“Dance like no one is watching, sing like no one is listening, love like you’ve never been hurt, work like you don’t need money and live like it’s heaven on Earth.”
誰も見ていないかのように踊れ、誰も聞いていないかのように歌え、かつて傷ついたことがないかのように人を愛せ、お金など要らないかのように働け、この世は天国かのように生きろ
Thomas Friedman氏は「フラット化する世界」でグローバリゼーションを大きく3つに時代区分している。
グローバリゼーション1.0: 1492年~1800年頃
コロンブスのアメリカ大陸「発見」に始まり、スペイン、ポルトガル、オランダ、イギリスなど欧州の国々が主要プレイヤーとなってグローバルなチャンスを求めて大航海する時代
グローバリゼーション2.0: 1800年~2000年
世界経済が生まれ、企業が経済の主要プレイヤーとなって、グローバルに展開する時代
グローバリゼーション3.0: 2000年~
欧米諸国以外、特に新興国の企業、そして多種多様な個人までもが主要プレイヤーとなって、グローバルに協力し合い、競争する時代
「国→企業→個人」、「欧米→新興国」という大きな流れになっているという捉え方だ。なるほど上手い。「世界は、『一つの市場』、『一つのエコシステム』、『一つのコミュニティ』」とする見方が世界中に急速に拡がっている。
十里の旅の第一歩
百里の旅の第一歩
同じ一歩でも覚悟が違う
三笠山に登る第一歩
富士山に登る第一歩
同じ一歩でも覚悟が違う
どこまで行くつもりか
どこまで登るつもりか
目標が
その日その日を支配する
(後藤静香著『権威』より)
を読了。後輩の根本真吾君とグラブ作りの名人坪田信義さんの新刊共著だ。
マルコム・グラッドウェル氏(後述著作)によると、「天才になるためには、最低1万時間そのことに従事していなければならない」と。
坪田さんは15歳から75歳までの60年間をひたすらグラブ作りに費やした。時間にすると、のべ7万時間。天才になるための7倍の時間を一つのことに打ち込んだことになる。
普通に会社勤めをして年間約2000時間働いたとすると、5年間、一つのことに打ち込まないとモノにならないということだ。
「石の上にも3年」というが、これは長時間労働をしていた頃の話し。今は「石の上にも5年」なのかもしれない。そこに到達したとき、初めて見える境涯がある。
★★★★★
参考:マルコム・グラッドウェル著