韓国の大統領支持率は、上がるのも速いが、下がるのも速い

韓国の李在明大統領の支持率が、就任以来の最低水準に沈んでいる。

一年前は六割を超える支持を集めていた。それが崩れ始めたのは、今年六月の統一地方選から。ソウルの一部の投票所で投票用紙が足りなくなり、投票が中断した。選管の委員長は辞任に追い込まれた。その後、支持率はついに三割台へ。

支持率を下げる理由の筆頭は、不動産。これは、韓国政治の持病みたいなもので、前々任の文政権も、住宅価格の高騰で支持を削られた。政権が左右どちらであっても、ソウルの不動産は大統領の通信簿になる。住まいの値段は、あらゆる人の暮らしに直結し、しかも政府の思いどおりには動かない。

もう一つ、この国の大統領支持率は、上がるのも速いが、下がるのも速い。熱狂と幻滅の周期が、日本よりずっと短い。街頭に人が集まるのも早く、散るのも早い。それは政治への関心の高さでもあり、同時に、誰が大統領になっても持ちこたえにくい構造でもあるのだろう。

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