世界を獲るための7つの条件とは?

ニッポンの「世界No.1」企業
ニッポンの「世界No.1」企業

世界を獲るための条件とは何だろう?日経産業新聞は7つを挙げています。

1 「技」を極める(オンリーワン)
2 「最」にこだわる(最高、最小、最軽量、最強)
3 先手必勝!(開発先行、特許戦略)
4 顧客志向に徹する(改善はもちろん世界にサービス拠点を置く)
5 世界を見据える
6 +αで差をつける
7 M&A・提携で飛躍する

同著には世界No.1シェアを獲っている企業がずらり。確かに、日本の技術にはすばらしいものが多い。

しかし、すごい技術にすごい値段をつけている企業が多いのも確か。売れればいいが、多くの企業はそう簡単には売れなくて嘆いている。

日本企業が苦戦している理由は、かなり単純化すると、日本企業は高い品質の製品を高く売り、中韓企業はそこそこの製品を安く売り、世界の消費者やバイヤーの多くは後者を選んでいるだけのこと。

同著に掲載されている企業の製品は、その点、価格と品質のバランスが結果的にとれているということだ。

日本の「技術崇拝」もそろそろ注意が必要ではないか。あらゆるモノには値段がある。

ビジネスモデルを考える上で有用なフレーム

ビジネスモデル・ジェネレーション ビジネスモデル設計書
ビジネスモデル・ジェネレーション ビジネスモデル設計書

以前、青ちゃんに薦められた。最近、丹ちゃんに薦められた。読了。

ビジネスモデルを考える上で有用なフレームだと思う。こういうものは、フレームがなくても自然と考えられる人とそうでない人がいるので、私のような「そうでない人」にとって大変便利。

ミャンマー、バングラデシュも登場

日本人だからできるアジアビジネス成功術
日本人だからできるアジアビジネス成功術

先日紹介した「日本人が成功すんなら、アジアなんじゃねぇの?」の第2弾。

私が今一番興味のあるミャンマー、バングラデシュ、そしてマレーシア、カンボジアも登場し、最近海外への興味を失いつつある日本の若い人をアジテートする良い作り。

改めて、体系的な現地事情を期待してはいけない。感性とエンターテイメント性のある面白い本だ。おススメ。

アジアでゼロから始めて成功するには?

日本人が成功すんなら、アジアなんじゃねぇの? 起業に役立つ現地情報&稼げるノウハウ!
日本人が成功すんなら、アジアなんじゃねぇの? 起業に役立つ現地情報&稼げるノウハウ!

同書に体系的な現地情報やノウハウを期待してはいけない。が、本の作り方が面白い。アジア各国で成功している日本人の考え方に触れられる、軽い読み物として実に良く出来ている。

対象先は、タイ、ベトナム、シンガポール、カンボジア、香港、インドネシアなど、現地のインタビュー対象者も愉快な人を選んでいる。

思い切りぶっちゃけた感じで、海外に行く心理的ハードルを下げることに成功していると思う。

いかに外国の法令を調べるか? 

アクセスガイド外国法
アクセスガイド外国法

最近、外国法関連のレファレンス系書籍の紹介を続けていますが、これが一番。各国の基本的な情報源と基礎的な法体系が紹介されています。

日本人はもっと多様な生き方をしていいんじゃないか

旅に出よう―世界にはいろんな生き方があふれてる
旅に出よう―世界にはいろんな生き方があふれてる

若い夫婦が自由に5年間海外で旅をしながら暮らしてみました!というジュニア向けのユニークな本。旅に出たくなること請け合いだ。

西豪州、インドネシア・レンバタ島、ミャンマー・タイ国境地帯、中国・昆明、上海、イラン、スイスで出会った人々を通じて、都度感じたこと考えたことをわかりやすく書いている。

改めて、世界の人々の暮らしは思った以上に多様だ。日本でいう「普通の生き方」は、そんな色んな生き方に比べて、全然「普通」ではないということ、さらに何より、お金がなくても5年間世界を旅することができると実証してみせているところがこの本の一番の魅力だと思う。

日本人はもっと自由に多様な生き方をしていいんじゃないか。そう背中を押してくれる。

博士号に負けない知的生産方法を

社会科学系のための「優秀論文」作成術―プロの学術論文から卒論まで
社会科学系のための「優秀論文」作成術―プロの学術論文から卒論まで

学問の世界はテキストだけで読者を説得する。その「型」というものを身につけておけば、ビジネスの世界でもきっと役に立つのではないか。

これから博士号を狙うわけではない。ただ、博士課程に相当するぐらいの知的生産・表現方法を身につけておかないと、国内であれ海外であれ、どんなプロジェクトに関わるにせよ、今後社会に付加価値を産み出せないかもしれないと急に思い立った。

学問の世界は不思議な世界で、特に文系の世界では、これだけ沢山の先生がいるのに、議論の組み立て方を鳥瞰図的に丁寧に教えてくれる書籍は非常に少ない。考えられる理由は4つ。

・良くわかっているが、教える(書く)時間がない
・良くわかっているが、教える技術がない
・良くわかっているが、教えたくない
・そもそもあまり良くわかっていない、自分の中で体系化されていない

自分の研究で忙しいのもあると思うが、意外に大学の先生方もここまで議論の組み立て方を体系化(抽象化)できないのが実情でないかと思う。その意味で、同書は非常にユニークな貢献をしている。第1~4章がいい。

世界にはあなたを待っている場所が沢山ある

いつかは行きたい 一生に一度だけの旅 BEST500 [コンパクト版]
いつかは行きたい 一生に一度だけの旅 BEST500 [コンパクト版]

この連休、一服の清涼剤として読んでいます。世界にはこんなに美しい場所がこれほど沢山あるのか・・・と見ているだけで幸せな気分に浸れます。自信を持っておススメします。

強欲かもしれないが、一度きりの人生、ここに紹介されている場所全部、回りたいもの。まずは、いくらカネと時間が必要なのか、見積もる必要アリ w

いかに外国の法令を調べるか?

リーガル・リサーチ第4版
リーガル・リサーチ第4版

435ページのマニアックな本ながら、まず日本の法令の種類・効力・制定から公布・改正や停止等も概要がわかり、外国の法令・判例・議会資料についても情報源に関する説明があって、海外制度調査には有用です。

それは本当に解くべき問題なのか?

イシューからはじめよ―知的生産の「シンプルな本質」
イシューからはじめよ―知的生産の「シンプルな本質」

刺さる言葉をザクザクもらった・・耳が痛い

・問題に直面すると「まず、解くべきだ」と考えてしまいがちだが、最初にすべきことは、それが「本当に解くべき問題なのか」を正しく見極めること

・仕事では、意味のないことを断ち切ることこそ大切

・「考える」と「悩む」は違う
・「悩む」とは「答えが出ない」前提で「考えるフリ」をすること
・「考える」とは「答えが出る」前提で、建設的に考えを組み立てること
・この2つは、似ているようで全然違う
・ビジネスや研究では、あくまでも「考える」こと
・「答えが出る」という前提に立って「悩まない」というのが、仕事で最も大事にすべき信念
・悩んでいるヒマがあれば考えよ

・「知れば知るほど知恵がわく」のでなく「知りすぎるとバカになる」と考えるべき
・「一つ一つを速くやる」より「やることを削る」ことにこだわるべき

・プロにとってバリューのある仕事とは何か?
・バリューは、「この問題に答えを出す必要性の高さ」(問題の重要度)、「どこまで明確に答えを出せるかの度合い」によって決まる
・多くの人は「解=答えの質」だけが仕事のバリューを決めると思っている

・仮説を立てて、それを「問い」として言葉に落とすこと、また、その問いは、きっちりと答えを出せるものであるべき。世の中には、いくら考えても答えの出ない問題はいくらでもある。注意が必要

以上で十分。メモとして・・・

同じものを売ってどうして他の人とそんなに違うんだろう?

買わねぐていいんだ。
買わねぐていいんだ。

JR東日本新幹線車内販売員(新幹線アテンダント)は合計1300名。その中で売上ナンバーワンの女性が書いた本。

同じものを売ってどうして他の人とそんなに違うんだろう?

性格が明るくて美人、それでいてかなり強い山形弁。このギャップに乗客は魅せられるのだろうか・・・

確かに、この点も大きい。つかみもいいし、有利なことは間違いない。

でも、これが決め手ではない。

他の人と大きく違うのは、圧倒的なお客様視点で働いていること、色んな情報を提供していること、感情を移入して接客していること。これがスバ抜けていると思う。加えて、色んな工夫を積み重ねている。

読んでいて、ついポロリともらい泣きしてしまう箇所あり。一度新幹線でお目にかかりたい。

「Webディレクション標準スキル152」に執筆参加しました


「Webディレクション標準スキル152」(アスキーメディアワークス・角川グループパブリッシング)

近日(3月16日頃から)書店にて発売!

下記5つのトピックについて私やうちの社員が執筆しました!\(^o^)/

・グローバルWebサイトの企画
・海外向けECサイトの企画
・グローバルWebサイトの設計
・国ごとで大きく異なる海外SEO/SEM事情
・ディレクターが押さえておきたい世界のWebトレンド

よかったら読んで下さい。

「もしフリ」って何?

「もしドラ」の後は「もしフリ」だと言われ、何のことかわからなかったが、フリードマンのこの本を指しているらしい(笑) 早速読んでみた。

もし小泉進次郎がフリードマンの『資本主義と自由』を読んだら
もし小泉進次郎がフリードマンの『資本主義と自由』を読んだら

ミルトン・フリードマンは著書『資本主義と自由』において、政府が行うべきではない政策、もし現在政府が行っているなら廃止すべき、下記の14の政策を主張。

1. 農産物の買い取り保障価格制度。
2. 輸入関税または輸出制限。
3. 商品やサービスの産出規制。
4. 物価や賃金に対する規制・統制。
5. 法定の最低賃金や上限価格の設定。
6. 産業や銀行に対する詳細な規制。
7. 通信や放送に関する規制。
8. 社会保障制度や福祉。
9. 事業・職業に対する免許制度。
10. 公営住宅および住宅建設の補助金制度。
11. 平時の徴兵制。
12. 国立公園。
13. 営利目的の郵便事業の禁止。
14. 国や自治体が保有・経営する有料道路。

検討価値あり。自分用のメモとして・・・

貿易の勉強中・・・

銀行員時代、外国為替課で信用状、船積書類などのチェックをしていた頃がなつかしい。あの頃は、貿易に対するリアル感を持たずに書類とだけ格闘してた。当時の俺、浅いね~(爆)

最近、モノが動くプロジェクトが増えてきた。必要になって勉強するのが一番効率がいい。

初めてでもよくわかる 輸入ビジネスの始め方・儲け方
初めてでもよくわかる 輸入ビジネスの始め方・儲け方

貿易ビジネスの基本と常識
貿易ビジネスの基本と常識

を読了。同じ著者だと後で知ったが(笑)、上記の順番で読むのをおススメします。

手塚治虫さんの働きぶり、尋常じゃない

ブラック・ジャック創作秘話~手塚治虫の仕事場から~
ブラック・ジャック創作秘話~手塚治虫の仕事場から~

築地王・小関さんから勧められて読了。「このマンガがすごい、2011年第1位」の帯通り、すごかった。こんなに働く人、見たことがない。周りも大変。門下生から偉大な作家が沢山生まれた。

週刊連載8本を捌いていく・・・って、きっと自分で自分を追い込み、その中で生まれるギリギリのプレッシャーこそが手塚さんにとって創造力の源なんだろう。少し同じタイプかも。私も追い込まないと駄目だな。

飛行機に乗れないからといって目的地に行くこと自体を諦めるな


君と会えたから・・・

ハルカとの出会いがヨウスケの人生をガラリと変えるストーリー。

人の命ははかない。どんな人も必ず死ぬ。死後に残るものは、得たものではなく与えたものだということがよくわかる。万人に薦めたい。

涙なしで読めません。読んで良かった。お気に入りの言葉を以下自分用にメモしておく。まず前半・・・

決して冷めない狂おしいほどの情熱を持って行動を繰り返せ

人間は未来のことを考えるときに、
うまくいったらこうなるということ以外に、うまくいかなかったらどうしよう、
それどころか、どうせうまくいくはずがないといったことも一緒に考えてから、
自分のやるべきことを決めてしまう。
大きな夢を抱けば抱くほど、そうだ。
そうしてうまくいく確率の方が低いと決めつけ、夢に向けて行動を続けることを、
宝くじと同等の非常に確率の低いものに投資する行為と見なしてしまう。
そして結局、夢へ向けての行動を取ろうとしない。

しかし、それは間違っている。
もしすべてうまくいくとしたら、
絶対に欲しい物が手に入ると約束されているとしたら、
あなたは、何を目標とし、それに向けて何をしますか?
あなたは知っていますか?あなたにはそれが約束されていることを。

すべてがうまくいくとしたら、絶対に欲しい物が手に入るとしたら、
と考えたときに出てくるものこそが、
あなたの本当にしたいことであり、必ず達成できるゴールだ。
むろん夢を抱くだけでは、どんなに強く思っていても達成などできない。
大切なのは行動だ。
もちろんとてつもなく大きな夢を三日で達成するのは難しいだろう。
大きな夢ならそれを達成するために必要な時間もまた多くなる。
しかし、手に入らないものではない。

私たちの未来の夢は、絶対に手に入ると狂おしいほどに信じて
それに向けて情熱を絶やさず行動を繰り返す限り、
それがどんなに大きな夢であっても、
必ず達成されることが約束されている約束の地であり、
それを確率の低いものに変えてしまっているのは、
冷静な分析と称して行動することもなく
頭の中で繰り返される消極的な発想にほかならない。

その他、後半で考えさせられた言葉、共感する言葉を・・

・欲しい物を手に入れるためにお金を払っているのではない。それに、携わった人に「ありがとう」を届けているのだ。

・お金を儲けるということは「ありがとう」を集めるということだ。

・今の自分の中には外に漏れるくらい明るい光が煌々と灯っているか

・職業というのは夢を実現するための一つの手段であることを忘れてはいけないし、それがだめだからといってすべてがだめということではない。

・飛行機に乗れないからといって目的地に行くこと自体を諦めるな!

・昨日までできなかったことを理由に自分は一生それができない人間だと決めつけてしまう。昨日までできなかったという事実が今日もできないっていう理由になんかならない。人間は日々成長して変わってるんだから。

・人間が幸せに生きるために何が必要だと思う?
多くの人はお金だというかもしれないね。でもそうではないんだ。
大切なのはどんな状況であっても幸せに生きられる強さと賢さを持つことなんだよ。
お金があるから幸せに生きられるという生き方ではなく、
自分の人生に必要なものは、それがお金であれ、なんであれ、
自分で創り出すだけの強さと賢さを持った人間になること。
周囲の価値観に流されるのではなく、自分のやりたいことをやって生きていく強い人間に、
そして、どんなときだって明るく前向きで、周囲の人に優しくしてあげられる、
優しく、強い人間になることが必要なんだよ。

よろしければおススメします。

スズキが海外で学んだこと 2

スズキが海外事業で最も手痛い目にあったのが、サンタナ・モーターというスペインの会社に資本参加し子会社化した時のこと。

当時のスペインはまるで社会主義国家で、労働者はのんびりし、法律で保護された彼らを簡単に解雇できなかった。労働組合も非協力的で、数十億円の赤字が出ているのに、合理化提案をしても振り向きもしてくれない。

結局、サンタナ向けの売掛債権等を償却し、100億円近い損金処理をして撤退したという。高すぎる授業料だ。鈴木社長がスペイン撤退から学んだことは二つ。

まず、会社は一から自分で作り上げた方が良い結果が出るという教訓。企業には独自の文化があり、経営主体が変わったからといって体質は簡単には変わらない。それが外国企業ならなおさら。だからスズキは金輪際、外国企業を買収しないらしい。

もう一つは、手離れの悪さが事態を悪化させるということ。サンタナは資本参加した当初から経営状態は良好とは言えず、利益はあまり出なかった。かといって、徹底する踏ん切りもつかず、少しでも取り戻そうと色々と手を打った。早めに見切りをつけた方がよかったと。

「できることをしてそれでもだめなら撤退」という割り切った心構えが経営者には不可欠である、と述べている。メモとして・・・

俺は、中小企業のおやじ
俺は、中小企業のおやじ