ぐるりつと 家をとりまく 貧乏神

ある人が家を新築した。落成式のお祝いの席に仙涯和尚さんを呼んでご馳走した。そして、和尚に何かおめでたい言葉でも書いてもらえないかと頼んだところ、一杯飲んで良い気分になった和尚、筆をとって書き始めた。

「ぐるりつと 家をとりまく 貧乏神」

それを見ていた列席の人たちの顔色が変わった。それもそのはず。新築のお祝いにこんなこと書かれたら誰でも怒るに違いない。ぶつぶつとざわめき始めた。

和尚は「まだまだこれでは半分じゃ。どれや下の句をつけようか・・。」と落ち着きはらって再度筆をとって書き足した。すると、列席の人たちの顔がえびす顔になった。

「七福神は そとへ出られず」

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仙涯和尚さんの大好きなエピソードだ。そして、大好きな絵は子供と遊ぶ和尚さん。


「を月さま幾つ、十三七つ」

意外にWORDを使いこなせていない・・

エンジニアのためのWord再入門講座 美しくメンテナンス性の高い開発ドキュメントの作り方
エンジニアのためのWord再入門講座 美しくメンテナンス性の高い開発ドキュメントの作り方

WORDはしょっちゅう使っているが、使いこなせているかと問われれば、否。そこで、評判の良い同著を読了。

勝手にWORDが箇条書きにしたりすることに腹を立てる人や、スペースでインデントをやっているような人は「職務怠慢」だと手厳しい(苦笑)。

WORDはスタイル機能が命。報告書作成が多い弊社にはありがたい。

理想の世界観、ここにあり

クレジットカード「VISA」の広告でご記憶の方もいると思いますが、この動画を一目見たとき、ズバリ私にって理想の世界観と境涯がここにある!と思いました。いろいろな国でたくさんの人が集まり楽しそうに踊っているシーンになぜか涙がこぼれるんです(笑)。

何回見ても飽きません。彼がうらやましいです。こんな平和な世界になったら・・とつくづく思うとともに、その実現の一役を担いたいと本気で思います。

ミシュランガイドのマーケティング効果

ミシュランガイド東京・横浜・鎌倉〈2011〉
ミシュランガイド東京・横浜・鎌倉〈2011〉

今更言うまでもなく、タイヤメーカー「ミシュラン」が発行するガイドブック。実は、出版上の収益は約1500万ユーロ(約16億円)の赤字らしい。

しかし、このガイドブックが発行されると、その国では同社タイヤ売上が約3%上がるという。この見合いをどう捉えるか。

因みに、豪州版、米国ロサンゼルス版、ラスベガス版は廃刊済み。中国とブラジルが次の候補とのこと。

以上、自分用メモとして。

追伸 紹介されたレストランは★一つあたり平均3割程度売上が増えると言われています。

2067153498
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セミナー講師終了 (ホッ)

先日、株式会社HIN主催のHINETセミナーにて拙いながら後述のテーマにて講師を務めさせていただきました。

2時間なので、時間が余るかなと思っていたのですが、てんこ盛りしすぎて、質疑応答の時間に食い込んでしまい、参加者の皆さんにおかれてはお疲れ&消化不良のことだったと思います。すみません。m(_ _)m

ありがたいことに会場は満杯(約40名)。熱気に押されて、2時間休みなし、ぶっ通しで話してしまいました。

なお、HINとは、Humanity in Network。伊藤弘子さんを代表に、ネットワークの中心に人間性を据えた人財ネットワークを構築し、相互啓発による人材価値向上を実現したいとの熱い思いからスタートしたすばらしい会社で、「元気な日本を人から創る」をコンセプトにされています。

そして、HINetには、日本原子力産業協会・林田さんを始め、熱くてすごいメンバーが目白押し。メンバー同士、相互に人財価値向上に貢献する事によって、自らの価値も増大させていく、そういうネットワークなんですね。

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テーマ:「国際マーケティングとソーシャルメディア」
~今後、日本企業は、世界の何を知り、どう伝え、どう売っていくべきか?~
講 師:上田輝彦 (WIPジャパン株式会社 代表取締役)
日 時:2011年9月7日(水曜日)  18:30~20:30
場 所:きゅりあん(品川区立総合区民会館)
東京都品川区東大井5-18-1  6階 中会議室
http://www.shinagawa-culture.or.jp/curian/
JR京浜東北線 大井町駅前
参加費:5,000円(会員)
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終わってみれば、やはりセミナーは講師自身が一番勉強になりますね。

以上、記録を兼ねて。

日本は買いだ!

2012年・空前の日本投資ブームが始まる
2012年・空前の日本投資ブームが始まる

読了。日本投資に消極的だったウォーレン・バフェットが「日本は買いだ!」と強く勧めたという点を帯に引用・強調し、その主張と全体の章構造が必ずしも一致しない点はマイナスながら、原発、地震、ジャスミン革命、アメリカ経済、インド、中国、日本の製造業、今後の電力政策など、広範なトピックを論じていて、実に面白い。

日本の将来性・先進性・可能性を感じさせる、ポジティブな内容も各所に謳われ元気が出る。おススメ。

中国のSNS事情

中国のSNS市場も成長中。「人人網」と「開心網」が人気を博している。人人網には1億6,000万人のアクティブユーザー、開心網にも9,300万人のユーザーがおり、利用者数は増加中。

Facebookに対しては、アクセス制限がかけられている一方で、海外サーバー経由でサービスを利用しているユーザー数は既に5万6,000人にも上ると言われている。

人人網は学生層のユーザーから支持されているが、開心網のユーザーには会社員などの中間所得層が多い。開心網では、企業が自社アカウントを取得し、PR・集客に活用する事例が多く見られる。

以上、WIP刊「世界WEB入門2011」より

人が集中して聞いてくれる時間は30秒

人は平均して30秒だけは集中して話を聞いてくれる。その証拠に、ほとんどのテレビCMは30秒以内。ラジオも同じ。日本はせっかちなのか、15秒CMが多いが・・

一つのニュースでも、レポータの立ち上がり・導入部分が30秒、現場中継やインタビューに30秒、そして要約コメントに30秒、合計1.5分、というのが相場だ。

この30秒以内にいかにメッセージを伝えるか。長くなる場合は、30秒刻みで構成し変化させる必要がある。

ということは、30秒で話せる200~250字ずつ(原稿用紙半分ぐらい)にまとめる必要があるということか・・ 自分用のメモとして・・

出したものは必ず入ってくるのです

たとえば、一生かかって人間が食べた量は出した量に等しい、一生かかって吐いた息は、吸った量と同量です。

知恵も出さなかった、汗も出さなかった - こういう人には、それ以上のものが入ってくることは絶対にない、と私は断言していいと思います。

入ってこない、という人は、たいてい入れてから出そうと思っている人ではないでしょうか。知恵はあまりない。汗もたいして出ない。それで結構。ただ、自分が持っているだけの知恵と汗を出し切ること。そうすれば知恵は泉のように湧き、また汗もほとばしるように出てくる。

出したものは、次に必ず入ってくるのです。

駒井茂春 (元ダスキン会長)

PRはまず内から始めよ

・企業内では、社長も新入社員も同じ情報を持つことが大事

・従業員は自分たちの住んでいる地域のオピニオンリーダーになりうる、という考えのもと、社内PRに力を入れよ

自分用のメモとして・・

参考:
IABC:International Association of Business Communicators(国際ビジネスコミュニケーター協会)
http://www.iabc.com/

自然が幸せであること。それが、人間も幸せにするんだ

インド国内で歴代最高値を誇る紅茶生産者「マカイバリ茶園」。第4代目当主のバナジーさんは「何億もの生き物を殺したら、いい紅茶はできない」と、父に内緒で無農薬自然農法に着手。きっかけはガンジーだった。

「ガンジーがくれた答えはとてもシンプルだった。自然が幸せであること。それが、人間も幸せにするんだ」

それを応援したのが日本人・石井さんご家族。「作り手の顔だけじゃなく、紅茶を飲む人の顔を茶園の人たちに見せられないか」と日本人向けツアーを行って成功。世界各国から絶え間なく人が訪れるという。

示唆が多い・・・

参考: 
・朝日新聞夕刊 2011.4.12
・マカイバリジャパン http://www.makaibari.co.jp/

今後、国際間で企業提携が激増する

日本企業が海外市場に活路を見いだすのに、必ずしもM&A(買収)=親子関係でなくていい。ドンドンと親友関係(=提携)を作って進出すればいい。

この分野の書籍は意外に少ない、というか実務的に耐えるものは皆無。その点、下記は国際間の提携を採り上げたものではないがユニークで結構面白い。

成功する企業提携
成功する企業提携

関東大震災が来たと思った

3/11の地震に遭遇したのは、会社の山﨑牧郎君と一緒に中野坂上へ商談をしに行く途中だった。地下鉄丸ノ内線新宿駅。ちょうど電車がホームに止まり、乗換えしようとしたところだった。

とうとう来たか、関東大震災(野郎)! 

相当揺れた。ふらついてじっと立っていられない。その時、直感的に地下は大丈夫。ただ、天井が落ちてきたらさすがにペチャンコだなと思った。

すぐに「ただいま関東地方に大きな地震が起きた模様です」という構内アナウンスが流れた。地下でもこれだけ揺れたのだから、地上に出たら大変なことになっているのでは・・・と地上に出てみると、小田急百貨店内で社内連絡放送が流れている一方で、喫茶店でお茶をしている人もいる。ビルは倒れている様子もない。バスも動いている、車も走っている。ただ、みんながみんな携帯を見て連絡を取ろうとしている光景だった。

手元のドコモもiPhoneも全然つながらない。すかさず公衆電話を見つけて、往訪予定先に電話しキャンセル。家族に電話するがつながらない。実家に電話して留守番電話に無事を伝える。会社に電話したら百瀬さんが出て、皆大丈夫だと。

次に、タクシーをつかまえようと思ったら、ことごとく実車で全く拾えない。オフィス方面へ歩き出すことにした。新宿東口ではたくさんの人が中央分離帯のところに集まっている。直感的に、ビル倒壊からわが身を救える術なのか・・・

ビルから何が落ちてくるかわからないので、歩道ではなく車道を歩く。タクシーは相変わらずつかまらない。丸井の前を過ぎたとき、ビル壁面のかけらがいくつも落ちている。危ない、危ない。どこも店を閉じ始めている。

四谷方面を目指してひたすら歩く。たくさんの人が歩いている。地下鉄がなかったら地上にはこんなに人がいるのだということを実感する。

災害ダイヤルの番号をどうしても思い出せない。語呂で覚えたはずなのに。3桁だったか4桁だったか・・・ふと道路の警官に災害ダイヤル番号を聞く。彼も思い出せない様子。ちょっと確認してきますと、装甲車みたいな車の運転手に確認してもらっている。戻ってきて「171」だと教えてくれる。

そうだった。「あいつがいない(171)」と覚えたんだ、ということを思い出した。山﨑君の携帯(ウィルコム)がつながるようなので借りて「171」にかけてみた。すると伝言を受け付けていない。どうも東京は被災地に指定されていないらしい。ダメだ。

そうこうしているうちに、麹町・平河町のオフィスに到着。東北出身のスタッフの人たちが実家と連絡がとれないという。心配だ。テレビでは各地の津波の状況が映し出されている。

帰れそうにないスタッフのために宿泊場所を確保しようと周辺のホテルに電話してもらったら、どこもかしこも予約で満室。電車が動き出すのを待つスタッフの人たちと一緒にオフィスで待機。帰れないスタッフのためにオフィスは一晩開けるつもりだったが、皆、自宅や友人宅を目指して帰っていく。最後の一人になった関口さんが有楽町線の再開を待って23時過ぎに帰宅の途についた。その後、私は自宅へ。

「3.11」 地震の金曜日がこうして終わった。