そもそも「本業」とは何か?
この「本業」を定義する上で、従来のように「・・業」と定義するのではなく、
・自社に最も高い収益性をもたらしうる顧客層は?
・自社において最大の差別化要因になっている点は?
・自社に不可欠な商品やサービスは?
・上記4つを支える重要な資産(特許、ブランド、ネットワークなど)は?
を考えてきめ細かい定義を行うこと、そしてその「本業」を強化すべきだと主張するChris ZookさんとJames Allenさん(『本業再強化の戦略』著者)。さらに、本業の周辺領域に進出して企業成長を図る場合、以下の6つのポイントを検討用テンプレートとして提供しています。
1 新しい地域に拡大できないか?
・世界進出による拡大
・より国内ローカルへ拡大
2 新しいチャネルへ拡大できないか?
・インターネットによる拡大
・自社チャネルによる拡大
・間接チャネルによる拡大
3 新しい顧客セグメントへ拡大できないか?
・現在のセグメントをより細分化
・まだ掘り残しのあるセグメントへ
・全く 新しいセグメントへ
4 新しい製品で拡大できないか?
・次世代モデル製品
・製品サポートの向上
・他を補完するする製品
・全くの新製品
5 新しい事業で拡大できないか?
・新規需要をおこす
・代替ビジネスをおこす
・全く新しいビジネスモデル
6 新しいバリューチェーン を作れないか?
・上流への垂直統合を図る
・下流への垂直統合を図る
・売却の可能性を探る
自分用のメモとして・・

本業再強化の戦略