コラ語とボー語(ボ語)が地球上から消滅

ベンガル湾(インドの東側)に浮かぶ群島、インド領アンダマン諸島で先住民が話していた2つの言語、コラ語(Kora)とボ語(Bo)の最後の話者が相次いで亡くなった。

ニュースによると、亡くなったのはボロさん(79歳)とボアさん(85歳)で、両人とも「大アンダマン島人」と呼ばれるネグリート系先住民族の末裔。約65,000年前にアフリカから渡ってきたとの説もあり、人類最古の文化を伝える言語のうち2つが絶滅するというのはあまりに悲しい・・・

言語は民族文化を伝えるDNA。今世紀中に世界の90%の言語が絶滅すると言われているが、百花繚乱の世界文化が一つずつ消滅していく流れは止められないものか。少数言語を保護・記録する運動を少しでも応援したいと改めて思う。


http://en.wikipedia.org/wiki/Andamanese_languages

中国ECフォーラム『設立記念カンファレンス』のご案内

WIPジャパンがパネルディスカッションにて登場します!

中国ECフォーラム『設立記念カンファレンス』
http://www.sellingclub.jp/news/20091225_fcec_start.html

 ・開催日時  2010年2月9日(火) 14:00~17:00
 ・開催場所  東京・新宿住友ビル47F 「新宿住友スカイルーム」
 ・対象者  FCEC会員および入会を検討中の企業・団体
 ・参加費  2,000円 ※事前登録制
  ※事前登録と振込が必要。会員企業・団体は1名まで無料
 ・定員  100名 ※会員優先にて100名に達した時点で締切

アジェンダは以下の通り。

1. FCEC・中国ECフォーラムとは?
FCEC・事務局から、フォーラムの主旨や活動内容、入会方法をご案内。

2. 中国EC市場の概況
【講師】株式会社野村総合研究所 コンサルタント 木ノ下健氏
日本のEC・ネットビジネス市場における定期リサーチでも著名なシンクタンク野村総研からは、中国EC市場の著名なプレイヤーの動向などを紹介すると共に東京および北京・上海・香港をはじめとする東アジア各都市で実施した「日本および海外6都市インターネット通販アンケート調査」から得られた知見・考察などをご紹介。

3. 中国インターネット利用者の動向
 【講師】バイドゥ株式会社 国際事業室 マネージャー 高橋 大介氏
 検索サービスにおいて中国のナンバー1検索エンジンがバイドゥ。検索連動型広告のクライアントは中国国内の有力サイトに留まらず、中国EC市場に進出する日本企業や中国人観光客の誘致を目論む日本の自治体・レジャー産業にも広がっており、地域別・時間帯別の検索からランディング、コンバージョンに至るネット上での行動をキーにした利用者動向をバイドゥの分析サービスと共にご紹介。
 【参考】<中国検索トレンド>ECに弾みをつけるイベント活用法
 http://staffblog.baidu.jp/2009/12/17/baidu-index/

4. 中国EC利用者の動向
【講師】支付賽(中国)網絡技術有限公司(アリペイ)海外事業部 朱國紅氏
ネット決済における中国のナンバー1、アリババ・グループのアリペイ。同じくアリババ・グループが運営するナンバー1モール・タオバオと共に成長した決済代行サービスとして蓄積された豊富なデータをもとに、「売れるECサイトと売れないECサイト」といった比較の視点を盛り込みながら、中国EC・ネット通販市場の決済動向をご紹介。

5. パネルディスカッション & 質疑応答、名刺交換
上記講師陣、WIPジャパン、ウェブアーク、ターゲットメディア、帝国データバンクネットコミュニケーションによるディスカッションと質疑応答。

▼カンファレンスの詳細・お申込み用紙のダウンロードはこちらから
http://www.sellingclub.jp/news/20091225_fcec_start.html
※FCECは会員制の研究会ですが、非会員の企業・団体も参加できます。

新たな企業成長のための6つのポイント

そもそも「本業」とは何か?

この「本業」を定義する上で、従来のように「・・業」と定義するのではなく、

・自社に最も高い収益性をもたらしうる顧客層は?
・自社において最大の差別化要因になっている点は?
・自社に不可欠な商品やサービスは?
・上記4つを支える重要な資産(特許、ブランド、ネットワークなど)は?

を考えてきめ細かい定義を行うこと、そしてその「本業」を強化すべきだと主張するChris ZookさんとJames Allenさん(『本業再強化の戦略』著者)。さらに、本業の周辺領域に進出して企業成長を図る場合、以下の6つのポイントを検討用テンプレートとして提供しています。

1 新しい地域に拡大できないか?
・世界進出による拡大
・より国内ローカルへ拡大

2  新しいチャネルへ拡大できないか?
・インターネットによる拡大
・自社チャネルによる拡大
・間接チャネルによる拡大

3 新しい顧客セグメントへ拡大できないか?
・現在のセグメントをより細分化
・まだ掘り残しのあるセグメントへ
・全く 新しいセグメントへ

4 新しい製品で拡大できないか?
・次世代モデル製品
・製品サポートの向上
・他を補完するする製品
・全くの新製品

5 新しい事業で拡大できないか?
・新規需要をおこす
・代替ビジネスをおこす
・全く新しいビジネスモデル

6 新しいバリューチェーン を作れないか?
・上流への垂直統合を図る
・下流への垂直統合を図る
・売却の可能性を探る

自分用のメモとして・・

本業再強化の戦略
本業再強化の戦略

自らが行うべき仕事に取り組む時間をつくるために、社員にできることを任せることのみ

「多くの権限委譲は間違いである。自らが行うべき仕事を権限委譲してはならない。いいのは、自らが行うべき仕事に取り組む時間をつくるために、社員にできることを任せることのみである。」

Peter Drucker (経営思想家)

マカオが全面禁煙?

マカオで喫煙制限法案が提出されたそうな。議会を通過すると公共の場所全てで禁煙になります。ただし、カジノは対象外。もちろん禁煙コーナー設置は必須となります。

なぜか?喫煙率(成人男性の57.4%)の高い中国本土から押し寄せる観光客がマカオ全体の観光客の半分以上を占める背景下、さすがにカジノを全面禁煙にすると売上げが大幅ダウンの見込みだからとのこと。健康より死活問題なんですね。

日本ブランドが軒並み下落しています

会社の坂井岳志さんに教えていただいた「Japan’s Best Global Brands 2010」。インターブランドさんが毎年発表しているものですが、次々と日本企業のブランドが下落しています。

http://www.interbrand.com/branding_feature.aspx?bfeatureid=79&langid=1005

そんな中、ASICS、Shimanoが善戦。海外売上比率30%未満の会社ブランドを含めると、UNIQLOが大きく飛躍しています。

そもそも、どんな評価方法なのか、というと・・・

・日本発のコーポレートブランドで
・上場企業で各種財務情報を公表し、
・日本以外での海外売上高比率が30%超で(2008年度実績)
・BtoB企業であっても、グローバルで一般に認知されている

企業を対象に、財務力、ブランドが購買意思決定に与える影響力、そしてブランドによる将来収益の確かさ、という観点から、

その企業が将来どのくらい利益を上げるかを予想し、その利益のうちブランドが貢献している分を推定し、それがどのくらい確実かを考えて割り引く、ということ。

参考までに。