPad活用接客ソリューションについて】

■ サービス名称:
- 訪日中国人向けiPad活用接客ソリューション「Yokoso-Pad

■ 概要:
- 「中国語の商品カタログ」+「顧客接客情報分析」を備えた接客最適化プログラム

■ 特徴:
- 顧客がiPadの画面上で商品情報(製品一覧、価格・機能情報、人気商品情報など)を確認。
- 店舗が、中国人観光客から予想される質問と回答を記録しておくことで迅速な接客対応を実現。
- 店員・顧客が画面を操作しながら説明。
- 顧客情報(性別・年齢・興味をもった商品等)、購入商品、説明経路を記録。最適接客パターンを検証。

■ 価格:
- 初期費用(100万円~)+月額使用料(要見積)。掲載商品数・問答数・分析項目によって変動

■ イメージ画面:

Yokoso-Padの導入については現在、数社が年内開始を予定しています。初年度は導入社数50社を目標としています。

*グローバルビジネス支援とは…海外取引を行う国内企業を対象に、言語(翻訳・通訳)と情報(調査・マーケティング)に関わるサービスを意味しています。

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■ WIPジャパン株式会社について
2000年に設立されたWIPジャパン株式会社は、海外調査・マーケティング・多言語翻訳などのグローバルビジネス支援(Global Business Service・GBS)サービスを提供しています。顧客には、多言語で情報を伝達・入手する必要のある企業、政府組織、研究機関が含まれます。また、同社は、日本で唯一自社ドメインショップ型の多言語多通貨対応ショッピングカート「マルチリンガルカート」をASPで提供しています。
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■ 株式会社環について
2000年に設立した株式会社環は、業界で最も古くからWeb解析に基づくウェブマーケティングの改善ソリューションとウェブマイニングに基づいたマーケティングコンサルティングを提供しています。アクセスログを軸に、購買履歴、ソーシャルメディア分析、顧客分析などの複数のデータに基づいたマーケティング改善を得意としています。ソリューションとして自動アドバイス機能付きアクセス解析ツール「シビラ」やGoogle Analyticsデータから自動でアドバイスを無料で提供する「アクセス刑事Advice」を提供しています。
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<参考資料>

■ サービス開始の背景

独立行政法人国際観光振興機構(Japan National Tourism Organization、以下JNTO)の発表によると2008年、2009年と連続して訪日中国人観光客は100万人を越えました。特に2009年の訪日観光客数では、新型インフルエンザや世界不況により韓国や台湾などのアジア諸国が大きく観光客数を落とした一方で、中国人観光客数だけは唯一増加しました。

2010年7月には、ビザ発給条件緩和を受け、同月の個人観光ビザの発給件数は前年同期比5.6倍の6,000件近くとなっています。今後も中国人観光客増加の傾向は更に強まると予測されています。

日本を訪れる観光客の多くは中国人と韓国人ですが、JNTOの「訪日外客実態調査」によると中国人観光客には「ショッピング」を最大の動機としたものが多いところに特徴があります。

また旅行時の一人当たりの消費額では中国は韓国の4倍とも言われます。一過性の接客対応の必要だけでなく、中国人観光客へのマーケティングとデータ把握・活用は小売店にとって不可欠な要素となっています。

関連資料:

JNTO訪日外客数
http://www.jnto.go.jp/jpn/downloads/2009_total.pdf
JNTO訪日外客実態調査 2006-2007
http://www.jnto.go.jp/jpn/downloads/070928houmonchi.pdf

■ iPadの活用状況

iPadを活用したサービスは、飲食・アパレル業界などで一部運用されているものの、日本語による説明補完的な活用に留まっています。

今回のサービスでは、訪日観光客(主に中国人)を想定、中国語が話せない店員でもiPadの直感的操作性により商品に関する細かな説明を可能にします。

さらに顧客情報と接客担当の説明履歴を分析、中国人の購買傾向や接客の成功事例を明らかにするという包括的なソリューションとして、日本で初めての試みとなります。

■ 本件についてのお問合せ先
WIPジャパン株式会社 担当:第2情報事業部 片平敏誌(かたひらさとし)
〒102-0093 東京都千代田区平河町1-6-8 平河町貝坂ビル
東京本社 Tel:03-3230-8000 Fax:03-3230-8050

泥棒をしていた少年がノーベル賞をとるまで

kapekki

ザッケローニ監督の話でもちきりの日本サッカー界。俄然イタリアが注目され始めましたが、イタリア生まれにすごい人がいます。

ジローラモさんではありません(爆)。ノーベル医学・生理学賞(2007年)に輝いたイタリア系米国人、マリオ・カペッキ教授(米ユタ大)です。

彼は1937年(昭和12年)北イタリア生まれ。父親は戦争に招集され、母親は反ファシストの運動家であったため、5歳の時に1年間の養育費付きで農家に預けられました。

その後、父親は戦死、母親はドイツの収容所に送られ、彼は農家から追い出され孤児となってしまいました。他の浮浪児と共に泥棒をしながら飢えをしのいでいたんです。

戦争が終わり、行き倒れていた8歳の彼は病院に送られ、解放された母親と再会しました。その後、米国で物理を教えていた叔父を頼りに難民船で渡米し、読み書きから教育を始め、今日にいたります。

泥棒をしていた少年がノーベル賞をとる。実に愉快ですばらしいです。いかに厳しい時期を送っても努力次第でどうにでもなる、と改めて感じさせてくれる高尚な人生です。

会社とは何か?

むかしむかし、ある村にお父さんと男の子が住んでいました。お母さんは男の子が生まれたときに難産で亡くなってしまいました。

ある日その子が腹痛になりました。あまりに苦しむのでお父さんは山奥に薬草を採りに出かけました。やっとのことで薬草が見つかり、家に帰って煎じて飲ませると、子供の腹痛はあっという間に治りました。

この話を聴いた近所の人が「うちの病気の母にも薬を分けてください」と頼みに来ました。お父さんは薬をあげました。すると効果てきめんでした。

この 評判はあっという間に拡がりました。噂を聞きつけた隣の村からも、そのまた隣の村からも、薬を求める人がやってくるようになりました。

お父さんはだんだんと忙しくなりました。でも困っている人を助けたいと思い、それまでやっていた畑仕事をやめて薬をつくることに専念することにしました。そして、息子もいるので、薬と引き換えにお代金をいただくことにしました。 [事業スタート]

お客さんがドンドン増えていきました。今度は薬草が足りなくなり、おまけに冬は薬草が採れないので、お父さんは草のエキスを抽出して丸薬をつくることに成功しました。

そうすると、いつでも丸薬があるということで、さらにお客さんが増えました。もう、お父さんは一人で手に負えなくなりました。そこで丸薬づくりを手伝ってくれる人と、薬を届けて代金をもらう人を雇うことにしました。 [開発部と営業部の誕生]

配達サービスが話題になり、周囲の町からも注文が殺到するようになりました。人手はさらに足りなくなり、今度は薬草を採りに行ってくれる人、お金を管理してくれる人を雇うことにしました。 [仕入れ部と経理部の誕生]

こうして出来上がったものは「会社」でした。

(以上、後掲「なぜ、あなたは働くのですか?」を参考にさせていただきました)

会社を複雑にとらえない。いろんな役割分担は生まれるものの、結局、会社は「人助け」のためにあります。

WIPの場合は、世界に出たい人、世界を知りたい人、世界と話したい人、世界と取引したい人、世界を調べたい人、こんな人たちを助けるために存在します。

日本はもちろん、世界中のたくさんの人たちを助けることができればすばらしいですね。

なぜ、あなたは働くのですか?―仕事を通じて幸せを手に入れる 人生で大切なのは、そんな「天職発想」です
なぜ、あなたは働くのですか?

カーストといえば・・・

ポルトガル語「Casta(血統)」、ラテン語「Castus(純粋なもの、純血)」等を起源に持つ言葉とされ、インドの社会構造を意味するようになりました。

日本にも他の世界にも差別問題は残っています。黒人差別、民族差別(ユダヤ・ロマ)、アパルトヘイト、カースト、同和問題など、世界も日本もこれからもずっと学び続けることでしょう。

もちろん、私の中にも、誰の中にも、程度の差はあれ、偏見や差別観は厳然とあります。しかしながら、「本人の努力によってどうすることもできないことで不利益な扱いをすること/受けること」はしないよう、されないよう、努めて心がけるしかありません。

インド: 国勢調査にカーストの項目復活!

現在、インドで10年に1回の国勢調査が行われています。質問事項として、宗教、財産規模、住宅形態に加え、今回の調査には銀行口座、さらに、カーストが約80年ぶりに追加されたとのこと! w(゚o゚)w

カースト調査は差別助長になるとして一旦撤廃されたにもかかわらず、下層カースト優遇施策の対象になりたい層が一定数いるということで、改めてカースト調査も行うことになった模様。

米国で納豆ビジネス!?

「現地生産の納豆」を売り物に、アメリカのフードビジネス産業に参入したJapan Traditional Foodsの佐藤南氏。アメリカ市場をターゲットにした背景には、「アメリカ人の味覚と食に対する認識」の大きな変化と、ローカルの食材を重んじるアメリカ人の健康志向があるそうです。

そうした観点から、専用のタレやカラシで味付けをするという「ステレオタイプ的な食し方」の提供をあえてやめ、「アメリカの食文化に合った様々な食材と調味料」で食する方法を考えたそうです。

ちなみに、アメリカでの納豆ビジネスの障壁の一つは「物流」。冷蔵の宅配便制度が未整備だからです。

参考: http://meguminatto.com/

中国の銀聯(ぎんれん)カードネット決済、正式開始!

大変お待たせいたしました!

WIPジャパンのマルチリンガルカートは正式に8月6日よりSBIベリトランス「VeriTrans3G」と連携し、「銀聯(ぎんれん)カード」決済のご利用が可能となりました。

独自ドメイン型海外向けASP型カートシステム事業としては、日本で初めてとなります。

日本国内のネットショップ事業者は決済サービスと接続するための開発期間や費用なしに、「銀聯カード」による代金回収ができます。

銀聯カードの契約に当たってはSBI VeriTransが窓口となるため、日本語で利用でき、日本円で代金回収が可能です。

▼銀聯(ぎんれん)カードネット決済 提供:SBI VeriTrans
http://www.multilingualcart.com/contents9x128.html

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◆特徴◆
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【1】銀聯(ぎんれん)カードとは

・中国の銀行が発行するキャッシュカードに付与されたブランドで、既に中国国内では約20億枚発行されており、来日するほとんどの中国人が所持しているカードです。ATMネットワークでの利用だけではなく、小売店や飲食店等で主にデビットカードとしても利用されています。

・決済を行うと銀行口座残高から即時引き落としが行われるため、債権回収リスクが低いことが特徴です。

【2】銀聯(ぎんれん)とは

・中国銀聯は2002年に中国の中央銀行である中国人民銀行が中心となり政府主導で設立された、中国での銀行間決済ネットワーク運営会社です。

・中国国内でカードを発行している銀行は全て中国銀聯に加盟しており、国内・海外合わせて200以上の金融機関が銀聯ネットワークに参加しています。

お申し込み方法や設定方法等詳しくは下記をご覧ください。

▼銀聯(ぎんれん)カードネット決済 提供:SBI VeriTrans
http://www.multilingualcart.com/contents9x128.html

ご質問・ご不明点等ございましたら
遠慮なく下記アドレスまでご連絡ください。
↓ ↓ ↓ ↓ ↓
第2情報事業部 WIPジャパン株式会社
マルチリンガルカートサポート
担当:百瀬(モモセ)/坂井(サカイ)
suppor@multilingualcart.com (@は半角にてご送信下さい)
部直通Tel: 03-3230-8200 Fax: 03-3230-8050
(電話受付時間10:00-18:00)

▼Twitter マルチリンガルカートの更新情報、お知らせをつぶやきます。
http://twitter.com/multilingualct

▼マルチリンガルカート技術サポートブログ
http://blog.multilingualcart.com

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■多言語多通貨ショッピングモールのクラウドサービス
「マルチリンガルモール」: http://www.multilingualmall.jp/

■独自ドメインショップ型 多言語多通貨ECサイト構築SaaS
「マルチリンガルカート」: http://www.multilingualcart.com/
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■海外向けインターネット通販.com
http://kaigaiec.wordpress.com

■中国向けネット通販・EC(Eコマース).com
http://chinaec.wordpress.com

■中国向けネット通販 twitter
http://twitter.com/chineseec
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今日はWEBの誕生日です ♪


世界最初のWEBサーバー(写真)

Happy Birthday WEB!♪
19歳の誕生日、おめでとー! (ノ^-^)ノ

英国人のティム・バーナーズ=リー氏が、欧州原子核研究機構(CERN)の依頼を受けて、世界中の研究者がネットワーク上で情報共有できる仕組みを作り、その要約をネットワーク「ワールドワイドウェブ」に初めて投稿したのが、1991年8月6日。

彼が創ったのは3つ

1. ネットワークシステム「ワールドワイドウェブ」
2. ネットワーク上の情報をハイパーテキストで閲覧するソフト「ブラウザ」
3. ネットワークシステムとPCをつなぐWEBサーバー

19年前の今日、初めて投稿されたのか・・・本当にすごい「革命」だな・・・と改めて感慨にふけるナウ(笑)

個人主義国 VS 集団主義国 世界ランキング


Culture’s Consequences: Comparing Values, Behaviors, Institutions, and Organizations

上記書籍(Hofstede著・2001)の統計に、世界のindividualism(個人主義)とcollectivism(集団主義)ランキングがあります。

individualism(個人主義)国 トップ8は・・・

1. 米国
2. 豪州
3. 英国
4. オランダ
5. カナダ
6. ニュージーランド
7. イタリア
8. ベルギー

collectivism(集団主義)国 トップ8は・・・

1. グアテマラ
2. エクアドル
3. パナマ
4. ベネズエラ
5. コロンビア
6. インドネシア
7. パキスタン
8. 中国

確かに、南米を中心に家族とのつながりを重視する国が並んでいます。

ちなみに、日本はおおよそ中間ぐらい。個人主義と集団主義がほどよくブレンドされているということでしょうか・・・?

マーケティング的に重要なキーワードは、

- 個人主義の国: プライバシー、自立、ユニークさ(独自性)、パーソナライズ

- 集団主義の国: コミュニティ、グループ、家族、シンボル、ロイヤルティ、帰属意識

となりそうです。

(2007.8調整分再掲)

インドの小学生はかけ算の九九を19×19まで習う

インド式計算ドリル―九九を卒業した人みんなに贈る魔法の計算トレーニング
インド式計算ドリル―九九を卒業した人みんなに贈る魔法の計算トレーニング

ゼロを発明したインドは伝統的に数学に強い。

インドの小学生はかけ算の九九を19×19まで習うと聞いて以前購入。これがなかなか面白い。10台同士のかけ算の計算方法。たとえば、「19×17=?」は・・・

1. 「19」と、「17」の1の位の「7」を足して、10倍
(19+7)×10=260

2. 1の位同士をかけ算する
9×7=63

3. 上の数字2つを合算する
260+63=323

と計算する。これにならえば、19×19は・・280+81=361 と頭の中ですぐ正解が出そうだ。

インドでは伝承的にこうした計算方法(他にもある)も受け継いできたらしい。世界には面白くて愉快なものがもっとありそうだ。

(2007.8分調整再掲)

「熱圏」崩壊により地球は体温調整が困難。これが異常気象の原因?

米海軍研究所(NRL)のジョン・エマート(John Emmert)氏によると、地球を取り囲む大気の中の上層部分=「熱圏」(thermosphere)の「崩壊」が起こっており、少なくとも過去43年間で最大の「収縮」らしい。


米連邦航空宇宙局(NASA)サイト内ニュース
http://science.nasa.gov/science-news/science-at-nasa/2010/15jul_thermosphere/

地球を守る空気の層・大気には、地表から近い順に、対流圏・成層圏・中間圏・熱圏があり、この大気は宇宙空間の有害な光線などから我々を守ってくれている。ちなみに、「熱圏」の温度だが、2000℃まで上昇することもあるとのこと。

彼の研究によると、本年の「収縮」は例年の3倍から4倍収縮、つまり薄くなっていて、まさにそれは「崩壊」といっていいレベルだそう。「熱圏」が崩壊しすると、地球は「体温調節」が難しくなる。

さらに、紫外線やX線がそのまま届きやすくなるため、地球上の生物にとって従来より危険な状態にさらされることになり、特に女性のお肌にとっては危険な兆候だ。

人間の「知り合い」の数には上限値がある


ことばの起源―猿の毛づくろい、人のゴシップ

英国の人類学者・ロビン・ダンバー(Robin Ian MacDonald Dunbar)氏によると、人間の「知り合い」の数には上限があるという。その数、150人。

人によって100~230人(平均が150人)が「それぞれと安定した関係を維持できる個体数の認知的上限」であるらしい。心理学でも、人間の集団は自然に150人程度に収まるとのこと。

確か、ヴァージン創業者のリチャード・ブランソン(Richard Branson)氏が社員150人を超えたらファーストネームが覚えられないから、別会社にしたほうがいい、と述べていたのを思い出す。

TwitterやSNSで繋がる人の数が150人をはるかに超えてしまう現代でも、確かに、安定した関係を維持できる「知り合い」の数に変化がないかもしれない。が、その「知り合い」と呼べる人が常に入れ替わっているのが現代の特徴かもしれない。

トラブルが嫌いな人は中国では仕事ができない

日系企業に対して中国人向け研修を手がけているサイコム・ブレインズ上海。総経理を務める林久美子さん曰く、

「中国人が相手だと日々想定外の問題が起こるのですが、どう解決しようかとワクワクしますね。トラブルが嫌いな人は、中国では仕事ができないと思いますよ」

今後の日本を支える新しい輸出産業とは?

堀紘一さんによると、首題を考えるには3つのキーワード。

1. コストではなく付加価値
 → 日本の付加価値とは「安全」
2. 単品ではなくセット
 ・炊飯器を売るのではなく、日本のブレンド米と名水をセット
 ・新幹線+安全運行ソフトウェア
3. 大ロットではなく小ロット

- 日本の「安全」を売れ
- 今後の本命は「環境エネルギー産業」
- 今後5年間は欧州がターゲットの中心だ

Voice(2010.6号)より メモとして・・

中国人の「色」に対するイメージ

「色」に対する好みやイメージは文化や地域などによって異なります。中国人の「色」に対するイメージはどのようなものでしょう。

たとえば「赤」は、ヨーロッパ人にとっては「危険、愛、興奮」などを表しますが、中国人にとっては「花嫁衣装、幸運、長寿」など縁起の良いイメージです。黄色は「滋養、王権」などを表します。青は「不死」のイメージで、緑色は「悪魔払い」の意味です。

ちなみに妻が緑色の帽子をかぶると「夫を裏切っている」意味になるそうです。(笑)

Nothing is permanent but change.


ラファエロ作『アテナイの学堂』に描かれているヘラクレイトス

ヘラクレイトス(ギリシャ・哲学者、BC5世紀、)は「すべては変化し続ける。永遠に不変の存在なんてありはしない。」 と述べた。同じ頃、釈迦(インド・仏教開祖、BC5世紀)は「諸行無常」を唱えた。こういう「発見」はシンクロするものかもしれない。