早稲田大学野球部創設者・初代部長、衆議院議員でもあった安部磯雄さん。日露戦争の最中、ロシアの文豪トルストイに手紙を出したら、返事が来た(笑)という面白い人だ。彼の語録は耳が痛い。
如何なる地位に在る人でも報酬を受けて働きつつあるものは報酬以上の働をなすといふ覚悟がなくてはならぬ
他人の時間を浪費するのは金を盗むのと同罪
日本人よ、気力を持て!気力を失うな!
金が足らんのではない、知力が足らんのではない、足らんのは「ようし、いっちょうやってやろう」という気力だけ。それもなくて出さないのではない、出せるのを出さんでいる。
政治家なんぞは誰でもうまく行くものはうまくいく、総理大臣なんかもだれでもよい、政府がどうの、政治家がどうのというのも実は国民全体の気力が充実していない証拠。
しっかりした気力に生きるならば、人間が多ければ多いほどそれが大きな力になって働く。
というの松永安左ヱ門翁の言葉を複雑な思いで改めてメモしておく。
「電力の鬼」と呼ばれ、東京電力の生みの親でもある彼が生きていたら、今日の状況を何と言うだろう?
ペルシャ文学史上最大の神秘詩人・ルーミー(Mawlānā Jalāl-ad-Dīn Muhammad al-Balkhī Rūmī)の詩。
私は、ほとんど狂気の淵に立って、
理由を求めてドアをたたき続けた。
あるとき、それが開いた。
私は、ドアの内側から、
たたき続けていたのである。
必死に自分とは何かを探求したら、あるときドアが開いた。そしたら自分自身がドアの内側にいた・・・という内容の詩。深い。いたく感じ入った次第。
呻吟語を遺した呂坤(りょこん)。判断を下す際の重要な行動指針「四要」とは
1. 絶好の期には思い切って断行せよ。優柔不断であってはならない。
2. 信念は貫け。途中でくじけるな。
3. いかに急を要するときでも思慮深く沈着であれ。軽々しくやるな。
4. 不測の事態には、素早く問題を把握して機敏に対処せよ。ぐずぐずするな。
誕生日を迎えました。メッセージをいただいた皆さん、心から感謝です!
月並みなことは言いたくありませんが、四捨五入したくない歳になり、その事実を認めたくない自分がいます(笑)
サミュエル・ウルマン曰く、
青春とは、人生のある期間を言うのではなく、心の様相を言うのだ
・・・・・・・中略・・・・・・・
人は信念と共に若く 疑惑と共に老ゆる
人は自信と共に若く 恐怖と共に老ゆる
希望ある限り若く 失望と共に老い朽ちる
・・と、青春の詩を思い出すところが若くないと思いながらも、それでも改めてウルマンさんの詩の通りだと思う。
要は、歳なんてどうだっていい(爆) とメラメラする自分がいることを確認できたことに、この誕生日の意義を感じるのだ。
大学の先輩・福地さん、町田さん、守安さんに香港食堂でお祝いしていただきました。ご馳走様でした! 有難いです(涙)
He/She is the ‘salt of the earth’. という英語表現がある。何だろう?と思って調べたら、聖書の言葉からだ。
「派手ではないけど地道に努力し、人々の役に立とうとする人」のこと。いい言葉だ。
今日は幕末の橋本左内先生のご逝去日。毎年10月7日には、現在でも左内公園(福井市左内町)で多くの市民が参列して墓前祭が行われています。
私が幼い頃この左内公園そばの西光寺保育所に通っていたこと、橋本先生の恩師でもあり福井随一の儒学者・吉田東篁先生の墓に私の先祖の墓が近いこと、事業を始めたのが橋本先生の学んだ大阪・適塾近くということもあり、私にとって橋本左内先生は特別な偉人になっています。
さて、改めて、幕末好きの方には釈迦に説法かと思いますが、橋本左内先生とは安政の大獄(1859年)で刑死した越前藩の志士です。
日英同盟、国際連盟設立の50~60年前に、「いずれ世界には国際連盟のようなものができる。その中心になるのは英か露。厳しい国際社会を日本が生き抜くには、開国をして、どちらかの国といずれ同盟を結ばねばならない」という当時としては卓越した見識の下、松平春嶽公とともに開国に向けて駆け抜けた生涯でした。
西郷隆盛をして7歳年下の先生を「友として最も尊敬する」と言わしめ、緒方洪庵をして「橋本はいつかわが適塾の名前を高めるであろう」と絶賛、川路聖謨をして「一生の間多くの人に会ったが、これほど優れた人物はまだ見たことがない」、水野筑前守をして「橋本左内を殺したことで、幕府は滅んだのだ」と言わしめた幕末の横綱級ヒーローだと思っています(笑)。
今日は、先生が少年の頃に書き留めた「啓発録」をお薦めします。
内容は
・「幼稚な心を捨てる」
・「気を奮い起こす」
・「志を立てる」
・「優れた人々の善事善行にならう」
・「友達をえらぶ」
の五か条からなっていて、少年の気高い志を感じます。
さらに、「学」の本当の意味とは、家庭や学校や職場で、周囲の人々に真心と愛情をもって付き合い、自分のしなければならない仕事には誠実に立ち向かって、全力を尽くす気構えを持つことだと。
はたして私はできているだろうか・・・命日を迎え、改めて先生の純真な志を刻んでおきたいと思います。
住友銀行(現三井住友銀行)の名誉会長だった故堀田庄三さん(1899~1990・愛知県出身)は、新入社員のとき、1年間ずっと封筒の宛名書きばかりさせられたという。それを振り返って晩年、
「この仕事によって、私は重要な顧客先を全部覚えることができた。それが自分の財産となった。」
と語っている。「小さな仕事」に見えても、その仕事から引き出す意義は、それを行う人によって「大きな仕事」になるのだ。
写真および人物参考: http://www.kigyoka.jp/exh/ent/block1.html
野球では日本で200番目に実力がある人はプロで食べられない。ゴルフなら200番目に実力があってもトーナメントに出場できない。
しかし、ビジネスの世界では、100万人200万人目の人でさえプロとしてお金を稼ぐ。
そんな世界で成功できないとしたら、相当にだらしないビジネスマンだ! (西田文郎)