久しぶりにブログから離れて、アジア中から集まった若手起業家100名が集う会合参加のため、沖縄4泊5日の旅に行ってきました。
ちなみに、はたして私が「若手」かという些細なことは脇に置いておきます(笑)
懇親ゴルフ(サザンリンクス沖縄)では、マレーシアのWing Hongさん、韓国のChoiさん、フォースの寺澤さんとご一緒。実に愉快でした。
海越えホールが2つあり、1つは華麗に越え、1つは海の中へ消えていきました(爆)

死ぬときに後悔すること25―1000人の死を見届けた終末期医療の専門家が書いた
4月15日、友人・愛須さんのお母様が亡くなられた。大阪・佃会館でのご葬儀に参列。優しそうなお写真に自分の母もだぶる・・・。
どんなに大切な人でもいつかは去っていく。また、遅かれ早かれ自分も去っていく。
先日「死ぬときに後悔すること25」を読了したところ。悔いのない人生にしたいと改めて思う。
を読了。まさに日本版ダヴィンチコード! 個人的にはダヴィンチコードより数段面白い。
種明かしをしたくてしたくて仕方ないが(笑)、要は明治天皇にまつわるミステリーだ。
日本史好きなら絶対読んで損なし!読み始めたら絶対止まらない (キッパリ)
おススメ度 ★★★★★
偉大な植物学者・牧野博士は桜の花が大好きでした。
「日本は桜の国といわれながら桜が少ない。もっと沢山に桜を植えて、本当の桜の国にしなければならない。四月の頃に飛行機が見ると、下は桜で埋まっているようにしたい。」
というのが博士の夢でした。
(もしこの通りになっていたら、スギ花粉に加え、サクラ花粉で悩める人が増えていたかも・・(笑))
96歳で亡くなるまでに集めた植物標本は50万点に達しました。厖大な標本や書籍を保管するために大きな家を借りても、東大の給料では家賃が払えず、何度も追い立てられ、20回近くも引越ししたそうです(笑)
「草木に対していれば、何の憂鬱も、煩悶も、憤懣も、不平もなく、いつも心は光風霽月(こうふうせいげつ)という状態で、その楽しみいうべからず。」
仕事・研究そのものが楽しくてしようがないという博士、一体どんな人だったろうと、桜の季節になると思い出します。
上海万博が5月に迫っていますが、入場者予想が7,000万→1億人というのはすごいですね。さすが中国。
さて、上海万博のスタッフが2005年に愛知万博に視察に来てお手本にしたことがあるそうです。それは・・
・どこからでも3分以内で行ける場所にトイレを男女比1:5で設置
・トイレの清潔さ
・使い勝手の良いベビールーム、託児所
・エレベータボタンが地上1m
・車椅子利用者が方向転換しなくて済む、前後に扉のあるエレベータ
・点字案内
・ 郵便局、拾得物預かり所
などだそうで、これらにさらに工夫を加えて上海万博の準備を進めていることでしょう。日本人の気配りは世界でNo.1だと思います。こうした気配りが上海万博にも活かされ、世界中のバリアフリーや新しいサービス産業につながっていくといいですね。
埼玉県深谷市にある漬け物業者が、国内消費が低迷する中、EU諸国に向けた販売に成功しているそうです。
その会社は「マルツ食品」。「TAKUAN」「FUKUJINZUKE」」などローマ字で書かれたラベルが張られた色とりどりのパッケージを生産している。
「『日本産』の評価は、国内以上。低価格競争で疲弊するよりも、活路がある。隠れた市場を発掘しなくては」と同社の鶴田健次社長。
2年前、国内消費が伸び悩む中、同社は欧州連合(EU)諸国への輸出に乗り出した。日本食ブームの定着などから出荷量は伸びており、海外の大手日本食チェーンからも大量発注が飛び込み始めたそうです。
全日本漬物協同組合連合会(全漬連、東京都千代田区)によると、1989年に2,022社だった組合員数が今年1月現在で1,197社に半減しているそう。経済産業省によれば全国の出荷額も1996年の約5,329億円から2009年には約4,028億円に落ち込んでいるとのこと。
漬け物はさすがに厳しいかな・・という先入観はこれで壊されました(笑) 日本人にとって当たり前の製品でも、需要と供給の関係から真に評価されるのは今後、海外かもしれませんね。
参考
マルツ食品: http://www.marutsu-f.co.jp
朝日新聞記事: http://www.asahi.com/food/news/TKY201003150232.html
本日より、日本初、多言語多通貨ショッピングモールのクラウドサービスを開始します!
従来、インターネット上で海外向けショッピングモールのオーナーになる場合、初期構築費用として少なくとも1,000~2,000万円は必要でした。しかし、WIPジャパンが本日リリースするクラウドサービス『マルチリンガルモール』を使えば、従来の約1/5以下の低コストを実現できます。
不況にあえぐ日本企業にとって、海外に市場を求める強力なツールになるはずです。
(以下リリース文を掲載します)
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WIPジャパン、日本初、多言語多通貨ショッピングモールのクラウドサービスを開始
~11言語・24通貨対応、低コストで海外向けショッピングモール構築が可能に~
(2010年2月22日)
海外WEBマーケティング・リサーチ、翻訳サービスを展開するWIPジャパン株式会社(ウィップジャパン、本社:東京都千代田区、代表取締役:上田輝彦)は2010年2月22日、日本初、11言語・24通貨に対応する多言語多通貨ショッピングモールのクラウドサービス『マルチリンガルモール』をリリースします。
このサービスは、国内市場の成長性に限界が見え始め、海外に市場を求める動きが強まる中、海外向けインターネット通販を希望する日本企業を支援するのが目的です。
今まで、海外(多言語)向けショッピングモール(ショッピングセンター)を構築する場合、ゼロから設計し構築する手法が殆どでした。しかし、クラウドサービス(ASP/SaaS)で構築できるサービスは日本で初の試み。構築費用は従来の1/5~1/10の低コストとなります。
また、ハードルの高い海外との取引をできるだけ円滑にするため、『お問い合わせ翻訳サービス』を標準装備。WIPジャパン株式会社の各言語専任翻訳スタッフがモールの運営を全面的に支援します。
サブユーザ数(店舗数)は最大9,999まで設定可能、個々のユーザ管理画面の独自デザインも可能。また、代金回収、各種問合せ、配送フローの独自カスタマイズも可能となっています。決済手段としてPaypal、支付宝(Alipay)、主要クレジットカードに対応しています。
▼『マルチリンガルモール』について
http://www.multilingualmall.jp
『マルチリンガルモール』は、海外への輸出販売促進を図りたい日本企業がASP/SaaS形式のショッピングモールを構築し、日本の様々な商品を世界中のお客様に販売することを可能にしています。『マルチリンガルモール』では、従来の『マルチリンガルカート』で好評だった11言語・24通貨対応はもちろん、今回データベースの構成を見直すことでSKUに対応しました。多言語展開のSKU対応WEBモールの提供は日本国内で初めてです。
平成22年2月22日のリリース日を記念して、WIPジャパン株式会社は『マルチリンガルモール』を期間限定(2ヶ月間)で初期費用222万円(税込)・月額費用22万円~(税込)で提供します。
▼導入事例
XOJAPAN(SHOP部分のみ)
http://shop.xojapan.jp/
運営者:株式会社アパレルウェブ
商材:アパレル
言語:英語、中国語(繁体字)
▼海外向けネットショップSaaS『マルチリンガルカート』について
独自ドメインで多言語・多通貨に対応したECサイト構築ができる海外ネットショップ
ASP。2007年12月にサービス開始、2010年2月22日現在、470店舗が稼働。
http://www.multilingualcart.com
▼WIPジャパン株式会社について
WIPジャパン株式会社は、世界210カ国・地域に拡がる多言語/情報サービスで企業の
グローバリゼーションを支援する企業です。主な事業として、海外マーケティング・
リサーチ事業、翻訳事業を展開しています。
http://japan.wipgroup.com
▼本件についてのお問い合わせ先
WIPジャパン株式会社 第2情報事業部
百瀬(ももせ)、根本(ねもと)
Tel:03-3230-8200
Fax:03-3230-8050
Email:press@multilingualcart.com (←@は半角でお願いします)
先日福井に関係のある人たちが集まった会合で、ご先祖がドイツの医師シーボルトさんという関口忠相さんにお目にかかりました。今でもご親族はドイツにいて、飛行船で有名なツェッペリン家もご親戚にあたるとか。
歴史好きな私にとって、シーボルトさんはまさに明治維新が生まれる源流。江戸後期、ドイツ医学界の名門・シーボルト家のフィリップ・フランツ・バルタザール・フォン・シーボルト(Philipp Franz Balthasar von Siebold)さんが、東洋に興味があって、長崎・出島までやってきます。ドイツ人なのにオランダ人だと言って(笑)オランダ商館で医者を務めるんです。
すると、日本中の志ある有能な人たちが、遠路はるばる医学と蘭学を学びにシーボルトさんの下に集まります。そして、そうした人たちが世界的な視点を得て、また日本の各地に戻り、日本の行く末を議論し始めるんです。それが、幕末の人たちに影響を与え、明治維新とつながっていきます。
WIPジャパンの東京オフィス(平河町)すぐ近くに高野長英の蘭学塾跡があります。高野長英さんもシーボルトさんの教えを受け、江戸で尚歯会という勉強会を作って海外の優れたことを学びあうんです。こうしたシーボルトさんのお弟子さんたちが日本を目覚めさせ、明治維新につながる土台を築いていったんですね。
会社の坂井岳志さんに教えていただいた「Japan’s Best Global Brands 2010」。インターブランドさんが毎年発表しているものですが、次々と日本企業のブランドが下落しています。
http://www.interbrand.com/branding_feature.aspx?bfeatureid=79&langid=1005
そんな中、ASICS、Shimanoが善戦。海外売上比率30%未満の会社ブランドを含めると、UNIQLOが大きく飛躍しています。
そもそも、どんな評価方法なのか、というと・・・
企業を対象に、財務力、ブランドが購買意思決定に与える影響力、そしてブランドによる将来収益の確かさ、という観点から、
その企業が将来どのくらい利益を上げるかを予想し、その利益のうちブランドが貢献している分を推定し、それがどのくらい確実かを考えて割り引く、ということ。
参考までに。
幕末、京都の治安維持を担っていたのは「会津藩」という名の大企業でしたが、京都郊外・伏見で新しい警備会社が生まれました。その名は「新撰組」。
新撰組は当時の失業者を積極的に採用しましたが、中途採用ばかりでしたので、労務管理が大変でした。そこで新撰組の土方部長は「局中法度」という厳しい就業規則を作って社員を管理しました。その就業規則には・・・
1. 武士道に背かないこと
2. 退社は許されないこと
3. 許可なく借金しないこと
4. 社員同士で喧嘩をしないこと
5. 外部からクレームをもらっても勝手に判断しないこと
以上。 守らない奴はしばきあげる!
とありました。社員たちは震え上がりました。退社する者や逃げる者もいました。土方部長は逃げた奴を徹底的に探し出し、見つけてはしばきあげました。
この厳しい掟を知って町中の人は、新撰組という新興警備会社は恐ろしいところだ、逆らってはいけないと思い始めました。そしてドンドンと有名になっていきました・・・とさ。