多くの幼稚園、保育園、小学校が被害に遭い、子どもたちが住めない町になってしまった石巻。
以前仕事でお世話になった方が私財を投じて保育園建設を始められ、10月1日、サイト公開。
石巻ひがし保育園建設支援サイト
http://kihofukushikai.com/

本・CDのご購入も支援につながります
詩集「あったかい手」
http://kihofukushikai.com/support/index.html#purchase
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最近話題に挙がるSNEP。「Solitary Non-Employed Persons」の略らしい。
「孤立無業者」と訳され、2006年時点で約112万人、2011年時点で162万人。20~59歳の未婚で無就業(学生以外)で孤立している人(家族のみ一緒)の意味らしい。
その後もおそらく増えているだろう。年間10万人ずつ増加だとすると、2013年の現時点で約180万人。国民約70人のうち一人がSNEPということになる・・・(悲)
話は一転。世界には今でも悪魔払いをする呪術師(シャーマン)がいるが、例えばスリランカの悪魔祓いの儀式では、無気力になり仕事に行きたくない男性、登校拒否の少年、原因不明の病の人など色々な症状の人に対し、呪術師(シャーマン)が徹夜で大々的なパフォーマンスを施す。
親戚や近所の人たちでごった返す中、最初は太鼓から始まり、夜明けころには漫才でみんなが大笑いをするような状態になる。そしていつの間にか患者も笑い体調が良くなっているという。
シャーマンは「悪魔は孤独な人間に訪れる」と言う。今の世の中、孤独な人で溢れている。人と人のつながりこそが生命の活力源だということを私たちはもっと意識する必要がありそうだ。
最近、友人知人のご家族が相次いで亡くなり、「死」について考えさせられています。
同著者は宗教家ではありません。東大医学部の先生として、臨床医として、多くの生死に間近に接してきて、科学的には説明が付かない数多くの不思議な体験談を通じて、「魂」というものについて考察しています。
不思議です。同著を読んでいると、「魂」というものが肉体という着ぐるみを着ているのかもしれない、ゆえに、肉体の死はあっても、魂は死なない、という気がしてきます。

タンタンの冒険 ユニコーン号の秘密 スペシャル・エディションDVD
を遅ればせながら観了。内容は冒険モノとしては非常にすばらしい作品でしたが、別の意味で非常に興味深いものでした。というのは、数年前からタンタンが訴えられていたからです。
そもそもそ私が初めて「タンタン」に出会ったのは1989年。英国Tunbridge Wellsのスミス氏宅にホームステイしたとき、さりげなく枕元に置いてあったのが、この「タンタンの冒険」シリーズでした。
世界中の読者に愛されている主人公のタンタンは、ベルギー・ブリュッセルに住む少年記者。くるっとカール風の髪の毛が特徴で、愛犬スノーウィを引き連れて、アフリカやアジアを大冒険するストーリー。いろいろな事件に首を突っ込むため、警察に容疑をかけられたり、悪人に殺されかけたりするなど波乱が絶えません。
そのタンタンですが、ベルギーの漫画家・エルジェにより1929年に初めて登場。それ以来人気を博していますが、数年前から、1930年ごろに発表された「タンタンのコンゴ探検」が、植民地主義的、人種差別的、野生動物虐待、と各国でボイコットや抗議運動に発展しています。
確かに、当時の植民地に対する偏見や現地住民に対する人種観が色濃く反映されているのは事実で、南アフリカではアフリカーンス語での出版停止。スウェーデンや本家ベルギーでも販売差し止め訴訟が起こされました。
実は「タンタン」の映画化も危ぶまれていたのです。
世界にも日本にも差別問題は残っています。黒人差別、民族差別(ユダヤ・ロマ)、アパルトヘイト、カースト、同和問題など、世界も日本もこれからもずっと学び続けることでしょう。
もちろん、私の中にも偏見や差別観は厳然とあります。ただ、差別=「本人の努力によってどうすることもできないことで不利益な扱いをすること/受けること」と考えると、差別はしないよう、されないよう、努めて心がけるしかありません。
偏見に満ちた漫画であることを十分承知しつつ、児童書ではなく、注意書きを添えた大人向け配架で読む機会があることを期待しています。
幕末の貢献度は横綱級なのになぜか人気が上がらない春嶽公。著者の中島道子さんは「生真面目すぎるからではないか」と評価されてました。
そんな中島さんは八十数歳。すばらしい女性です。「青春とは人生のある期間を言うのではなく心の様相を言うのだ。優れた創造力、逞しき意志、炎ゆる情熱、怯懦を却ける勇猛心、安易を振り捨てる冒険心,こう言う様相を青春と言うのだ。」というウルマンの詩がぴったり。元気で長生きしてくださいね。一緒にお寿司を食べた、実に楽しい日曜日でした!
具体的なノウハウというより安定したコンサルタントになるための正統派マインドセットが学べます。バランスの良いコンサルタントはこういう著者のことを指すのでしょう。
法律論文を書こうと思ったわけではありませんが、法律関係のリサーチプロジェクトが多いので読んでみましたら、初学者向け、英語で法律論文を書く方法の解説でした。
ちなみに、米国の大学には法学部がありません。皆、大学院のロースクールで法律を勉強します。その際、論文の書き方は必須科目となっていますが、日本の大学ではあまり論文の書き方を体系的に学ぶ時間がないのが不思議です。指導する先生が少ないのでしょうか・・・
個人的には刺さらなかったが、基本的なことが述べられている。
確かに、いくら名刺を集めても意味がない。同じ価値観を共有でき、お互いが持っている強みを活かせる人脈のみに絞るべきでしょう。
ただ、自分が持つ価値観とあまりに違う人からも学べることがあるのは当然。大量の人に会うことも、一度は通ってみていい道かと思います。
つまり、つきあいを広げ、その後つきあいを絞る。そしてまたつきあいを広げ、その後つきあいを絞る。
国も人も開国と鎖国を繰り返すのが実は一番熟成すると思っています。
一度上場会社を創った人が再度ゼロからスタートするとどうなるか? 丹下大さんに勧められて読了。
ブシロードというカードゲーム専門会社の木谷社長曰く、「私は大きなことを言います。大きなことは面白い。面白いことは自分と周りを巻き込む力になります。」
新日本プロレスリングの代表も務める著者自身のこれまでの人生が詳しく述べられ、今、業界で世界No.1の会社を目指している。
若い人、特にオタク系の人、大成功できます。こだわりがあるから。
同じ北陸出身。大きな刺激をいただきました!
佐藤誠さんに勧められて読了。故人亡き後、太平洋戦争で大敗した山本五十六が悲劇のヒーロー、日本海海戦で大勝した東郷平八郎が悪役、そんな聯合艦隊司令長官2名に対する世間の評価に真っ向から反論している。
どの分野でも、現役が長かったり、長生きしたりすると評価が下るのは世の常。史実と推測が交差しているが、東郷さん率いる司令部のチームワークを改めて再評価させられる本。戦前の日本海軍に興味のある方に。
1912年ノーベル生理学医学賞受賞者・アレクシス・カレル(Alexis Carrel)博士曰く、
土壌こそ人間生活全般の基礎であり、あらゆる農産物は、土壌中のミネラルを人間の体内に運ぶ偉大な仲介者である。したがって、人間の健康は肥沃で生産力のある土壌からしか生まれない。病気のほとんどは、空気や水や食物の中に存在しているミネラル類の不足によって生じる。
化学肥料は土壌に働きかけるのではなく、植物に無理やり吸収されるように造られており、植物と土壌の両方を毒してしまう。化学肥料では土壌の肥沃度を回復させることができない。
化学肥料を施された植物は見た目には青々としているかもしれないが、青々とした生長は水っぽい組織を生み出す。今日の食品は、自然性を奪われ、着色、加熱、漂白、保存加工によって、ビタミンや酵素などのもっとも貴重な要素が取り除かれる。
牛乳の低温殺菌は栄養摂取に不可欠な酵素を殺し、バクテリアの腐敗した死骸だけを残し、白いパンは人工的にミネラルやビタミンを強化されているが、生命の維持に必要な栄養素を含んでいる胚芽は取り除かれている。
年配の人なら誰でも、最近のパン、果物、野菜、食肉は昔のものとは全く似ても似つかないほど変わってしまったことを知っている。作物収穫高は数倍になったが、栄養面ではどんどん低下し、まるで蝋人形館の人形のような生命のないものばかりになっていると。
カリフォルニア大医学部准教授・ジョセフ・D・ワイスマン博士曰く、
たいていの医者は食物のことはあまり勉強しない。医学校において食物関係の授業が極めて少ないからだ。昨今の死に至る病気の多くはここ100年以内に出現したものであり、明らかに有毒な化学製品、つまり塩素とその化合物、コールタール派生物、調合された薬品、石油化学製品等によって発現してきたのである。
100年前には、心筋梗塞や心不全といった冠動脈系の心臓病は事実上知られていなかった。癌の死亡率は100年前はわずか1%だった。糖尿病はかつて米国で0.002%だったが、今は5%となっていると。
福井の林さんに勧められて読了。上記は序論で述べられている一節に過ぎない。土壌というものをほとんど深く考えてこなかった自分に気づかされる。
土壌こそ根本中の根本。あらゆる食物は土壌のミネラルと養分を人間の体内に運ぶ媒介だ。土壌と人間の本質的な関係を再評価する極めて良いきっかけとなった。前半がおすすめ。
ビジネスマンがグローバルに活躍するために必要な能力には、英語とロジカルシンキングともう一つある。
それは、スライド作成術だ! という著者の主張には説得力がある。
海外の交渉相手に意図を伝えたり説得したりするのに、テキスト中心ではなく、簡潔なメッセージを図とグラフに語らせる、というのは確かにユニバーサルに通用するスキルだ。
・1スライド1メッセージ
・明快な主張(言い切る力)
・メッセージは30文字程度(長くても60字以内)の簡潔さ
・情報ソースは必ず記述
・MECEやピラミッドプリンシプルより大事なのは「本当に伝えたいことは何か」
(あくまで図やグラフはそのサポート)
驚くような内容というより堅実でわかりやすく1~2時間で読める。大手コンサルティングファームの研修資料と酷似しているそうですが、それを考えると大変安価な買物かと。おススメ。
先日、「中国全省を読む事典」「新華僑」「蛇頭」など多数の著作を持つ莫邦富さんにお話を伺いました。
現在59歳。思春期の頃に文革時代を過ごし、黒竜江省に下放され、その後上海外大で日本語を学んだとのこと。
その頃、日本語文献は政府が認可するものしか読めないので、日本人の先生から借りた松本清張の小説などを教科書の中に隠し挟み込んで、見つからないかドキドキしながら、暗いトイレに机を持ち込みさらにその上に椅子を乗せて裸電球の下で読んでいたそうで・・苦労が偲ばれます。
最近の中国情勢については、街に出て意思表示をする「上街派」とネットで意見を述べる「上網派」という2種類の人たちがいること。比較的「上網派」には理性的な人が沢山いること。
反日デモの最中に「破壊行為をしないで」と主張する勇敢な中国人女性がいたり、北京の劇団で主演の日本人女性が外されたことに抗議する「上網派」が多数いたり、JAL機内食のパンダのデザートの写真に感激するすごい数の中国の人がいたり・・など、リベラルな中国人も多いことも教えてもらいました。
当たり前ですが、日本にもいろんな人がいるように、中国にもいろんな人がいます。この当たり前のことを時々忘れてしまう思考に注意したいと思います。
これからは家柄でも学歴でなく、本当の「魅力」勝負になってくる。対顧客はもちろん、オフィス内、そして家庭内でさえも、人間としての魅力がないとダメだと。
厳しい~ (財津一郎風でお願いします・笑)

大手広告代理店のすごい舞台裏 電通と博報堂が圧倒的に強い理由
ある程度垣間見て知っていたつもりでしたが、予想以上の部分もありました。周りの方や協力先は大変ですし、もう少し段取り良くやる方法もあるかと思いますが、コンペに向けた最後ギリギリまでの粘りは鬼気迫るものがあります。
★★★☆☆
会社とは大人が通う学校だと思う。お金を稼ぎながら、一生涯ずっと学び続ける場所だと思う。
そうすると課長・部長・社長は担任の先生か・・・
そんなことを考えていた矢先、なんと、生徒自身が目標を作り、孤立した生徒を出さない、仲良しグループだけでいつも固まらない、お互いに率先して教え合う、そんな小学校のクラスが実在すると知り、参考になるかもしれないと思い読んでみた。
すると、その小学生たちが協同して作った本だった。実に愉快な成功事例だ。
学校も会社も同じ。子どもも大人も同じ。自立的な組織を作る基本、ここにあり! 感謝。

ブレーンステアリング 10億ドルのアイデアを生み出す新発想法
マッキンゼーの国際戦略実践部門を主導した著者が、「Z-1-4企業」(ゼロから年商10億ドルを4年以内に達成した企業)の分析から導き出した「光り輝くアイデア」の体系的創出法。あなたもすでに実感されているように、ブレーンストーミングはアイデア発想の手段としては、効果的でも能率的でもありません。
本書では、人間が問題解決にのぞむときの心理をより重視して開発された新しいアプローチ、「ブレーンステアリング法」の全体系を、130以上の事例を紹介しながら解説します。
ブレーンステアリングとは―――(1)「正しい質問」を導き出し、(2)「正しいプロセス」を踏むことで、思考をより生産的な方向に誘導(ステアリング)する手法です。
という素晴らしい触れ込みなのだが、その素晴らしさがあまり良くわからなかった。
しかし、素晴らしいものを生み出すには、素晴らしい問いが必要だというコンセプトには心底同感。
さらに、巻末296~308ページに掲載されている質問は価値がある。
福ちゃんから借りて読んでみたら面白い。というか、時代的に懐かしい。
というか、懐かしがっていてはいけない。これからこそ、ベンチャー魂を発揮しないと。
一般にはお勧めしません。1990年代に起業した人、ベンチャー業界にいた人だけにお勧めする、イノベーターとマネジャーの違いがよくわかる本。
世界を獲るための条件とは何だろう?日経産業新聞は7つを挙げています。
1 「技」を極める(オンリーワン)
2 「最」にこだわる(最高、最小、最軽量、最強)
3 先手必勝!(開発先行、特許戦略)
4 顧客志向に徹する(改善はもちろん世界にサービス拠点を置く)
5 世界を見据える
6 +αで差をつける
7 M&A・提携で飛躍する
同著には世界No.1シェアを獲っている企業がずらり。確かに、日本の技術にはすばらしいものが多い。
しかし、すごい技術にすごい値段をつけている企業が多いのも確か。売れればいいが、多くの企業はそう簡単には売れなくて嘆いている。
日本企業が苦戦している理由は、かなり単純化すると、日本企業は高い品質の製品を高く売り、中韓企業はそこそこの製品を安く売り、世界の消費者やバイヤーの多くは後者を選んでいるだけのこと。
同著に掲載されている企業の製品は、その点、価格と品質のバランスが結果的にとれているということだ。
日本の「技術崇拝」もそろそろ注意が必要ではないか。あらゆるモノには値段がある。